水辺を身近に

ウーパールーパーの飼い方!必要な設備や餌など!

ウーパールーパーは特別な生き物だと思われていますが、実のところ金魚を飼うのとほぼ同じ飼育設備。

器具も餌も特殊なものは必要なく、今ではホームセンターのペットコーナーでも揃えれるくらいです。

そんなウーパールーパーの飼い方を説明します。

スポンサー

飼育に必要な設備

単独飼育のウーパールーパーウーパールーパーの飼育に必要な装備は金魚を飼育するものとほぼ同じで、特別なアイテムはありません。

まず必要なのは「水槽」、「フィルター(ぶくぶく)」、「カルキ抜き」の3つのみです。

水槽

GEXの金魚水槽セットS

小さいウーパールーパーは何でも良いと言えばそうなのですが、小さい水槽だと昼と夜の温度変化が急なので子ウパの体力を奪ってしまいます。

なのである程度大きい30cmぐらいの水槽が失敗せずオススメ

ウーパールーパーは大きくなると23cm~27cmに成長しますので、最終的には45cmぐらいの水槽サイズが必要になってきます。

将来を考えて初めから45cm水槽にしておくのがオススメではありますが、やはり最初からデカい水槽を構えるのもアレなのでそのへんは好みですね。

水槽の置き場所

水槽の設置場所は直射日光が当たらない所、振動があまり無い所に置きましょう

直射日光があたってしまうと想像以上に水温が上昇し、茹で上がってしまいます。

床の上などもNG。
人が歩くたびに振動が伝わってしまいウーパールーパーが怯えてしまいます。

詳しく!ウーパールーパーに最適な水槽サイズは?複数飼育時の大きさなど。

フィルター(ぶくぶく)

投げ込み式フィルター

投げ込み式フィルター

フィルターやぶくぶくは水を循環させて綺麗に保つアイテムです。

なくても良いといえば良いのですが、その場合は毎日レベルで換水する必要があるため非常に手間。

小さなウーパールーパーにはどのようなフィルターでも構いませんので設置しましょう。

初心者には水槽のフチに掛けて使用する「外掛け式」と言われるタイプが安くて取扱いしやすいのでオススメです。

投げ込み式と言われるフィルターやスポンジフィルターも良いでしょう。

大きくなってくると水を多く汚すようになってくるので「上部式」、「外部式」と言われるフィルターが適しています。

テトラVX-75のパッケージ大きなウーパールーパーは強力なフィルターがオススメ

詳しく!ウーパールーパーに適したフィルターは?必要性や種類、オススメなど

カルキ抜き

カルキ抜き

水道水にはカルキ(塩素)と呼ばれる消毒用物質が入っていますが、これがウーパールーパーのエラにダメージを与えてしまい最悪死に至る程の毒性があります。

水道水は魚用の「カルキ抜き」を使ってカルキを除去した上で使用する必要があります。

色々売られていますが、カルキを除去できれば機能に差異はありません。

砂利は無くても良い

ブラックカラーのウーパールーパー

砂利は小さなウーパールーパーには不要です。

砂利は水を綺麗に保つ作用とストレスを軽減するメリットがありますが、間違って食べてしまうリスクもあるので最初は敷かないのがオススメ。

ただ成長すると誤飲のリスクは下がりますので、大きくなってきたらポイントを抑えた上で砂利を敷くのが良いでしょう。

詳しく!ウーパールーパーには底床(砂、砂利)を入れるべき?

「照明」はオススメアイテム

薄型のLED照明

必須ではありませんが水槽用照明は買っておくのがオススメ。

やっぱり見た目が可愛いから飼育しているので、ちゃんと鑑賞できるようにはしておきたいですよね。

無くても可愛いのですが、ライトアップされることにより可愛いさが引き立ちます

立ったウーパールーパー照明ナシ。野暮ったい。
はまったウーパールーパー照明アリ。カメラ写りも良くなる。

隠れ家

ウーパールーパー2匹と土管

これもまた必須ではありませんが、土管などの隠れ家は入れておくと良いです。

隠れられることはもちろんのこと強すぎる水流を避けたりできるので、ストレスを軽減することができます。

口の広い「土管」など入りやすいタイプがオススメです。

小さいウパについては設備で失敗することはあんまり無いヨ!
ただ温度変化には弱いのである程度の水槽サイズ(30cmくらい)は用意してネ!
ロボうぱ

餌について

ウーパールーパーは本来、虫や小エビ、小魚などを食べていますが、与えられる餌としては「人工飼料」と「冷凍アカムシ」がよく使われています。

人工飼料(ウーパールーパー専用エサ)

ひかりウーパールーパー

人工飼料は小エビや魚の肉、でんぷんなどを練って固め、乾燥させたタイプのエサで、ウーパールーパーのエサとして売られているモノです。

常温で保存できフタを空けて粒を与えるだけなので、多くの人が人工飼料でウーパールーパーを飼育しています。

ただ嗜好性が悪く食べようとしない子も多い上に、ウーパールーパーによってはお腹で膨らんでプカプカ病という怖い病気になってしまうこともあり、体力の低い子ウパには相性が悪いエサです。

個人的には次に紹介する「冷凍アカムシ」が一番オススメではあります。

関連ウーパールーパーのぷかぷか病について。原因や治し方。

冷凍アカムシ

冷凍赤虫

冷凍アカムシ」は蚊の仲間である「ユスリカ」の幼虫を冷凍したものです。

ウーパールーパーはアカムシが大好物。

よく食べる上に栄養価も高いメリットがあり、小さいウーパールーパーには大定番のエサです。

冷凍アカムシは熱帯魚を取り扱っているお店で入手可能です(数百円ほど)。

冷凍庫に保管する必要がありますので、ご家庭で揉めないよう注意して下さい。

虫と聞くと聞こえは悪いのですが、冷凍で死んでますし赤いヒモやソバみたいなもんなのであまり気にならないと思います。

エサの与え方

餌を食べるゴールデンのウーパールーパーたくさん与えても良いが残した分は必ず取り除く(冷凍アカムシ)

小さなウーパールーパーには1日1回与えましょう。

大人に近づくにつれ成長に必要なエネルギーを必要としなくなるため、成長に従い数日間隔でも特に問題はありません。
(が、普通は1日1回与えるのが良いと思います)

1回で与えるエサの量は食べ残さない程度です。

30分~1時間後、食べ残しているようであれば水の汚れを防ぐためにスポイトや魚用のネットなどで取り除きます。

関連ウーパールーパーの餌と与え方。適切な頻度と量など。

冷凍アカムシを1日1回たらふく食わせればOK!
残したエサは取り除いてネ!
ロボうぱ
ウパみ
人工飼料じゃ飼えないの??
飼えないコトはないけど子ウパとは相性が悪く失敗する可能性は高いネ!
失敗している人は人工飼料だけを与えていたケースが多いから、失敗したくないなら冷凍アカムシがやっぱりオススメ!
ロボうぱ

水換え

水換えバケツとホース

水が透明でもフンや尿などで目に見えない汚れが少しずつ溜まっていきます

放置しておくとウーパールーパーが弱ってしまいますので、定期的な換水を行って水を綺麗に保ちましょう。

目安は1週間に1回ぐらい。

水槽サイズとウーパールーパーの大きさなどによって必要な水換え頻度は変わってくるので、小さな水槽だと数日に一度換水したほうが良いこともあります。

逆に水槽サイズに対してウーパールーパーが小さい場合は2週間に一度でも構いません。

20cm水槽 45cm水槽
小ウパ
(8cm未満)
1週間に1回 2週間に1回
中ウパ
(15cm未満)
3~4日に1回 1~2週間に1回
大ウパ
(15cm以上)
1週間に1回

上記の表は、あくまでウーパールーパーの大きさに対して適正なフィルターを選んだ場合です。

大きいウーパールーパーに対して小さなフィルターを設置する場合やフィルターを設置しない場合はこの限りではありません。

一度に換える量は半分程度

排水が終了

全て換水すると環境変化によるストレスがかかってしまうため全体の一部を交換します。

一度に換える量は全体の1/2程度が目安。

また夏や冬は水道水と飼育水の温度が大きく異なる場合があり、その場合は温度を合わせてから使用するようにしましょう。

もちろんカルキ抜きも忘れずに

詳しく!ウーパールーパーの水換えについて。適切な頻度とやり方

「汚れ」は水に溶けて見えないんダ!
透明でも定期的に水換えしないとウーパールーパーを苦しめちゃうから気をつけてネ!
ロボうぱ

飼育のポイント

上記に加えてウーパールーパーの飼育を失敗しないため、抑えておきたい飼育ポイントを解説していきます。

エサは食べ残さない量を

餌の臭いを嗅ぐウーパールーパー

一番水質が悪化するのはフンではなく、実はエサの食べ残しの方。

食べ残したエサを放置しておくと水が急激に汚れウーパールーパーの体力を奪い、最悪死に繋がることも

エサは与えすぎても良いのですが、食べ残しは必ず取り除くことを徹底しましょう。

基本的には食べ残さない程度にやや控えめに与えるのがオススメです。

小さい頃は冷凍アカムシを

餌を食べるゴールデンのウーパールーパー

ウーパールーパーのエサとして売られている人工飼料ではなく、大きくなるまでは冷凍アカムシで育てましょう

人工飼料は子ウパの栄養としてはあまり相応しくなく、大きくなるスピードも遅くなります。

その上ウーパールーパーの個体によってはお腹の中で膨らんで、食欲不振・体力低下を引き起こす「ぷらぷか病 」を引き起こすことも。
(もちろん問題ない子も多いですが、その問題ない子であるという保証が無い)

冷凍アカムシはぷかぷか病にもかかりづらく、栄養価も高く、嗜好性バツグンでよく食べるので子ウパには相性が良いのです。

体を作る時期に栄養あるエサをしっかり食べさせることにより、その後病気にかかる可能性も低くなります。

夏場は注意

デジタル式水温計

ウーパールーパーの生息地は一番寒い時で5度、一番暑い時で26度と、ヒンヤリした地域に生息しています。

そのため冬場はヒーターが必要ないのですが、夏の高水温に弱く26度を超えると暑さで弱ってしまいます

夏場は熱帯魚用のファン・クーラーを利用して温度を下げたり、エアーレーション(ぶくぶく)により酸素を多くして過ごしやすくして乗り切りましょう。

水槽の温度をチェックするために水温計は設置しておきたいところです。

この点でも冷凍アカムシで早く体力をつけさせることが望ましいですね。

関連ウーパールーパーに適正な水温と夏場の高水温対策

単独飼育が基本

腕が他のウーパールーパーに食いつかれた瞬間

ウーパールーパーは目の前で動いたものを反射的に食らいつく性質があります。

そのため1つの水槽に複数匹入れると手足やエラをかじられ、共食いが発生する危険があります。

大きくなってくると鼻を頼りにエサを探す性質が強くなり共食いする性質は低くなってきますが、事故が起こる確率は0にはなりません。

基本的には1水槽に1匹までで、少なくとも大人になるまでは1匹でじっくり育てましょう。

関連ウーパールーパーの複数飼いについて

洗剤や石鹸類は使わない

はまったウーパールーパー

絶対に洗剤や石鹸などで水槽や飼育器具を洗わないでください。

例え微量でもエラに致命傷を与え呼吸が出来ずに死んでしまいます

家庭にあるバケツやタライなどを水換え時に使用して、微量に残った石鹸や洗剤により死なせてしまった飼育者もいるほど。

水換えに使用する道具は分けておくのが無難です。

病気・ケガ

ウーパールーパーはとても丈夫なため正しく飼っていれば、病気になることはほぼありません。

念のため代表的な病気とケガを軽く紹介しておきます。

詳しく知りたい場合は「ウーパールーパーの病気・トラブル一覧 」をご覧ください。

ぷかぷか病

浮いたウーパールーパー

通常ウーパールーパーは水槽の底にたむろしていますが、水面にぷかぷか浮いたままになってしまうことがあります。

これは食べたものが腸で発酵してガスが発生するのが原因で、「ぷかぷか病」と言われる病気。

人工飼料を与えているとお腹の中で発酵しやすいためぷかぷか病につながることがあります。

人工飼料を食べても問題ない子も多いのですが、発酵しやすい体質のウーパールーパーだと要注意。
(これは人間の便秘とか下痢とかと同じですね)

浮いてもあまり傾かずにしっかり餌を食べているなら問題はありませんが、症状が重くなってくるとひっくり返ってエサを食べられないようになります。

「この子には良くないかも・・」と感じた場合は人工飼料を止めて冷凍アカムシなどに切り替えましょう

特に販売されている小さなウーパールーパーはエサを十分与えられずに体力が落ちているため、栄養のある冷凍アカムシがオススメです。

詳しく!ウーパールーパーのぷかぷか病について。原因や治し方。

水カビ病

ウーパールーパーの水カビ病

白い綿のようなものが体についている場合は「水カビ病」です。

ようは水が腐っていますので応急処置として全換水し、治るまでは換水頻度も倍にして下さい。

ウーパールーパーの排泄量に対し、設備のキャパシティを超えているのが原因です。

特にウーパールーパーが大きくなってくると外掛け式や投げ込み式などの小さなフィルターでは対応できなくなってくるので、上部式または外部式フィルターなどを使用する必要があります。

関連ウーパールーパーに白い綿がつく水カビ病の治療と対策

ケガ

再生中のウーパールーパーの手

他のウーパールーパーにかじられてエラや手足をかじられてしまうことがあります。

ウーパールーパーは足やエラなどがなくなっても再生する能力を持っていますので、栄養価の高い冷凍アカムシを与えて再生を促進しましょう。

ただし元々悪い環境で飼育していると傷口から水カビ病などに感染するため、日ごろから正しい飼育環境で飼うことが大切です。

ウーパールーパーは1水槽に1匹まではモチロンのこと、尖った岩やアクセサリーは驚いた拍子に怪我の原因になりますので避けましょう。

詳しく!ウーパールーパーのケガの治療について。再生にかかる時間など

その他病気やケガに関しては以下の記事で詳しくまとめていますので興味があれば読んでみてください。

関連ウーパールーパーの病気・トラブル一覧

まとめ、おわりに

リューシスティックのウーパールーパー

ウーパールーパーの飼い方について箇条書きでまとめます。

  • 飼育に必要なアイテムは「水槽」、「フィルター」、「カルキ抜き」
  • 必要な水槽サイズは30cm~45cm。成長に合わせて水槽を大きくしても良いが、ずっと使える45cmがオススメ
  • 水道水にはカルキ(毒)が含まれているのでカルキ抜きしたものを使う
  • エサは冷凍アカムシまたは人工飼料を1日1回、食べ残さない量を与える。残したら必ず取り除く。
  • 水を綺麗に保つため3~7日に一度、半分の量を水換えする
  • 高水温に弱いので夏場は熱帯魚用のファンやエアーレーション(ぶくぶく)を設置する

ウーパールーパーは特別な生き物と思われがちですが、正直なところ金魚と飼い方が同じ

いくつかの注意点に気を付ければ飼うこと自体は簡単です。

飼い方についてより詳しく知りたい場合は「ウーパールーパーの飼い方 記事一覧」をご覧ください。

エサや飼育用品、フィルターなどについて詳しく書いた記事がありますので、より良い飼育に役立つハズです!(=゚ω゚)ノ

スポンサーリンク

関連記事

同じカテゴリーの記事

コメント

投稿いただいたコメントは本サイト及び関連メディア等で掲載される場合があります。あらかじめご了承下さい。またスパム対応のためすぐには反映されません。

全カテゴリー

書いてる人

犬水ジュン

自然派インドア。

いろんな生き物で培った実経験を元にアレコレ書いてます。

ネット上によくある「飼育素人のプロライターがネット上の情報を集めてそれっぽく書いた記事」ではなく、実経験を元にした記事がウリです。

ヨロシクネ!!