水辺を身近に

水草水槽の作り方。必要な設備や立ち上げ手順を紹介!

水草レイアウト水槽を新規で立ち上げましたので、使用した飼育用品や立ち上げの様子など解説します。

水草水槽に必要な飼育用品および選び方や、水草の購入や植え方なども紹介しています。

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今回使用したアイテム

60cmハイタイプの水槽水草水槽には以下の用品が必要です。

  • 水槽
  • 照明
  • ソイル
  • CO2発生装置
  • フィルター

今回セットするのは60cmハイタイプ(横60cm✕奥30cm✕高さ40cm)の水槽です。

水槽道具の道具について実際に使った道具と選んだ基準、選び方を説明していきますね。
※上記に加え真冬はヒーターが必要になります。セット時点では真冬じゃなかったため使用していませんがご注意下さい。

照明

ADAのアクアスカイG植物を育成するには強い光が不可欠ですので水草育成用のライトを設置します。
観賞魚用のライトは安いのですがパワーが無いため育成には向いていません。

今回使用した照明は「ADAのアクアスカイG601」です。

正直「GEXのCLEAR LED POWERⅢ600」や「KOTOBUKIのフラットLED 600」とも悩んだのですがパワーが15Wほどと弱いため、水草育成を考えると最低でも2台設置する必要があります。
そうすると2台分購入代金かかりますし、水槽上部が埋まっちゃってメンテナンスし辛くなるのがネックでした。

アクアイスカイGで照らされたセット中の水槽アクアスカイGは単体でも30Wのパワーがあり、またリフトアップしているので定期的なトリミングが行いやすくなっています

ADAは割高感がありますが、安い照明を複数買う+リフトアップ機構をつけることを考えたらトントンかなと。
スッキリ収まるのでこっちの方が良いですね。

ソイル

カスタムソイルソイルは栄養を含んだ土を焼き固めたもので水草に栄養を供給する他、水中を水草に適した環境(弱酸性の軟水)に変える働きがあります。

単純に「砂利+固形肥料」だと水草に適した環境にならず育ちにくいのですが、ソイルを使用することによって簡単に水草が育成しやすい環境にすることができます。

またソイルには2種類あり、栄養がたっぷり含んだ「栄養系ソイル」栄養控えめの「吸着系ソイル」に分けられます。

栄養系ソイルの例:ADAのアマゾニア
吸着系ソイルの例:JUNのマスターソイル・プラチナソイル、NISSOのカスタムソイル、Marfiedのコントロソイルなど多くのソイル

ソイル栄養系ソイルは栄養が過剰になりコケだらけになって失敗するリスクが高いので、まずは吸着系ソイルの方がオススメです。
慣れてきたら栄養系ソイルも使ってみると良いでしょう。

今回使用したソイルは「NISSOのカスタムソイル」で吸着系のソイルになります。
使用した量は11kgでした。

CO2発生装置

CO2ボンベ水草を成長させることはすなわち「光合成」させることにあります。

光合成には光・栄養・二酸化炭素の3つが必要になり、これらはどれかが欠けてると意味がありません
強力な照明と栄養のあるソイルを使用したところで二酸化炭素が無いことには育成できないためCO2発生装置を設置する必要があります。

使用する二酸化炭素発生装置は「ボンベ式」のものです。

二酸化炭素がいっぱい入ったボンベを少しずつ水槽内に添加していくタイプで、構造はこんな感じです。

CO2ボンベ

レギュレーター(ボンベから少しずつ取り出す装置)

逆止弁(逆流しないように)

バブルカウンター(出ているCO2の量が目視できる)

CO2拡散装置(水槽内にCO2を溶かす装置)

実際に使用したCO2設備は「ADAのCO2アドバンスシステム-フォレスト」にCO2拡散装置を「アズーのトルネードCO2リアクター」に変えて使用しています。

CO2生成量が不安定なものの安価で始められる「発酵式」もありますので、予算が厳しい場合はそちらを設置して下さい。

CO2リアクターと外部式フィルターの接続今回使用したのはCO2を直接ホースに添加するタイプです

フィルター

外部式フィルターフィルターは水を循環させ浄化する装置です。

水草水槽に適したフィルターは水中式または外部式フィルターのみです。

外掛け式フィルターや上部式フィルターでは水が空気に触れる面が多くなったり泡立ててしまい、せっかく添加した二酸化炭素を空気中に逃がしてしまうデメリットがあります。

水中フィルターは浄化能力が弱く魚を入れれる数がかなり抑えないといけないため、通常水草レイアウト水槽に使用されるのは外部式フィルターになります。

今回使用したのは「TetraのVX-75」です。

外部式フィルターでホースユニットが簡単に取り外せ、メンテナンスもしやすいため選択しました。

関連:外部式フィルターはどれが良い?製品を一括比較!オススメなど!

機材のセット

テトラVX-75のパッケージ集めたアイテムを組み立てる水槽のセット手順を紹介します。

水槽の設置

60cmハイタイプの水槽今回設置する60cm水槽は70リットルほど入りますので土などを含めると100kg近くの重さになり。

そのためまず耐えられる場所に置くことが第一です。
専用の水槽台を利用することが多いでしょう。今回も水槽台の上に置いています。

また日が当たる場所は水温が上がってしまうので避けましょう

ソイルの投入

ソイルを敷いた60cm水槽ソイルを投入します。

最低3cmは敷かないと水草が根を十分に張ることができません

後ろ側が高く、手前側を低くすることで奥行き感が出ます。
やりすぎかな?と思う程度でも丁度良いくらいです。

今回使用したソイルは11kgでした。

後ろ側を高く、手前を低くすることで奥行き感が出せる。
どの水槽でも取り入れられているテクニック。

流木の設置

流木を置いた水槽今回はレイアウトに流木を使用します。

吸着系ソイルを使っているのでアク抜きはしなくても大丈夫です。流木から出るアクはソイルが吸収してくれます。

それっぽいように置いてみます。

レイアウトのイメージをつかむため照明を置いてみても良いでしょう。

フィルターの設置

外部式フィルターの配管を水槽にセットした様子外部式フィルターを設置します。

付属の説明書を読んで接続・設置を行います。

まずは濾材をざっと洗って本体をセットしその後、排水管と給水管を右奥または左奥、または両方に分散させて配置します。
今回は右奥側に置くことで水草で隠れるように配置しました。

水が循環するように排水口の向きを設定すればどこでも良いです。特に決まりはありません。

水槽台に置いた外部式フィルター水槽台の下に置かれた外部式フィルター

水の注水

ビニール袋を敷いてソイルを舞い上がらないようにしている注水水を撹拌しないよう厚めのビニール袋やソイルが入っていた袋などを敷いてその上から注水していきます

流木を使っている場合は水を吸うまでは浮いてきますので、少し入れてぐらついてきたら注水を止めて流木に水を吸わせます。
ほとんどの場合、長いものでも数日ほどで沈むようになります。

このあと水草の植栽を行うので満タンに入れずに半分ぐらいに留めておきます。

ライト・CO2発生装置の設置

セット中の水槽ライトとCO2発生装置を取り付けます。

取り付けが終わったら次は水草の植栽です。

照明・二酸化炭素発生装置を作動させるのは水草の植栽が終わってからです。

植栽中はライトをつけて作業するのが良いでしょう。

水草の購入・植栽

植栽中の水草を上から見た様子機材のセットが終わったら水草を購入して植栽していきます。

使用した水草

主に以下の水草を植栽しました。

  • グリーン・ロタラ
  • ロタラ・ナンセアン
  • ベトナムゴマノハグサ
  • ポゴステモン・ヘルフェリー
  • ショートヘアーグラス

長く伸びる「グリーン・ロタラ」、「ロタラ・ナンセアン」は後ろに植え、背丈の短い「ショートヘアーグラス」は前面に植えます。
中間に「ベトナムゴマノハグサ」、「ポゴステモン・ヘルフェリー」を植えていき前が低く、後ろが高くなるようにします。

いずれも組織培養と言われるヤツを購入しました。

組織培養の水草

組織培養のポゴステモン・ヘルフェリー組織培養の水草とは培養により増やされたカップ売りの水草のことです。

小さなカップなので量は少ないと感じますが、バラすとかなりの本数があり束で売れられているやつより多いので、広い面積で植える場合はお得です。

また培養されているのでコケや害虫を持ち込んだりすることが無く、購入する時に店員さんに声をかけずに手軽に買えるメリットがあります。

組織培養カップから取り分ける

組織培養水草の寒天まず組織培養の水草を取り出して根部分の寒天を洗い流します

寒天をそのままにしておくと水カビが生えやすくなってしまうようです。

洗い流し終わったら3~4本ごとにトレーに取り出していき、ピンセットで植えれるような状態にします。

ヘアーグラスは適当な小さな固まりにして植えていきます。

1つの組織培養カップから取り分けた水草たちロタラ・ナンセアン
1カップでもこれだけ植栽できるのでコスパは悪くない
組織培養ショートヘアーグラスを分けたものショートヘアーグラスはこんな感じで取り分ける

ピンセットで植えていく

ピンセットにつままれた水草あとはピンセットでどんどん植えていくだけですね。

浅く植えると抜けてしまうので深く植えるのがコツです。

できるだけ根部分のみを植えようとしがちですが、水槽に適応した葉に全て入れ替わるので気にせず深く植えてしまいます。

ソイルからちょんと出るくらい程度でも良く、その方が根が張った時にしっかりします。

ソイルにピンセットで水草を植えようとしている様子ピンセットで摘んで・・・
ソイルにピンセットで水草を植えている様子深く植えていきます
ソイルに水草が植わった様子植え終わりました!これの繰り返しです

ゴミを取ってフィルターを作動させる

水草が植え終わったセット中の水槽すべて植え終わったら水槽上部のゴミをネットなどで集めて捨てます。

終わりましたら水槽に水を注いでフィルターを作動させてセット完了です。

あとは水草の成長を待ちます。
水草が成長してきたら良い感じになりますので、切ったりして整えながら完成イメージに近づけていきます。

待ち遠しいですが水草の成長を楽しみに待ちましょう

最初は水草の成長が遅いですが、水草が水槽に適応するとドンドン伸びて成長するようになります。

水草が植えられた直後の水槽セットが完了した水槽

※先述した水草の他に「ブリクサショートリーフ」、「ウォーターローン」、「パールグラス」、「クリプトコリネ・ウェンティ(グリーン)」を植えていますが、最初のうちは色々使わずに数種類程度に抑えると水草の特性を把握しやすいです。

照明点灯時間・CO2添加時間

24時間タイマー24時間タイマー

水草水槽の照明時間及びCO2の添加時間は通常1日8時間~10時間が目安です。

24時間タイマーを利用して自動的にライトを点灯・消灯させます。

セット初期は短く

コケに覆われた水草ただしセット直後は水草が本調子じゃないため初めから長い照明を行うとコケが蔓延して失敗する可能性が高くなってしまいます。

水草が環境に適応するまでは通常の半分、1日4時間ほどに抑えます。

2週間~1ヶ月くらいで環境に適応して根を張るようになってきますので、頃合いを見て8時間~10時間にすると良いでしょう。

育成中の様子

現在育成中ですので、定期的に追記を行っていきます。

セット後数日

セットしたての水草水槽濁りがとれました。

栄養系のソイルはしばらく栄養および汚れが出続けますが、吸着系のソイルだと白濁はすぐ収まりますので便利ですね。

セット後2週間

セット2週間後の水草水槽二週間後の様子です。全体的にやや草が伸びてきたという感じですね。
ロタランアンセアン、グリーンロタラ、ロタラインディカ、パールグラスがそこそこ伸びています。

セット一週間じゃあんまり伸びなかったのですが、ようやく環境に適応しつつあるということでしょうか。
前景草のうちウォーターローンも伸びてますね。

パッと見は分かりませんが、コケや流木に水カビのようなものが生えてきております

コケが生えたブリクサ茶色いコケが出ました
流木に生えた白いモヤモヤ白いモヤモヤ

そこでヤマトヌマエビを5匹導入。
数日経つと綺麗にしてくれていました。

エビによりコケが除去されたブリクサ
流木にいるヤマトヌマエビ

ただこの後、水草を食べちゃったので別の水槽に移して2匹体制にしました。
コケを食い尽くすと水草も食べちゃうのでエビの入れ過ぎには要注意です。

エビに食われたグリーンロタラエビに食われたグリーンロタラ

そのほか照明時間を6時間に増やしました
水槽側面を見ると根がちょろちょろっと伸びていましたので、そろそろ成長のスイッチが入る頃ですね。

現在の水換え頻度は一週間に1/3の量を1~2回ほど
水草に栄養を補給する目的で行っています。

セット後1ヶ月

セット後1ヶ月の水草水槽1ヶ月後の様子です。

残念ながらウォーターローンは完全に溶け、ポゴステモンヘルフェリーやヘアーグラスも結構少なくなってしまいした。
新しい環境に適応する前に力尽きてしまったようです。

ヘアーグラスは伸びてる個体は伸びてるので、スイッチが入れば復活しそうな感じがします。

ロタラ・ナンセアン、パールグラス、ロタラ・インディカ、ベトナムゴマノハグサはグイグイ伸びています
これらは環境の適応が早く、成長も早い水草なので初心者にオススメの水草たちです。

適応中のポゴステモン・ヘルフェリーポゴステモン・ヘルフェリーは縮小中・・
上から見たベトナムゴマノハグサベトナムゴマノハグサは順調

またガラス面や葉につく茶苔も目立ってきており、一部には黒ヒゲゴケが出現しつつあるので「オトシンクルス・ネグロ」を3匹「サイアミーズフライングフォックス」を2匹追加しています。

オトシンクルスは食べるコケは限られますがエビのように水草を食べてしまうことが無いので比較的どの水草水槽にも入れやすいですね。

2匹のオトシンネグロオトシン・ネグロ
サイアミーズフライングフォックスサイアミーズフライングフォックス

茶苔は除去が簡単なので後からでもどうとでもなりますが、黒髭状のコケは中々減らないため早急に手を打っておくのが良いです。

葉についた黒髭状のコケ地面から生えた葉に黒髭状のコケがついている
黒髭状のコケが無くなったベトナムゴマノハグササイアミーズフライングフォックスにより綺麗になった

セット後、約1ヶ月半

セット後1ヶ月半の水草水槽ご覧の通りボーボーです。

成長の早いロタラ・ナンセアン、ロタラ・インディカ、パールグラスが水面付近に。
ベトナムゴマノハグサもイメージした範囲を超えてしまっています。

伸びすぎた水草を整えるためにトリミングと呼ばれるカットと植え直し作業を行います。

伸びすぎた水草はハサミでカットして美観を調整します。
写真ではトリミング専用のハサミを使っていますが、スパッと切れるものなら100均のものでもOKです。

水草をハサミでカットしている様子ハサミでカットします
伸びた水草をカットしたものこんなにも水草が切れました

短めに切ってしまったほうが後々綺麗になります。
先程の写真のように根本を少し残して切ってしまっても良いくらいです。

切られた水草は脇芽部分から1本以上生えてくるので、切った部分から2本生え再度伸びてまたトリミングを繰り返すことで、1本の根元から何本の茎が生えるようになります。

余った水草は取っておき、密度の低い空いたスペースに何本か束ねて再度植えていきます。

このトリミング作業を繰り返すことで水草の密度を上げていくのです。

伸びた水草は再度植栽に使用可能切った水草は束にして再度植えることができる
葉をネットで採集浮いた葉はネットで回収する。
残しておくとコケの原因になる。

トリミング後の様子がこちらです。だいぶスッキリしてきましたね。

トリミング後の水草水槽トリミング直後の水槽

大幅に切ってしまうと枯れないか心配になりますが、成長スイッチが入っている水草はすぐに伸びてくるので心配することはありません。

トリミングして一週間ぐらいは水草の勢いが落ちてコケに侵されやすいので、水換え頻度を上げるとベストです。

やり方はコチラ:水草のカット、トリミング方法。ボリュームを出すコツやハサミ等

セット後、約2ヶ月

セット後2ヶ月の水草水槽ばっさりトリミングしましたがご覧の通りよりモサモサになりました。

最初はスカスカだったところも、トリミングと差し戻しを繰り返せば密度が上がっていきます。

中央のベトナムゴマノハグサはもう背景が見えないくらいで、ここは完成ですね。

後ろのロタラ系はまだトリミングしないとダメです。
本数は十分あるのですが1本1本が大ぶりで密度が無いので、これはもうトリミングして脇芽を出させて密度を上げていくしかありません。

あと左側のポゴステモン・ヘルフェリーがやっと適応して水中葉を展開してくれました。
ここまできたら後は伸びるだけです。

トリミング不足で密度の薄い水草密度の薄いロタラ
トリミングを繰り返し密にしていく

水中に適応し始めたポゴステモン・ヘルフェリーポゴステモン・ヘルフェリー
環境に適応し、葉が伸び始めている

水草っていうのは大体水上葉という陸上で育てられたのが売られているんですが、水中に沈めると適応できないから水上葉は枯れちゃうんですよね。
環境に適応するまで枯れることも多いのですが、元気に水中葉を出してくれればもう安心です。

まだまだなのが前景草のヘアーグラス。
結構時間かかりますねこれ。

また、黒い藍藻(シアノバクテリア) が生えてきたのでブラックモーリー 2匹を入れてみました。
あとやっぱエビ類は無いと寂しいなと思ったのでコケ予防もかねてミナミヌマエビ を10匹投入しています。

黒いフサフサしたコケと藍藻の複合コケ生えたコケ
藍藻(シアノバクテリア)と呼ばれるモノ
ブラックモーリーにより藍藻が取り除かれたブラックモーリー+ミナミヌマエビでバッチリ綺麗に

導入後数日で綺麗サッパリになってバッチリです。

コケは放置すればするほど増殖スピードが増えていき、手に負えなくなるので早いウチから手を打つのが吉ですね。

現状生えているコケはガラス面に緑の斑点状コケが付くぐらいでそれ以外は生えてません。
1~2週間にガラス面を掃除する程度。

セット後一ヶ月は茶ゴケが目立っていましたが水草が繁茂すれば全く出ませんね。
この「水草>コケ」の力関係を作ることが綺麗な水草水槽を作るコツだと思います。

関連:水槽に生えるコケ一覧とその除去・対策方法【総集編】

セット後、約3ヶ月

セット後3ヶ月の水草水槽特に変わってはいませんが、トリミングを続けているおかげで密度が上がっています

ベトナムゴマノハグサに続き、左側のパールグラスも密度は十分です。
分かりにくいですが後ろのロタラ系も密度がかなり上がってきています。

この期間中失敗だったのがCO添加を切らしてしまったこと。
CO2ボンベが切れてて1~2週間ぐらいは添加無しになっちゃいました。

特に被害はないように見えますがベトナムゴマノハグサの頭頂部が縮んでしまいました。

ベトナムゴマノハグサの縮んだ頭頂部頭頂部が縮んでしまったベトナムゴマノハグサ
密度が上がってきた水草ロタラはトリミングの成果があり、密度UP

こうなったらもうダメなので、しばらくしてから切って健康な芽を出させるしかないです。

CO2ストーンを使うと添加できてないのが目に見えるんですが、直接添加はこういった時に遅れちゃいますね。
水槽をボケーっと見てたら水草から気泡が飛んでなかったのでアレ?と思ってバブルカウンター見たら切れてました(´・ω・`)。

あと何となーくヘアーグラスが伸びてきた感じがするのでこれから期待ですね。
ソイル埋めてくれないと何か野暮ったいというか・・・。(キューバパールとかにすれば良かったかも・・・)

流木下に植えてるクリプトコリネ・ウェンティ(グリーン)も着々と大きく育ってます。

先月入れたミナミヌマエビですが、抱卵している子が数匹でてきているのでコチラも観察が楽しいです。

4ヶ月後

4ヶ月後の水槽4ヶ月後の様子です。

半月前にバッサリトリミングを行ってベトナムゴマノハグサもろとも全てスッキリさせました。
健康な芽がチラホラ生え始めています。

また流木のくぼみにニューラージパールグラスを新たに植えています。

最近のレイアウトでは鉄板な水草ですが、すぐ伸びてきてく確かに使いやすそうだと感じますね。
コイツを前景草に採用していれば床一面埋めれたなー・・・とちょっと後悔。

伸び始めるベトナムゴマノハグサバッサリトリミングしたベトナムゴマノハグサ
新しく健康な芽もチラホラ生え始めています
流木のくぼみに植えられたニューラージパールグラス新しくニューラージパールグラスを植えてみた

とはいえヘアーグラスは着々と伸び始めていますし、もう数ヶ月もすればいけるかな?と感じます。

そのほかポゴステモン・ヘルフェリーもちまちま大きくはなっていますので、成長の遅い水草は年スパンで見た方が良いですね。
成長遅いので正直オススメはしないです。

また、今まで添加剤無しでやってきましたが、来月よりカリウムの添加を始めようと思います

栄養添加剤はコケが生えるリスクが高いので、水換えでカバーしてきたのですがカリウム添加はリスクも少ないのでやったほうが良いかなと。
適切に添加を行えば更に水草の勢いを増すことができますので、どう変わるか楽しみです。

ADAの液体添加剤ブライティK使用するカリウム添加剤(ブライティK)

5ヶ月後

5ヶ月後の水槽パールグラスは絶好調。

綺麗な有茎草だとロタラのイメージがありますが、正直パールグラスの方が簡単でレイアウトに使いやすいです。

ロタラは綺麗に育成するためには強い光量が必要なので、1灯の現状では光量が足りず実は横から見るとカスカスです。
右側のロタラ・インディカとか奥が見えてしまってますよね。

伸びた有茎草の水槽左手前のパールグラスは奥が見えないが、右側のロタラ群は奥が見えてしまってる

その点パールグラスはLEDが1灯でも結構密度が高くなってくれるので、とても良いです。

あと調子悪いのがベトナム・ゴマノハグサ

ピンチカットで痛めたものは萎んで枯れつつあり、元気なやつをカットせずに伸ばしていますが、これは何がダメなのか特定しないとダメそうです。

代わりに新しくストロギネ・レペンスという水草を右側に植えてみました。今後が楽しみです。

トロピカのストロギネ・レペンス(組織培養)トロピカの組織培養です
ストロギネ・レペンスを植えた直後今後が楽しみ

カリウム添加の所感

正直そこまで差が出るほど実感はできていませんが、コケは多少生えにくくなった感じはしますね。

水草の成長というか栄養吸収量は増えている、と。

余っているので引き続き使用しますが、カリウム添加が必須・効果大とは現状感じられません。
(もちろん植物の種類にもよると思いますが)

来月の試み

コトブキ工芸社製、水槽用照明「レイマックス」ロタラといい手前のヘアーグラスといい光量不足を感じていますが、ワット的には30Wとそこまで低くはないんです。

現状「ADAアクアスカイG」を使っていますが緑の波長が強く、必要なスペクトルが思った以上に少ないのでは?という懸念があるため、来月からは照明を「コトブキのレイマックス」に置き換えて様子を見たいと思います。
(緑は植物の生育には使われないと考えてます)

ワット数30Wから24Wと6Wも下がりますが、黄色や赤が強くなるのでどうかな?という感じです。
ロタラもイマイチなので楽しみですね。

関連:コトブキの水槽用照明「レイマックス600」をレビュー!

6ヶ月後

5ヶ月半後の水槽上記の写真は5ヶ月半のものです。大幅にトリミングしちゃってまともなヤツが残ってないので・・・_:(´ཀ`」 ∠):

照明を30WのアクアスカイGから、24Wのレイマックスに切り換えましたが、むしろ調子が良いです。

見た目で分かりやすいのがロタラ・インディカです。
やや赤くなっているのが分かりますでしょうか?

アクアスカイG1灯のロタラ・インディカアクアスカイG1灯のロタラ・インディカ
レイマックス1灯のロタラ・インディカレイマックス1灯のロタラ・インディカ

上記の写真は水面からの距離を揃えてないのでレイマックス側が有利ではあるのですが、それでもアクアスカイGでこれぐらい赤くなることは無かったです。

他にも光合成による気泡も活発になったり、右側のロタラの密度も気持ち高いような気がしています。

出力的に劣っているのにこうなる理由として、アクアスカイGは出力およびワット数的には勝っているのですが、いくら出力が強くても、スペクトルがズレてると植物は育ちにくい、という点があると思います。

水槽用照明レイマックスのスペクトル図レイマックスのスペクトル表記

アクアスカイGは緑が強めのスペクトルですが、それにより植物の緑はとても綺麗に見えます。

しかし緑の波長は植物の育成にあまり使われないという光であり、育成効率的には良くないんです。
(だからといって赤と青だけの光だと鑑賞状は最悪ですが・・・(¬з¬))

レイマックスは黄色や赤が強く、良く言えば自然。悪く言えば黄ばんだ色味ですが、植物にとってはこっちのほうが良かったみたいですね。

スペクトルの大事さを再認識したところで、来月からは「レイマックス+ADAアクアスカイG」の構成で行きたいと思います!

関連:コトブキの水槽用照明「レイマックス600」をレビュー!

7ヶ月後

7ヶ月後の水草水槽

照明を変えてから完全に変わりました・・・。

私のトリミングが下手なせいで不揃いとはいえ、段々と水草水槽らしさが出て来たと思います。

特にヘアーグラスが抜群急成長し、ロタラの密度もアップ、ロタラ・インディカも完全に赤くなっています

繁茂したヘアーグラス繁茂したヘアーグラス
赤くなったロタラ・インディカ

今までは光が不足していたために「育成不良」と「密度不足」、「赤系水草が赤くならない」、そして「成長スピードが遅い」、に陥っていたということが分かりました・・。
やはり光はとても重要な要素です・・・_:(´ཀ`」 ∠):

最初から十分照度があれば、より短期間で水草レイアウトは仕上がると思います。

ただ良いことばかりではなくて照明を強くした結果、コケも勢力を伸ばしてきやがりました

ヘアーグラスを掃除するヤマトヌマエビ

糸状のアオミドロとヒゲ状ゴケが確認できたので、ヤマトヌマエビを5匹、サイアミーズフライングフォックスを1匹追加しています。

それにより大きく目に見えるコケは無くなったのですが、短いフサフサしたコケが残っており、これが正直不安。
写真では見えてないんですが肉眼でよーく見るとあるんです・・・_:(´ཀ`」 ∠):。

今のところ数日置きの換水で抑まっているように感じますが、これが中々大変・・・。
水換えをサボったタイミングでコケが勢力を伸ばしてしまいます。

照明を抑えるっていうのが一番手っ取り早いのですが、水草の調子は良いのでひとまずこのままで。

あとはロタラ・ナンセアンが横並びになってかつ、黄色くなっちゃったのでこれはあまり気に入っていません。

横に張ってきたロタラ・ナンセアン

先月入れたストロギネ・レペンスは今の所好調ですが、ベトナムゴマノハグサみたいにガス欠する可能性もあるのでどうかなぁというところです。

さて来月はコケに注意しつつ、二価鉄を添加してよりロタラ・インディカを赤くできないかチャレンジしてみます。

あと以前の照明では暗くて葉が出ていなかった有茎草の下側をリセットするため、差し戻しもしておきますね。

8ヶ月後

8ヶ月後の水草水槽

トリミング中の写真がありませんでした・・・_:(´ཀ`」 ∠):

パールグラス、ロタラ・ナンセアンが成長が早く、次いでロタラ・インディカの成長が早いのですが、中央に植えているグリーンロタラの成長がイマイチです。

何らかの栄養が足りないのか、光量が足りないのかは不明ですがここが足並み揃わずレイアウトが完成しません・・・。

グリーンロタラさえ繁茂してくれてたら先月時点でレイアウトはほぼ完成したと言っても良いくらいだったのですが・・・。

もしこれから始めるのであれば色んな水草に手を出さずにパールグラスなど「水草レイアウトでド定番の水草」をチョイスするのがオススメです。

ド定番ならド定番なりの理由がありますし、水草の種類を増やせば増やすほど足並みが揃わず今回みたいなハメに・・。

あと先月から二価鉄を投与していますが、これは失敗しました。

コケに覆われたショートヘアーグラスショートヘアーグラスに魔の手が・・・
フサフサした短いコケが生えたショートヘアーグラスよーく見ると最悪・・・

そうなんです。ショートヘアーグラスにフサフサした短いコケが付着してしまいました・・・_:(´ཀ`」 ∠):

二価鉄はコケの栄養になりにくいと言われることもありますが、個人的にはそのように感じられません。

カリウムはバコバコ添加しようがコケは増えませんでしたが二価鉄は明確にコケが増えました

ひとまずミナミヌマエビを多く投与しましたので、どうなることやら・・。

9ヶ月後

9ヶ月目の水槽

結局ヘアーグラスはコケがついた部分は全カット

というのもミナミヌマエビは効果があったのですが、生えたての部分しか食わず、古く大きくなったコケは残ってしまう形になったからです。

フサフサした短いコケが生えたショートヘアーグラスエビを入れる前
ミナミヌマエビによってコケが多少取り除かれた様子エビを入れてしばらく後。
減ったのですが全部はダメでした

ミナミヌマエビをトータルで100匹ぐらいは追加したと思うんですが、殲滅には至らずヘアーグラスの新芽が食べらるくらいだったのでエビに任せるのは諦めカットしました。

このままだとまたコケが生えてきますので照明時間を短くしつつ、念の為外部フィルターもメンテナンス

全カットすると生えてくるか心配になりますが、ヘアーグラスは地中深くに根を張ってタケノコのようにどんどん出てくるタイプなのでここはバッサリいって大丈夫です。

ヘアーグラスを大幅にカットした様子

来月は様子見ですね。

10ヶ月目

10ヶ月目の水槽

全体的に緑になっているのが分かりますでしょうか?

というのも実は大型台風で被害にあい、住んでいる地域がまさかの被災地となってしまい数日間停電に

加えて停電少し前からちょうどCO2も切れてしまい、買わないといけないタイミングだったのですが復旧作業でCO2できなかった期間が半月ぐらいに・・・。

なので今月はあんまり水草が伸びず、特に変わっていないのです・・。(緑にはなりました!)

とはいえ先月バッサリ行ったヘアーグラスは持ち直し、コケも無くなりバッチリです。

丸坊主にして生えてきたヘアーグラス綺麗なヘアーグラスが復活
緑のロタラ・ナンセアン茶色みがあったロタラ・ナンセアンも黄緑に

最近グリーンロタラに必要な明るさが足りてないのでは?と思うようになりました。

というのも照明をレイマックス+アクアスカイG体制にしてからロタラ・インディカ、ロタラ・ナンセアンの密度が上がりバッチリになりましたが、グリーンロタラはまだ光が足りてないのではないかと。

思っているよりグリーンロタラって多量の光が必要なのではないかと疑っています

しかもアクアスカイGには水草があまり必要としない緑の波形が強いライトなので、それも影響している気がするんです。

ちょうどボルクスジャパンから販売されているフルペクトルLED「グラッシーレディオRX122フレッシュUV」が手元にあるのでアクアスカイGと取り換え、それをグリーンロタラにあてて様子をみたいと思います。

LED照明ボルクス製LEDライトは水草以上に光が重要なサンゴ水槽で愛用していますので、確かなモノ

フルスペクトルLEDは植物の育成に必要なスペクトルを考え、そのスペクトルを意識して光の成分が設計されているので光量が強いのに育たないってことが無い本気でしっかりした照明器具です。
(公式サイトのスペクトル分布も見ましたが大丈夫そうです)

関連外部Grassy LeDio RX122 / グラッシー・レディオ RX122|製品情報|ボルクスジャパン

普通ならレイマックス2灯とかの方が良い気もしますが、これで上がってきたらグリーンロタラはそれだけ光量を必要するということが分かりますね。

楽しみです!

まとめ、個人的な所感

ミクロソリウム水草水槽というと色んな設備が要りそうなのですが「栄養であるソイル」、「育成のための照明」、「光合成させるための二酸化炭素発生装置」と最低限この3つで作ることができます。

光合成に必要な「光・二酸化炭素・栄養」の3要素ですね。

今回60cmという大きな水槽で立ち上げましたが、小さな水槽でも立ち上げ方の基本は同じです。

是非試してみて下さい。

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犬水ジュン

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