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コトブキの水槽用照明「レイマックス600」をレビュー!

レイマックス600の製品パッケージ

「レイマックス600」はコトブキ工芸から発売された60cm水槽用の水草・観賞魚用LEDライトになります。

購入して使ってみたので使用感や光量、元々使用していたADAアクアスカイGとの比較などをレビューしていきます。

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製品概要

コトブキ工芸「レイマックス600」の製品パッケージ以下製品のパッケージから、一部抜粋。

目指したのは自然光の再現「自動調光LED レイマックス」

  • 24時間365日、1日の始まりから終わりまでの太陽光を完全オートによって再現できます
  • RGB+W(白)の4つのLEDで自分好みの色を作れる
  • カスタム設定でオリジナル設定色での24時間オートサイクルが可能
  • 可動式リフトアップパーツにすることにより、LEDを水槽から外すこと無くメンテナンスが出来ます
  • クラス最高の明るさ。MAX1880lm(ルーメン)

引用元:製品パッケージより

レイマックス最大の特徴は、24時間の自動調光・色設定ができるLED照明だということでしょう。

水槽用のLED照明といえばON/OFFのみで点くか消すかというものばかり。

ダイヤルをいじってRGB LEDの出力を変えることでカスタム設定できるものがありましたが、それに加えて24時間で調光設定ができるというカスタム性の高い照明です。

またRGB LEDの調整ができるLED照明って、パワーが弱く水草には向いていない照明が多かったのですが、レイマックスは光量が一定水準あり、水草育成にも向いているというのが強いですね。

仕様

水槽用照明レイマックスのスペクトル図水草育成照明として気になるのは出力ですが、以下の通りの仕様です。

  • 消費電力:24W(MAX)
  • 光束:1880lm(MAX)

消費電力24Wということもあり、LED照明としては明るい部類になります。

例えば定番のLEDモデルである同社の「フラットLED 600」は14Wですし、競合製品であるGEXの「LED POWERⅢ」は17.5W。

流石にLED2本を運用する場合には劣りますが、なかなか心強い出力ですね。

単純な光量としてみれば同社から出ている「フラットLEDツイン」が上回っており、価格も同じぐらいなので調光設定がこの製品を選ぶポイントでしょうか。

製品 消費電力 光束
RAY MAX 600 24W 1,880lm
フラットLED 600 14W 1,130lm
CLEAR LED POWERⅢ600 17.5W 1,000lm
フラットLED ツイン600 34W 2,550lm

開封と取り付け

コトブキ工芸「レイマックス600」の梱包物

パッケージを開封すると以下の物が入っています。

  • 本体と電源コード
  • 水槽取り付け部品
  • リモコン
  • リモコンの取説と保証書

付属スタンドは組み立てするタイプで一箇所だけネジ回しが必要です。

レイマックスの水槽取り付けスタンド組み立てた様子
レイマックスにスタンドを取り付けている図差し込んで取り付ける

特に難しいこともなく、組立自体は簡単ですね。

リモコンについては最初からテスト用として電池が付いています。

レイマックスリモコンの電池
レイマックス付属のリモコン

水槽への取り付け

レイマックスを水槽に取り付けた様子スタンドをそのまま乗せ、ポリカーボネートのネジで固定するタイプです。

左右が出っ張ってしまうタイプなので水槽フチ横の間隔が少しないと取り付けができません。

ただあまりグラつかないのでネジ止め(とフタ受け)を諦めれば、小さな隙間でも取り付け自体はできます。

レイマックスの取り付けスタンド取り付けの様子
レイマックスの取り付けスタンド(ネジ無し)ネジどめ無し

使用感、レビュー

それでは使用感についてレビューしていきますね。

照度について

レイマックス600を使用した水草レイアウトADAアクアスカイG601からの付け替えで設置しましたが、光量的にはだいたい同じかな?と感じます。

アクアスカイGはネイチャーアクアを意識されたライトですが、レイマックスもそれと謙遜無いレベルですね。

なので一般的な水草を育成するのであれば光量的には十分だと思いますが、ロタラなど光量を多く必要とする水草にはもう一灯は欲しいなというくらい。

後ほどADAの水草育成ライトであるアクアスカイGと見え方を詳しく比較していますので、そちらを見ていただければよく分かると思います。

色味の設定

緑色LEDのみを点灯させたレイマックス付属のコントローラーでホワイト、レッド、グリーン、ブルーそれぞれ0~10段階で調光が可能です。

設定としては荒くないので割とどんな色味でも設定が可能ではないでしょうか。

やや青みがかかった白、黄色みが強い自然っぽい明るさ、幻想的な青、夕焼けなど様々なシチュエーションを設定することができます。

さらに設定を記録できるメモリーが4つ用意されているので、ボタン1つでいつでも呼び出すことも可能になっています。

この辺の機能はバッチリですね。

青色LEDのみを点灯させたレイマックス青色のみ
赤色LEDのみを点灯させたレイマックス赤色のみ
青みがかかった白を調光したレイマックス青みがかかった白
オレンジがかかった白を調光したレイマックス夕焼けを意識して設定

24時間調光について

レイマックスで青い照明を設定した水槽夜は気持ち青くという設定も可

3時間毎に設定を記録を記録し、24時間サイクルで調光が可能です。

どうやら時間がきたらいきなり切り換わるシロモノではなく、例えば「12時:消灯」、「15時:全点灯」と設定していたら12時から15時の間に徐々に明るくなっていくようになるみたいでした。

すぐに消えないので最初は戸惑ってしまいますが慣れるとまぁ悪くはないかなと。

3時間毎にしか設定できないのでやや荒いとは思いますが、魚も驚いたりしにくいので中々良いと思います。

雷雨モード?

天候ボタンを押すことで天候を再現した色味の調光が用意されていますが、そのうち雷が落ちてくるのを再現したモードにがあります。

暗めの調光をベースに、ときおりカチカチッと光が入ります。

残念ながらランダム性が全く無く、2回も見れば周期が分かっちゃうのでその辺が大変残念ですが、機能的には面白いものなのでおまけ程度に楽しむのが良いと思います。

ただ本格的なパルダリウムで使えるものかと言うとちょっと心もとない感じ。
パルダリウムで使っている人は「雷モード」に興味がある人多いと思うんですが、惜しいですね。

水換えなどの時に「雨季がくるぞォォォオオオ!」って使えばテンションが上がると思います。

メンテナンス性

付属の水槽取り付けユニットでライト本体が前後に倒れるようになっており、上からのメンテナンスがしやすくなっています

コトブキ工芸社製、水槽用照明「レイマックス」通常使用時
レイマックスのスタンドを倒した様子オープン

トリミングの際はカパッと後ろに倒せばスペースが空くので便利ですね。

トリミングや掃除はライトをどけたりするだけでも面倒だなぁと感じてしまい、やらなくなってしまいがちですがこういうのだとサボりにくくもなるので管理のしやすさは重要なポイントです。

アクアスカイGのようなリフトアップしているタイプと比べると、眩しくなるのでその分劣るのですが機能的には十分だと思います。

リモコンによる操作について

レイマックス付属のリモコンあと気になるのがリモコンというかどうやって設定するのか?というポイントだと思います。

これが結構ややこしく、最初は説明書とにらめっこしながら挙動を確かめないといけませんでした。

24時間調光や色味の設定などの設定について、どう設定するのかを紹介していきたいと思います。

24時間調光の設定方法

「水色の設定ボタン」を押し、光量を調整したい「時刻ボタン」を押して、リモコン下部の「W+RGB各種操作ボタン」より色味の設定が可能です。

また別の「時刻ボタン」を押すことで別の時刻の色味を設定できます。

全ての時刻を設定したら「決定ボタン」を長押しして、セーブ。

あとは時刻設定を行えばカスタムした調光で24時間制御が始まります。

操作的には理解できますし、そもそもこういうのは一度設定したら触らないのでまぁ(一度理解さえすれば)分かりやすい方だとは思います。

私は15時~18時~21時は全点灯で、あとは消灯設定して使っています。

デフォルト設定もある

レイマックス、パッケージの24時間オートサイクルイメージまたデフォルトのプリセットが固定記録されているので、それを使用すればややこしい設定無しに使用できます。

ただ照明時間が長くコケまみれになっちゃうリスクが高いと思うので、その点は注意が必要です。

現在時刻の設定

おやつの時間(3時)を指す目覚まし時計操作は正直慣れますし、3時間ごとの設定ももう少し間隔があるべきだと思うもののそういうもんと思えばまぁ使えるレベルです。

ただ現在時刻の設定も3時間ごとにしか出来ないのでそれはちょっと・・・・。

例えば現在「19:30」だとして、現在時刻として設定できるのは18時か21時しかないんです。
1時間30分もズレちゃうんですよ。

しっかり時刻を合わせようと思ったらリアル時間で12時、15時、18時・・etcちょうどのタイミングで設定が必要です。
面倒!

(まぁ厳密に時間を設定する必要もないんで、ズレ込みで設定するのもアリかとは思います)

色味設定モードについて

青みがかかった白を調光したレイマックス一旦「W+RGBボタン」or「メモリーボタン(M1~4)」いずれかを押せば、24時間調光とは別に色味が調整できるモードになります。

あとは「▲」「▼」をそれぞれ押して任意の色味を作ることができます。

設定した色味は「M1~M4」キーを長押しすればそれぞれに記録することができ、ボタンを押せばすぐに呼び出せるようになり便利です。

24時間調光に戻す場合は「設定ボタン」を2回押せば戻せます。

リモコンの距離

レイマックスのリモコン電波が届く長めの距離あとリモコンが反応する距離ですが、タイミングが良ければ1部屋の隅から隅まで届くレベルで反応します。

ただ反応しないことも割とあり、安定して受信するのはライト側の受信部から20cmぐらいとかなり短め

まぁこの辺は何度もリモコンを触るもんじゃない(と思う)ので、個人的には問題ないレベルだと思いますが期待は禁物。

ADAアクアスカイGとの比較

ADAのアクアスカイG水草育成ライトといえばADA製品が定番。

このライトを選ぶ上でADAのアクアスカイG601と迷う方も多いのではないでしょうか。

仕様的にはあちらは30Wと単純な出力では優れていますし、何より水草の緑が綺麗に見えるというのも見逃せません。

またアクアスカイGはメンテナンスがしやすいリフトアップ照明なので、メンテナンスがしやすい照明としてもレイマックスと重複する部分があります。

元々アクアスカイG601を使っている水槽にレイマックスを設置しましたので比較してみたいと思います。

製品 消費電力 光束
RAY MAX 600 24W 1,880lm
アクアスカイG 601 30W 1,800~2,100lm

見え方の違い

カメラの設定を固定(シャッタースピード、ISO、絞り、ホワイトバランス)にしてレイマックスとの違いを撮ってみました。

以下の通りです。

ADAアクアスカイGを使用した水草レイアウトアクアスカイG 601
レイマックス600を使用した水草レイアウトレイマックス(MAX)

アクアスカイGが鮮やかな緑に見えるのに対し、レイマックスは黄色っぽく飛んだ感じ、良くいえば自然な感じになりますね。

明るさ的には写真で見ると気持ちレイマックスの方が明るめに見えますが、見え方が違うだけでほぼ変わらないレベルだと思います。(明るさに差があれば結構ハッキリ分かるので)

やはりアクアスカイGの緑の見え方は綺麗で、生身でみてもどちらかが綺麗かと言われれば断然ADAの方です。(まぁこの辺は好みもありますが)

調光して緑が綺麗に見えるように

しかしレイマックスの本領はMAX点灯だけじゃなく、自分好みの色味に調光できることです。

調光を行ってADAのように綺麗に見えないかやってみました。御覧ください。

ADAアクアスカイGを使用した水草レイアウトADAアクアスカイG 601
色味を調節して緑が綺麗に見えるようにしたレイマックスレイマックス(色味調整)

やはり出力が少ない分多少暗くはなってしまいますが、結構近い色味にできたんじゃないでしょうか。(緑100%、白やや抑えめ、あと0%)

やっぱりアクアスカイGには及ばないものの、レイマックスの調光設定でこれだけ近くできるのはかなり良いのではと思います。

こうやって色々やって自分好みの色味に設定できるのがレイマックスの良さなんですよね。

併用するとどうなる?

レイマックスとアクアスカイG601を併用した明るさちなみにアクアスカイGとレイマックスを併用するとご覧の通り、滅茶苦茶明るくなります。

デジカメの設定を固定しているのでクソ眩しいように見えますが、肉眼では綺麗に見えてます。

ショップでよく見る有茎草を使った綺麗な水槽レイアウトはこれくらい明るいですね。
ロタラなど光を多く必要とする水草ならこっちの方が良し。

併用することで色味付けもできるようになるので追加して使うのもオススメです。

総評

レイマックス600の製品パッケージリモコンの操作(特に現在時刻の設定)が使いにくいのはあるものの、この値段で高出力かつ調光できるLEDライトとしてみればかなーり良い照明だと思います。

LEDって出力も大事なんですが、鑑賞する上では見え方も大事で魚によっても綺麗に見える色味があったりします。

例えば目の蛍光色が綺麗なアフリカンランプアイは明るい照明より、やや照度を落とした気持ち青っぽい照明が一番綺麗に見えるんです。(個人の主観)

複数のアフリカンランプアイ単に明るい照明
アフリカンランプアイの群れやや暗く青が入った照明

このランプアイみたいな魚に適した色味設定がやりたくてレイマックスを買ったんですよね。

実際に使ってみると、日中は植物育成のためにMAX運用しつつ、寝る時間あたりに好みの照明になるように設定できるので個人的には非常に満足

ハッキリ言って24時間調光としては改善余地を感じるものの、照明として欲しかった機能は全部満たしていますし買ってよかったと思える製品です。

「水草育成もできる高出力」ながら「色味設定できる」照明はコイツしか無いでしょう。

出力的には一般的なLEDライトよりも優れているので単純に水草育成に向いていますし、24時間タイマーを内蔵、そして調光ができるライトとしてみればコストパフォーマンスはかなり高いです。
(しかもメンテナンスもしやすい)

この後人気が出るかどうかはちょっと分かりませんが、個人的には「良いなー」と思ってるなら買いだと思いますね。

(レビューが使いにくいで溢れそうなので・・・)

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