日本動物薬品(ニチドウ)の「マルチ水温計H」レビュー

日本動物薬品(ニチドウ)から発売されている水槽用水温計「マルチ水温計H」のレビューです。

個人的に熱帯魚やら金魚やら海水魚で愛用している、かなりオススメの水温計です。

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製品について

日本動物薬品のマルチ水温計H以下メーカーより。

防滴機能が付いたデジタル水温計です。水滴に強く、海水水槽にも使用可能です。水温と気温を同時測定、大型デジタル液晶画面に表示します。メモリー機能搭載で、最高・最低の水温・気温を記憶可能です。背面フック装備でフチなし水槽にスマートに装着が可能になりました。スタンドも付いているので、様々な場所に設置可能です。

引用元:日本動物薬品 株式会社ウェブサイト、水温計/水槽用品 商品案内ページより

まぁガワはゴツゴツして無骨なんですが、逆に言うとボタンも押しやすく表示も見やすいタイプですね。

デジタル水温計としては「室内温度も測定可能」、「最高/最低水温および室内気温の記録」、「海水/淡水両使用可」など、一通り揃ったモデルです。

機能の一覧は以下の通り。

  • 海水/淡水両使用可
  • 室内温度も測定可能
  • 最高/最低水温および室内気温の記録
  • スタンドで自立できる
  • フチ無し水槽の水槽に掛けることができる

最高/最低水温(気温)の記録って?

日本動物薬品のマルチ水温計Hのパッケージ稼働中、測定した温度で最も高い温度と最も低い温度を記録する機能がついています。

室内温度と水温両方についてそれぞれ測定可能です。

記録した最高・最低温度はボタン1つでリセットできるので、「明日1日のうち最も高くなる水温は?」「水温差は?」「気温はどんな感じ?」というような確認に使えたりします。

魚を飼う上では「適温の範囲内に入っているか?」というのもモチロン重要ですが、「温度が一定に保たれているか?」というのも重要なので、その確認のためにはバッチリな水温計です。

使用感とかレビュー

日本動物薬品のマルチ水温計Hのパッケージパッケージはこんな感じ。

デザイン的には無骨なので部屋のインテリアにはちょっと合いにくいかな?とも思いますが、これはこれで安っぽくなくて好きです。

マルチ水温計Hの電池カバー電池は最初から付属しています
マルチ水温計Hのスタンドとフックスタンドとフックを展開した様子

説明書通りの機能は問題なく使用可能でした。なので各種機能の使い勝手とか述べていきたいと思います。

室内気温の測定について

左側下部のボタンを押せば水温と室内温度の表示切り替えができます。

右側のディスプレイが「IN」と表示されているなら水温、「OUT」と表示中なら室温になります。

マルチ水温計Hの液晶水温を表示中
マルチ水温計Hを操作している様子ボタンを押せば室内温度に切り替わる

最高・最低水温(気温)の測定

稼働開始からクリア操作されるまで、最高温度と最低気温を記録しており、ボタンを押すと確認することができます。

MAX/MINボタンを押すと右側ディスプレイに「MAX」と表示され最高温度が、再度MAX/MINボタンを押すと右側ディスプレイに「MIN」と表示され最低温度が表示されます。

マルチ水温計Hを操作している様子最高水温表示中
マルチ水温計Hを操作している様子最低水温表示中

最高温度と最低温度はIN(水温)・OUT(水温)それぞれに記録されているので、先述したIN/OUTボタンで室内最高/室内最低気温もチェックすることができます。

最高・最低気温のリセット

マルチ水温計Hを操作し、最低温度をリセットしている様子最高・最低温度表示中、「CLEAR」ボタンを押すと記録した値をクリアすることができ、再計測が可能になります。

明日1日の最高・最低気温を記録したい時にあらかじめクリアしといて測定する、という使い方になります。

ちなみに最高温度と最低温度はIN(水温)・OUT(水温)それぞれに記録されているので、片方を消したからといって全部消えてしまう訳ではないのでご安心を。

フチにかけれる

個人的なオススメポイントですが、水槽に掛けるフックがついていて水槽フチに掛けて置くことができるんです。

使わない時は仕舞ってしまえるのでよくある粘着テープでくっつけることもできます。

これは非常に便利。

マルチ水温計Hを水槽にかけている様子設置している様子
マルチ水温計Hの裏面使わない時は仕舞える

総評、オススメポイントとか

日本動物薬品のマルチ水温計Hアナログの水温計から、デジタル式のほうが見やすく管理しやすいなということで色々使ってきたんですが最終的にはこれに落ち着きました。

何台も持っていますし、できるだけコイツで統一するようにしています。

最低最高の気温を記録でき、なおかつボタンは3つだけで非常に分かりやすいのがまずオススメポイント。

  • MAX/MINボタン:最低・最高気温がみたい場合をポチポチ
  • CLEARボタン :記録した最低・最高温度をリセットしたい時に
  • IN/:OUTボタン:室内気温と水温を切り換えたい

これだけなので直感的に操作することができます。

ですが個人的に最もオススメしたいポイントは水槽のフチにかけれることですね。

安価なやつだと粘着テープが付属しているんですがそれって結構取れるんですよね。

その度に張り直したり別途新しい粘着テープ買ってきたりしたんですが、グラついたり場所によってはすぐ取れり、夜中寝てたらゴトッて落ちてたりして使いにくいなーとは思ってました。

アナログ形式の水温計だと吸盤がへたっていつのまにか外れていることもありますし・・・。

こいつは値段はやや高いんですが水槽のフチにかけることができるんでそういったストレスも無く、最低・最高気温もバッチリ記録できるので非常にオススメの水温計です。

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