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硝酸塩濃度測定キットのススメ!飼育できるサンゴや適切な水換えタイミングが分かる!

硝酸塩濃度測定キット

硝酸塩濃度を測定するのことはとても重要で、硝酸塩は魚の入れれる数や飼育できるサンゴに直結します。

測定キットってなんだか敷居が高そうと思われがちですが、硝酸塩濃度が分かることによって様々なメリットがあります。

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硝酸塩濃度が分かればできること

硝酸塩濃度が分かれば飼育に関して役立つことが多くあります。

飼育できるサンゴ(と魚)が分かる

トランペットコーラル水槽で飼育できるサンゴがある程度分かります。

サンゴを飼育するためには綺麗な水が必要ですが、その指標となるのが硝酸塩濃度です。

勿論硝酸塩濃度だけでなく水流や照明も必要ですが、結局は硝酸塩濃度がある程度ラインを超えていないと意味がありません。

どれくらいの硝酸塩濃度で飼育ができるかを例に示します。

硝酸塩濃度 飼育できるサンゴと海水魚
50ppm未満 汚れに強い海水魚(ハタタテハゼ、ハタタテネジリンボウ、ブレニー類)
30ppm未満 マメスナギンチャク、スターポリプ、ウミキノコ、ディスクコーラル、一般的な海水魚(クマノミやヤッコ類)、など
20ppm ナグラトサカ、バブルコーラル、トランペットコーラル、ハナガササンゴ、など
10ppm未満 ウミアザミ、チヂミトサカ、ウスコモンサンゴ、ナガレハナサンゴ、ホンタコアシサンゴ、シャコガイの仲間など
1~2ppm未満 ミドリイシ類

硝酸塩濃度を測定することによってサンゴが飼育可能かどうかの目安にすることができ、また現在の飼育環境が適切かどうかをチェックすることができます。

水換えのタイミングが分かる

水が入ったバケツフンや食べ残しによって硝酸塩は蓄積されていきます。

先述した表に記載しましたが、魚やサンゴは許容できる硝酸塩濃度があり、そのラインを超えないように換水を行って硝酸塩濃度を下げることが水換えの役割です。

換水するタイミングは飼育環境にもよって前後するというのはこのためで、魚を少ない場合は硝酸塩濃度が溜まるスピードがゆっくりですし、逆に過密水槽であればより早く硝酸塩濃度が溜まってしまうため早めの換水が必要になります。

また水槽の大きさや設備でも硝酸塩濃度が上がるスピードが変わってくるため、飼育環境にあった換水タイミングというのがあります。

測定を行わないとおおよその感覚的なものしかないため、無駄に換水を行ってしまったり、必要なタイミングで換水を行わずに失敗してしまうことがあります。

硝酸塩濃度を測ることにより適切な換水のタイミングが分かり、魚の量や換水の頻度を調節することができます。

魚の許容量を超えていないか分かる

クダコンベとブラックオセラリスミドリイシの飼育や換水を行わないシステムは硝酸塩を溜まらせないのが重要なポイントになっています。

魚を入れるとフンの量が増えますが、設備が処理できるを超えてしまい硝酸が蓄積されていっていないかを確認することが重要です。

硝酸塩を測定し、増加傾向にあれば許容量を超えていますので魚の数を減らしたり、設備のスペックアップが必要です。

水槽が立ち上がったか確認できる

立ち上げ中の45cmキューブ水槽新しい水槽をセットした場合、水槽が立ち上がるまでは多く魚を入れることができません。

アンモニアを硝酸塩濃度に処理するバクテリアが繁茂していないためです。
バクテリアが繁茂する立ち上がるまでの期間はおおよそ1ヵ月とされており、その期間は待つ必要があります。

しかし硝酸塩濃度測定キットを使用することで硝酸塩を確認できるため、アンモニアを処理するバクテリアが繁茂したということをいち早く確認できます。

そのため1ヵ月という長い期間を待たず、魚を入れ始めることができます。

硝酸濃度測定キットについて

硝酸塩濃度の測定キットは思っているほどハードルの高い飼育用品ではありません。

値段・入手

レッドシーの硝酸/亜硝酸測定キット硝酸塩の測定キットはものにもよりますが3,000円ほどで入手が可能です。

また定番の飼育グッズであるため、ある程度の熱帯魚ショップや海水魚を取り扱っているところでは置いてあることがほとんどです。

試験紙と試験薬タイプのものがありますが、試験紙タイプは誤差や測定レンジが大きすぎるため試験薬タイプのものが良いでしょう。

使い方

硝酸塩測定キットは難しい操作無しに誰でも測定が可能です。

実際に「レッドシーの硝酸塩/亜硝酸塩テストキット」を使って測定してみます。
測定キットに含まれている「測定容器」、「測定用液」「測定用粉材2種」、「シリンジ」、「濃度読み取り用紙」を使います。

レッドシーの硝酸/亜硝酸測定キットの中身

付属のシリンジを用いて5mlの飼育水を測定容器に注ぎます。
測定容器に飼育水を注入している

測定材A(液体)を5滴、測定容器に垂らし、容器を閉めて10秒間振って混ぜ合わせます。
測定容器に測定用液を垂らしている
振られる測定容器

次は測定材B(粉材)を付属のスプーンですりきり1杯加え、容器を閉めて今度は60秒間振ります。
粉薬を投入される測定容器
振られる測定容器

60秒振り終わったら、次は測定材C(粉)を同様にすりきり1杯加えます。

粉を加えると発色しますので、10秒間振って溶かします。
振られる測定容器

振り終わったら9分間待ちます。
9分間を示すタイマー

9分間待つと気泡ができているので気泡を振り落として、読み取り用紙に置いて数値を読み取ります。
振られる測定容器
準備が終わった測定容器と濃度読み取り用紙

蓋を開いた状態で読み取り用紙において、上から見て一番近い色が測定結果です。
読み取り用紙を用いて5ppmが読み取れた測定

上記の画像の結果は「5ppm」になりました。

オススメの硝酸塩濃度測定キット

実際に私が使っていてオススメの硝酸塩濃度測定キットは先ほど測定に使った「レッドシーの硝酸塩/亜硝酸塩テストキット」です。

使用回数100回で3,000円程なので1回あたり30円のため気軽に測定を行うことができ、使い勝手も良いのでオススメの測定キットです。

上位製品の「レッドシーの硝酸塩測定キットプロ」も持ってはいますが測定レンジが小さい0.25~4.0で、それ以上の測定レンジで測定しようとすると希釈が必要で手間がかかってしまうため、通常のキットの方を常用しています。

ミドリイシ水槽であればこちらのモデルの方が良いでしょうが、なければ通常のモデルの方がオススメです。

まとめ

水槽の水質状況が分からないと問題が無いのか対策が必要なのかも分かりません。

硝酸塩測定キットは水質状況を測るために必須の飼育用品と言っても過言では無いと思います。

初心者だとどうしても3,000円あれば魚やサンゴを増やしてしまいがちですが、そこは我慢して硝酸塩濃度測定キットを買うのが断然オススメです!

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