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ウーパールーパーを複数飼いするための5つのポイント

仲良しなウーパールーパー

ウーパールーパーは単独飼育が基本とされています。ウーパールーパーは動くものに対して反射的に食いつく性質があるため共食いする危険性があります。

しかし飼育していると一人では寂しく見えてしまいもう1匹仲間を入れたい、そして違うカラーのウーパールーパーを入れたいと思うもの。実際に複数飼育が当たり前の飼育者もいてポイントを抑えれば複数飼うことも十分可能です。

本記事では共食いを防ぎトラブルなく複数飼育するための7つのポイントを紹介します。

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1. 水槽の大きさは45cm以上が目安

単独飼育のウーパールーパーアダルトサイズのウーパールーパーを複数飼う場合は45cm以上の水槽が目安です。

ウーパールーパーは温和であまり動くことがないため「窮屈かな?」と思う程度でもケンカせず飼育することが可能ですが、大きくなってくると20cmを超えますので小さな水槽だと窮屈に見えてしまいます

60cm以上(横60cm、奥行30cm)の水槽であれば伸び伸び飼育することが出来るようになります。

急に驚いて泳ぎだした場合にも大きい水槽だと安心です。

また高さのない「60cm らんちゅう水槽」も良いでしょう。水量は減ってしまいますがメンテは各段にし易くなります。

2. 大きさは7cm以上で体格差は30%以内が目安

体格差のあるウーパールーパーの混泳模様ベビーなどの子供サイズでは食欲が旺盛で動くものをなんでも餌としてみなしてしまうため共食いが起こりやすいです。

目安としては7cmを超えたあたりくらいから落ち着くようになりますので、そのサイズを超えればトラブルも少なくなってきます。

また体格差については餌として認識されないサイズであれば構いません。
体格差の目安としては3割程度の体格差であれば大丈夫です。
ケンカすることはないため一回りくらい大きい程度であれば大丈夫です。

3. エサは毎日欠かさず与える

餌を嗅ぎ当てたウーパールーパー最も重要なポイントです。

餌を毎日与え、タイミングも1日2回朝晩食べるだけ与えるようにして空腹の状態は無くします。

餌を何日か与えないでおいた後、餌を与えると活性が上がり貪欲に餌に食らいつこうと行動します。
この絶食は人工飼料に慣らすためにも用いられ、何日も餌を食べることができない空腹状態だと見向きもしなかった人工飼料を食べようとするのです。

上記の習性は複数飼育の場合だと共食いに繋がってしまいます。

定期的に餌を食べていれば目の前に別の個体の足及びエラが通ったとしても餌としては認識されませんが、空腹時だと目の前を通っただけで食らいつこうとしてしまいます。

そのため餌を毎日与えることは共食い防止の最も重要な要素です。

そうすることでウーパールーパーはかなーり太ってしまいますが、むしろ太っていなければ共食いしてしまうリスクがあります

当然ですが食べ残しには注意して残した分はすぐさま吸い出しましょう。

複数飼育されているウーパールーパーかなりの数を複数匹維持している「志摩マリンランド」のウーパールーパーたち。
写真の外にもまだまだいる。スゴイ。
(志摩マリンランド)
よく太ったウーパールーパー(志摩マリンランド)維持のポイントはやはり餌やり
どの個体も見たことがないくらい太っていた。
(志摩マリンランド)

4. 換水頻度は多めに

フンをしているウーパールーパー餌を毎日たくさん与えることは多くのフンが排泄されます。そのため水が汚れるスピードがより速くなってしまいます

太らせるためたくさんの餌を与えますので2匹になった場合は換水頻度は2倍以上となります。
増えたフンの量を基準にして考えると何倍換水が必要かを計算することが出来ます。

飼育設備にもよりますが3日に一度~一週間に一度は換水した方が良いでしょう。

フンを発見次第、フンと共に水換えを行うようにしても良いでしょう。

濾過装置のパワーアップ

投げ込み式フィルター外部式フィルターの濾過能力を「10」とすると投げ込み式フィルターは「1」にも満たない

また濾過装置についてもある程度のパワーを持った濾過装置にしておくとトラブルが減ります。

複数飼育の場合は外掛けフィルターや投げ込み式フィルターでは力不足で、ひょんなタイミングで水カビ病になってしまいがちです。

濾過能力の高い上部式濾過、外部式濾過を設置することを強くオススメします。

5. メダカ・生き餌は与えないこと

餌用メダカウーパールーパーの餌として与えられることのあるメダカですが普段から餌として与えてしまうと、目の前に何かが通ると餌メダカだと思って反射的に食べる性質を強くしてしまいます

一番トラブルが少ないのは人工飼料のタブレットフードです。
舞い上がらず底に沈むため匂いだけで底に落ちている餌を探して食べるようになります。

冷凍アカムシは動かないため悪くはありませんが匂いがキツく、他のウーパールーパーがほおばっているとエラから匂いが漏れてエラに食いつく恐れがあります。

そのほかの複数飼育のポイント

これまでで先述した5点をカバーすればウーパールーパーの複数飼育ができるようになります。
しかしそれでも共食いや事故などの混泳によるリスク0ではありません。

そこでさらに混泳によるリスクをできるだけ減らすためのポイントを2点紹介します。

隠れ家を多めに入れる

ウーパールーパー2匹と土管ウーパールーパーはふとした拍子に驚いて急に暴れることが稀にあります。

暴れたウーパールーパーが他のウーパールーパーに突撃してしまうことで他のウーパールーパーも驚いてしまい水槽がパニック状態になってしまうことがあります

隠れるポイントがあると暴れたウーパールーパーからの接触を防止でき、つられて暴れることが防止できます。

ウーパールーパーの数よりも多く隠れ家を設置すると良いでしょう。

多い方がウーパールーパーが落ち着けて良いですが、反面掃除が大変になってしまうことや隠れ家に隠れたままで前に出てこなくなってしまうため、設置する数は適度に調整してください。

また尖った隠れ家は体に傷をつけてしまうので避けて下さい

定番は土管タイプのものです。
入りやすいので良く入ってくれます。

アルビノ系は複数飼育に不向き

アルビノのウーパールーパー目がアルビノアイであるアルビノ系のウーパールーパーは視力が良くありません。

そのため餌かどうかを判断する能力が低いため普通目のウーパールーパーと比べると複数飼いには向いていません。

ただどちらかというと向いてないと言えるだけで、できないことはありません。

毎日欠かさず餌を与えて空腹にさえ気を付ければ不意に目の前を通った仲間でも食いつく確率は極端に低くなります。

見上げるウーパールーパー奥のアルビノ(ゴールデン)の目の前に別個体の腕がありますが・・。
腕が他のウーパールーパーに食いつかれた瞬間手が餌だと思って反応し、食いつきました。
サツバツ!

まとめ

色々事故を減らすための複数飼育のポイントはありますが、餌を毎日定期的に与えて太りさえしていれば複数飼育することが可能です。

特に重要なポイントを箇条書きで以下にまとめました!

  • 餌を定期的(毎日朝晩)に食べるだけ与えて太らせることで共食いすることはほぼ無い
  • フンがかなり多くなるので換水頻度を多くして、濾過能力の高い濾過装置を設置する
  • メダカなどの生き餌は与えずに人工飼料を与えること

群れで行動しないウーパールーパーには寂しいという感情はほぼ無いため、ウーパールーパー飼育初心者はまず1匹のウーパールーパーをしっかり育ててあげることを第一としましょう。

飼育していると知識や経験がついて色々余裕が出てきますので水槽のお引越しなどのタイミングで設備を強化して複数飼育にチャレンジしてみるのも楽しいでしょう。

複数飼育は繁殖への第一歩でもあります!

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