水槽に収納できる魚の数について。考え方と計算の仕方。

過密気味の水槽

水槽に入れれる熱帯魚や金魚の数には上限があり、オーバーしてしまうと調子が悪くなったりします。

せっかくお迎えした魚には長生きしてもらいたいと思うもの。

水槽に入れれる匹数について、おおよそ目安とその計算方法を紹介します。

目次




水槽に入れれる匹数の計算

ネオンテトラまずはネオンテトラを基準にして考えましょう。

2週間に1度水換えを行う場合、水量1Lに対してアダルトサイズの「ネオンテトラ(3cm程)」が0.5匹を飼育できるというのが基準になります。

水槽サイズごとにまとめるとこんな感じですね。

  • 30cm小型水槽:12L → 6匹
  • 45cm水槽水槽:35L → 17.5匹
  • 60cm規格水槽:57L → 28.5匹

大きさで比べてしまうと横長水槽とかスリムタイプ、ロータイプなど特殊な水槽に対応できなくなってしまうので水量で考えるのがミソ。

飼育する水槽の水量をチェックしてみて、ネオンテトラの匹数を計算してみて下さい。

計算ができたらネオンテトラの換算値を他の魚に当てはめて考えましょう。

飼育したい魚に換算する

エンゼルフィッシュ他の魚は「ネオンテトラの何倍食べるか?」を当てはめて換算します。

単純な大きさで比較すると食が細いものや、デブデブしてよく食べるものが狂います。

例えばエンゼルフィッシュであれば大きさ自体は12cm程になりますが、食べる量で換算するとネオンテトラ10匹分ぐらいは食います。

60cm水槽がネオンテトラで約30匹なので、エンゼルフィッシュだと3匹という計算ができます。
エンゼルフィッシュ2匹とネオンテトラ10匹というのでもOK。

もちろん大きくなるエンゼルフィッシュとはいえ最初からアダルトは買わないと思います。
飼い始めの小さなサイズはネオンテトラ4匹ぐらいでしょうか。

このように成長および大きさにも合わせて「ネオンテトラが何匹分なのか?」という感じで換算していきます。

魚の種類 ネオンテトラの何倍食べる?
エンゼルフィッシュ(12cm) 10倍
グッピー(4cm) 1.5倍
ベタ(5cm) 4倍
コリドラス(4cm) 3倍
ラミレジィ(5cm) 4倍
ラミーノーズテトラ(5cm) 2倍
ブラックファントムテトラ(4cm) 1.5倍
ラスボラ・ヘテロモルファ(3cm) 1倍
ゴールデン・ハニードワーフグラミー(3cm) 2倍

計算の例

60cm水槽を例にとり実際に計算してみますね。

アダルトサイズのネオンテトラが28.5匹分飼育できるので、ここから計算していきます。

ゴールデン・ハニードワーフグラミーを3匹飼います。

ゴールデンハニードワーフグラミー

ネオンテトラで言うと6匹分。
残22.5匹ですね。(-6)

エンゼルフィッシュも2匹飼育したいですね。

プラチナエンゼルフィッシュ

アダルトじゃなく7cmぐらいのを飼うとしてネオンテトラの6倍食べそうですね。12匹分です。
残10.5匹です。(-12)

コリドラスを1匹飼いましょう。

コリドラス・ステルバイ

ネオンテトラでいうと3匹分。
残7.5匹。(-3)

残りはグッピーで埋めましょう。

グッピーのオスとメス

5匹飼ってフィニッシュです。(-7.5)

60cm水槽:エンゼルフィッシュ中型2匹、ハニードワーフグラミー3匹、グッピー5匹、コリドラス1匹。というイメージができました。

換算値は余裕を持ってるので多少超えるぐらいなら大丈夫です。あくまでビギナー向けの目安までに。

もっと匹数を飼いたい場合は?

水換え中のウーパールーパー水槽先述した目安値は換水を2週間に一度行う場合の目安になります。

魚を多く入れるほどフンが溜まって換水が必要となりますが、つまり水換え回数を増やせば飼育できる匹数を多くすることができます。

1週間に一度の水換えとすれば2倍になります。水槽サイズごとにまとめると以下の感じ。

  • 30cm小型水槽:12L → 12匹
  • 45cm水槽水槽:35L → 35匹
  • 60cm規格水槽:57L → 57匹

フィルターのキャパシティ

外掛け式フィルター(テトラAT-20)先述した目安はあくまで水槽サイズのみの目安です。

これ加えてフィルターの浄化能力が追いついているかどうかも考えるポイントになります。

いくら水槽サイズが大きくても貧弱なフィルターでは飼える匹数に制限がかかってしまうのです。

フィルター種類別の目安

使用するフィルターによって濾過能力はピンキリですが、フィルターの種類ごとに目安を示しておきます。

フィルターの種類 飼える匹数の上限
投げ込み式 ネオンテトラ10匹まで
小さな外掛け式 ネオンテトラ10匹まで
大きな外掛け式 ネオンテトラ15匹まで
水中式 ネオンテトラ10匹まで
上部式 (2週間に1回水換えの)
ネオンテトラ換算値2倍まで
底面式 (2週間に1回水換えの)
ネオンテトラ換算値2倍まで
外部式 気にせずOK

大きなフィルターだと通常あまり気にしなくても問題にはならないのですが、小さなフィルターは浄化能力が低く、制限がかかってしまうので魚の入れ過ぎには注意が必要です。

※外部式は中の濾材で変わってくるのですが、全て多孔質濾材と仮定しています。

キャパシティを超えた場合はどうなる?

死んで横たわっている金魚キャパシティを超えて飼育した場合、魚に負担をかけ寿命が削られてしまいます。

例えばネオンテトラなら数年生きますが、1年も満たず死んでしまったり、より入れ過ぎれば数ヶ月で死んでしまうことも。

特に濾過能力のキャパシティを超えた場合のダメージは大きく、より寿命が削られ病気にもかかりやすくなってしまいます。

水槽に入れる魚の数には余裕を持ったほうが長く飼育することができます。

まとめ

過密気味の水槽

水槽に入れれる匹数の目安について、ポイントを箇条書きにまとめます。

  • 水量1Lにつきネオンテトラ0.5匹が目安
  • 他の魚はネオンテトラの何倍食べるかで当てはめる
  • 小さなフィルターは別途匹数に制限がかかるので注意
  • 高頻度の換水でより多く飼えるようになるが、まずは余裕を持った飼育を

最初のうちは収納匹数に余裕をもって飼育したほうがトラブルは回避できます。

また換水頻度を多くすればより多く飼えるということは、逆に言うと魚の数を抑えれば換水回数を少なくすることもできます。

自分にあった換水頻度にすることもアクアリウムを楽しむ上でのワンポイントですね。

ブログでのレビュー/批評も歓迎!

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この記事へのコメント

  • 1通りすがりのアクア2019年10月27日 16:16

    ネオンテトラ1匹辺りに1.5リットルの間違いではありませんか?

  • 2犬水ジュン2019年10月28日 18:41

    >>1

    色々考えたんですが僕がビギナーへの目安として教えるならこのくらいかなぁと。

    なるだけ失敗しないための余裕も見越してるんで、より飼える、という意見も合ってると考えます・・・!!(≧Д≦)

  • 3通りすがりのアクア2022年10月2日 01:24

    30cm小型水槽:12L → 6匹
    45cm水槽水槽:35L → 12.5匹
    60cm規格水槽:57L → 28.5匹

    45cmのところ、17.5匹の間違いではないですか?
    ちょうど45cm水槽で、グッピーを追加しようかと迷って見ていたのですが、12.5匹にビックリしてしまって…

  • 4犬水ジュン2022年10月4日 07:45

    >>3

    あってますよ。

    ビギナー向けの目安なんでご参考程度にお考えくださいませ。
    ^ワ^

  • 5犬水ジュン2022年10月5日 02:14

    >>3

    ごめんなさい嘘です。
    計算間違ってますね。ご指摘の通り17.5cmの間違いです。

    _:(´ཀ`」 ∠):

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