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水草水槽の作り方。必要な設備や立ち上げ手順を紹介!

セットしたての水草水槽

水草レイアウト水槽を新規で立ち上げましたので、使用した飼育用品や立ち上げの様子など解説します。

水草水槽に必要な飼育用品および選び方や、水草の購入や植え方なども紹介しています。

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今回使用したアイテム

60cmハイタイプの水槽水草水槽には以下の用品が必要です。

  • 水槽
  • 照明
  • ソイル
  • CO2発生装置
  • フィルター

今回セットするのは60cmハイタイプ(横60cm✕奥30cm✕高さ40cm)の水槽です。

水槽道具の道具について実際に使った道具と選んだ基準、選び方を説明していきますね。
※上記に加え真冬はヒーターが必要になります。セット時点では真冬じゃなかったため使用していませんがご注意下さい。

照明

ADAのアクアスカイG植物を育成するには強い光が不可欠ですので水草育成用のライトを設置します。
観賞魚用のライトは安いのですがパワーが無いため育成には向いていません。

今回使用した照明は「ADAのアクアスカイG601」です。

正直「GEXのCLEAR LED POWERⅢ600」や「KOTOBUKIのフラットLED 600」とも悩んだのですがパワーが15Wほどと弱いため、水草育成を考えると最低でも2台設置する必要があります。
そうすると2台分購入代金かかりますし、水槽上部が埋まっちゃってメンテナンスし辛くなるのがネックでした。

アクアイスカイGで照らされたセット中の水槽アクアスカイGは単体でも30Wのパワーがあり、またリフトアップしているので定期的なトリミングが行いやすくなっています

ADAは割高感がありますが、安い照明を複数買う+リフトアップ機構をつけることを考えたらトントンかなと。
スッキリ収まるのでこっちの方が良いですね。

ソイル

カスタムソイルソイルは栄養を含んだ土を焼き固めたもので水草に栄養を供給する他、水中を水草に適した環境(弱酸性の軟水)に変える働きがあります。

単純に「砂利+固形肥料」だと水草に適した環境にならず育ちにくいのですが、ソイルを使用することによって簡単に水草が育成しやすい環境にすることができます。

またソイルには2種類あり、栄養がたっぷり含んだ「栄養系ソイル」栄養控えめの「吸着系ソイル」に分けられます。

栄養系ソイルの例:ADAのアマゾニア
吸着系ソイルの例:JUNのマスターソイル・プラチナソイル、NISSOのカスタムソイル、Marfiedのコントロソイルなど多くのソイル

ソイル栄養系ソイルは栄養が過剰になりコケだらけになって失敗するリスクが高いので、まずは吸着系ソイルの方がオススメです。
慣れてきたら栄養系ソイルも使ってみると良いでしょう。

今回使用したソイルは「NISSOのカスタムソイル」で吸着系のソイルになります。
使用した量は11kgでした。

CO2発生装置

CO2ボンベ水草を成長させることはすなわち「光合成」させることにあります。

光合成には光・栄養・二酸化炭素の3つが必要になり、これらはどれかが欠けてると意味がありません
強力な照明と栄養のあるソイルを使用したところで二酸化炭素が無いことには育成できないためCO2発生装置を設置する必要があります。

使用する二酸化炭素発生装置は「ボンベ式」のものです。

二酸化炭素がいっぱい入ったボンベを少しずつ水槽内に添加していくタイプで、構造はこんな感じです。

CO2ボンベ

レギュレーター(ボンベから少しずつ取り出す装置)

逆止弁(逆流しないように)

バブルカウンター(出ているCO2の量が目視できる)

CO2拡散装置(水槽内にCO2を溶かす装置)

実際に使用したCO2設備は「ADAのCO2アドバンスシステム-フォレスト」にCO2拡散装置を「アズーのトルネードCO2リアクター」に変えて使用しています。

CO2生成量が不安定なものの安価で始められる「発酵式」もありますので、予算が厳しい場合はそちらを設置して下さい。

CO2リアクターと外部式フィルターの接続今回使用したのはCO2を直接ホースに添加するタイプです

フィルター

外部式フィルターフィルターは水を循環させ浄化する装置です。

水草水槽に適したフィルターは水中式または外部式フィルターのみです。

外掛け式フィルターや上部式フィルターでは水が空気に触れる面が多くなったり泡立ててしまい、せっかく添加した二酸化炭素を空気中に逃がしてしまうデメリットがあります。

水中フィルターは浄化能力が弱く魚を入れれる数がかなり抑えないといけないため、通常水草レイアウト水槽に使用されるのは外部式フィルターになります。

今回使用したのは「TetraのVX-75」です。

外部式フィルターでホースユニットが簡単に取り外せ、メンテナンスもしやすいため選択しました。

機材のセット

テトラVX-75のパッケージ集めたアイテムを組み立てる水槽のセット手順を紹介します。

水槽の設置

60cmハイタイプの水槽今回設置する60cm水槽は70リットルほど入りますので土などを含めると100kg近くの重さになり。

そのためまず耐えられる場所に置くことが第一です。
専用の水槽台を利用することが多いでしょう。今回も水槽台の上に置いています。

また日が当たる場所は水温が上がってしまうので避けましょう

ソイルの投入

ソイルを敷いた60cm水槽ソイルを投入します。

最低3cmは敷かないと水草が根を十分に張ることができません

後ろ側が高く、手前側を低くすることで奥行き感が出ます。
やりすぎかな?と思う程度でも丁度良いくらいです。

今回使用したソイルは11kgでした。

後ろ側を高く、手前を低くすることで奥行き感が出せる。
どの水槽でも取り入れられているテクニック。

流木の設置

流木を置いた水槽今回はレイアウトに流木を使用します。

吸着系ソイルを使っているのでアク抜きはしなくても大丈夫です。流木から出るアクはソイルが吸収してくれます。

それっぽいように置いてみます。

レイアウトのイメージをつかむため照明を置いてみても良いでしょう。

フィルターの設置

外部式フィルターの配管を水槽にセットした様子外部式フィルターを設置します。

付属の説明書を読んで接続・設置を行います。

まずは濾材をざっと洗って本体をセットしその後、排水管と給水管を右奥または左奥、または両方に分散させて配置します。
今回は右奥側に置くことで水草で隠れるように配置しました。

水が循環するように排水口の向きを設定すればどこでも良いです。特に決まりはありません。

水槽台に置いた外部式フィルター水槽台の下に置かれた外部式フィルター

水の注水

ビニール袋を敷いてソイルを舞い上がらないようにしている注水水を撹拌しないよう厚めのビニール袋やソイルが入っていた袋などを敷いてその上から注水していきます

流木を使っている場合は水を吸うまでは浮いてきますので、少し入れてぐらついてきたら注水を止めて流木に水を吸わせます。
ほとんどの場合、長いものでも数日ほどで沈むようになります。

このあと水草の植栽を行うので満タンに入れずに半分ぐらいに留めておきます。

ライト・CO2発生装置の設置

セット中の水槽ライトとCO2発生装置を取り付けます。

取り付けが終わったら次は水草の植栽です。

照明・二酸化炭素発生装置を作動させるのは水草の植栽が終わってからです。

植栽中はライトをつけて作業するのが良いでしょう。

水草の購入・植栽

植栽中の水草を上から見た様子機材のセットが終わったら水草を購入して植栽していきます。

使用した水草

主に以下の水草を植栽しました。

  • グリーン・ロタラ
  • ロタラ・ナンセアン
  • ベトナムゴマノハグサ
  • ポゴステモン・ヘルフェリー
  • ショートヘアーグラス

長く伸びる「グリーン・ロタラ」、「ロタラ・ナンセアン」は後ろに植え、背丈の短い「ショートヘアーグラス」は前面に植えます。
中間に「ベトナムゴマノハグサ」、「ポゴステモン・ヘルフェリー」を植えていき前が低く、後ろが高くなるようにします。

いずれも組織培養と言われるヤツを購入しました。

組織培養の水草

組織培養のポゴステモン・ヘルフェリー組織培養の水草とは培養により増やされたカップ売りの水草のことです。

小さなカップなので量は少ないと感じますが、バラすとかなりの本数があり束で売れられているやつより多いので、広い面積で植える場合はお得です。

また培養されているのでコケや害虫を持ち込んだりすることが無く、購入する時に店員さんに声をかけずに手軽に買えるメリットがあります。

組織培養カップから取り分ける

組織培養水草の寒天まず組織培養の水草を取り出して根部分の寒天を洗い流します

寒天をそのままにしておくと水カビが生えやすくなってしまうようです。

洗い流し終わったら3~4本ごとにトレーに取り出していき、ピンセットで植えれるような状態にします。

ヘアーグラスは適当な小さな固まりにして植えていきます。

1つの組織培養カップから取り分けた水草たちロタラ・ナンセアン
1カップでもこれだけ植栽できるのでコスパは悪くない
組織培養ショートヘアーグラスを分けたものショートヘアーグラスはこんな感じで取り分ける

ピンセットで植えていく

ピンセットにつままれた水草あとはピンセットでどんどん植えていくだけですね。

浅く植えると抜けてしまうので深く植えるのがコツです。

できるだけ根部分のみを植えようとしがちですが、水槽に適応した葉に全て入れ替わるので気にせず深く植えてしまいます。

ソイルからちょんと出るくらい程度でも良く、その方が根が張った時にしっかりします。

ソイルにピンセットで水草を植えようとしている様子ピンセットで摘んで・・・
ソイルにピンセットで水草を植えている様子深く植えていきます
ソイルに水草が植わった様子植え終わりました!これの繰り返しです

ゴミを取ってフィルターを作動させる

水草が植え終わったセット中の水槽すべて植え終わったら水槽上部のゴミをネットなどで集めて捨てます。

終わりましたら水槽に水を注いでフィルターを作動させてセット完了です。

あとは水草の成長を待ちます。
水草が成長してきたら良い感じになりますので、切ったりして整えながら完成イメージに近づけていきます。

待ち遠しいですが水草の成長を楽しみに待ちましょう

最初は水草の成長が遅いですが、水草が水槽に適応するとドンドン伸びて成長するようになります。

水草が植えられた直後の水槽セットが完了した水槽

※先述した水草の他に「ブリクサショートリーフ」、「ウォーターローン」、「パールグラス」、「クリプトコリネ・ウェンティ(グリーン)」を植えていますが、最初のうちは色々使わずに数種類程度に抑えると水草の特性を把握しやすいです。

照明点灯時間・CO2添加時間

24時間タイマー24時間タイマー

水草水槽の照明時間及びCO2の添加時間は通常1日8時間~10時間が目安です。

24時間タイマーを利用して自動的にライトを点灯・消灯させます。

セット初期は短く

コケに覆われた水草ただしセット直後は水草が本調子じゃないため初めから長い照明を行うとコケが蔓延して失敗する可能性が高くなってしまいます。

水草が環境に適応するまでは通常の半分、1日4時間ほどに抑えます。

2週間~1ヶ月くらいで環境に適応して根を張るようになってきますので、頃合いを見て8時間~10時間にすると良いでしょう。

その後の様子

現在育成中ですので、定期的に追記を行っていきます。

セット後数日

セットしたての水草水槽濁りがとれました。

栄養系のソイルはしばらく栄養および汚れが出続けますが、吸着系のソイルだと白濁はすぐ収まりますので便利ですね。

まとめ、個人的な所感

ミクロソリウム水草水槽というと色んな設備が要りそうなのですが「栄養であるソイル」、「育成のための照明」、「光合成させるための二酸化炭素発生装置」と最低限この3つで作ることができます。

光合成に必要な「光・二酸化炭素・栄養」の3要素ですね。

今回60cmという大きな水槽で立ち上げましたが、小さな水槽でも立ち上げ方の基本は同じです。

是非試してみて下さい。

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