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ウーパールーパーの底床(砂、砂利)について!失敗しない選び方!

砂や砂利などの底床は水質を安定させ水換え頻度を減らしたり、ウーパールーパーのストレスを軽減する効果があります。

しかし間違った砂の導入はウーパールーパーを弱らせてしまうことも。

失敗しないウーパールーパーの正しい砂選びについて解説します。

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粒の大きさ

サンゴ砂ウーパールーパーは餌と誤って砂利を飲み込んでしまうことがあります

通常は口の中で餌と砂利を分離しますが、うまく分離できずそのまま飲み込んでしまうことがあるようです。
(そもそも人間ですら喉詰まらせて死ぬこともありますし)

外部リンク:もねペットクリニック「ウーパールーパーの異物誤飲」

そのためウーパールーパーが飲み込んでもケツから出てくる大きさの砂利を選択します。
また尖ってないものであれば尚更良しです。

ケツから出るサイズの目安

フンをしているウーパールーパーウンコをしている時の肛門のサイズを見ておくのが手っ取り早いですが、排泄のタイミングに居合わせるのは大変です。

ウーパールーパーが排泄した形が崩れていないウンコのサイズを見ましょう。

大体ウンコサイズの半分以下が普通に排泄されるサイズです。
半分と言わずより臓器に負担をかけないよう、更に一回り小さいものが良いですね。

大きめのウーパールーパーならある程度粒の大きいものでも大丈夫で、小さなウーパールーパーであれば砂粒はより小さいものを選択しましょう。

細かすぎてもあまり良くない

パウダータイプのサンゴ砂パウダータイプは綺麗ですが適していません

しかし砂粒が細かすぎるパウダー状のものは良くありません

水に舞いやすい

細かすぎると水に舞いやすく濁りが取れないことがあります。

水に舞った砂はウーパールーパーのエラに入っちゃうことがあり、エラ呼吸とは言えあまり気持ちのよいものではありません。

掃除が大変

砂利の掃除ゴミと分離ができない

また敷くとギッシリ詰まるので通気性が悪く、良くない菌が溜まりやすく腐ってしまうリスクがあります。

そうならないように適度に撹拌して掃除することが必要なのですが、細かい砂はゴミだけを吸うことができずどうしてもゴミとともに砂も排水してしまいやすく、とても掃除が大変です。

  • ウーパールーパーが誤って飲み込むため、ウンコの半分より小さな粒のサイズを選ぶ
  • 細かすぎても掃除が大変であるためパウダータイプは避ける

浄化能力

フンから硝酸までの図砂利には水を綺麗にする浄化能力が備わっていますが、それらは砂粒に定着したバクテリアの働きです。

砂粒についたバクテリアはフンから出た汚れである「アンモニア」「亜硝酸」を、より汚れの少ない「硝酸」へと処理する作用があります。

つまり砂粒に多くバクテリアが定着できれば砂利の濾過能力が高くなります

バクテリアが住めない素材

海面に反射する光キラキラしたものは浄化能力がほぼ無い

例えビー玉やガラス玉を素材とした砂利は表面がツルツルしており、見た目の表面にしかバクテリアが着くことができませんので、濾過能力はほぼありません。

もし水を綺麗に保つためや水換え頻度を減らしたい場合はビー玉やガラス玉などの素材はほとんど意味がありませんので、注意が必要です。

キラキラして落ち着かないため、ストレスを軽減するメリットも無いでしょう。

バクテリアに適した底床

コリドラス・シュワルツィ逆に砂粒に微細な穴が空いており多孔質な素材であるものは表面積が広く、バクテリアが多く定着することができ浄化能力が高くなります

例えば土を固めたもの(セラミック)でできたものは顕微鏡で砂粒を拡大するといくつも穴が空いており、これがバクテリアの良い住処となります。

「セラミック」のほかに「麦飯石」、「サンゴ砂」などを素材としたものも多孔質であるため、これらの底床材は浄化能力が高いと言えます。

  • 砂利の浄化能力は砂利に定着したバクテリアによるもの
  • ガラス玉など表面がツルツルとした無機質なものは浄化能力がほぼ無い

水質

レッドシーの硝酸/亜硝酸濃度測定キットの中身砂利や砂などの底床材は水中に入れることで成分が溶け出し、水の性質を変えるという作用があります

そのため砂の種類によってはウーパールーパーに適していない水に変えてしまうことがあり注意が必要です。

ウーパールーパーは水質の適応範囲が広いため大体の砂利は大丈夫なのですが、特に注意が必要なものを紹介します。

サンゴ砂、海由来の砂

サンゴ砂のパッケージサンゴ砂など海由来の成分は水質をアルカリ性という性質に変えてしまいます。

「アルカリ性」は海の生物が好む水質で、淡水に棲む多くの生物は「弱酸性」という真逆の性質を好んでいます

もちろん淡水の中にもアルカリ性を好むものもいますがアフリカのマラウィ湖、タンガニーカ湖など全体的に見て珍しい方の水質になります。

ウーパールーパーはサンショウオの仲間であり、彼らは落ち葉や土、泥などの弱酸性寄りの水質であることがあり、どちらかというと弱酸性のほうが都合が良いでしょう。

ソイル

ソイルソイルは水質を弱酸性に傾ける土をベースとした底床材になりますが、注意することがあります。

水槽に入れてしばらくは毒素の高いアンモニアを吐き出してしまう特徴があります。

そのためそのまま水槽に入れると毒素を吐き出し、ウーパールーパーにダメージを与え殺してしまうリスクがあります

ソイルを使う場合は予め水槽にセットし、ある程度空回した後、必ず市販の測定キットで水質測定(アンモニア・亜硝酸)を行って問題が無いことを確認してからウーパールーパーを入れなければなりません。

ソイルは土を軽く固めたものなので万が一飲み込んでも崩れて土になって排泄されやすいメリットがあるのですが、セット初期だけは気をつける必要があります。

よく洗うこと

水洗いしたサンゴ砂しっかり洗う

またそれ以外の底床材でも水の性質を変えてしまう作用が少なからずあります。

特に使いたての頃は水に溶け出しやすく、急に水質が変わりウーパールーパーにダメージを与えてしまいがちです。

そうならないようにはしっかりバケツで洗ってゴミや不純物を取り除き、溶け出しやすい表面を少し削っておくことが重要なポイントです。

また水を張ったバケツに置いておきエアーポンプなどで循環して数日~一週間おけば、最初の溶け出し分をやり過ごすことができるテクニックもあります。

※ただしソイルなど洗うと崩れてくるのもあるので購入したモノの説明書をお読み下さい。

  • 底床材を入れると水に成分が溶けだし、水の性質(水質)に作用する
  • サンゴ砂など海由来の底床材は水をアルカリ性の水質に変えてしまい、ウーパールーパーに好ましくない
  • ソイルの使い始めはアンモニアという高い毒素を放出するので考慮した上で使用する
  • 底床材はしっかり洗おう

まとめ、ウーパールーパーに適した砂

とぼけたウーパールーパーつまりウーパールーパーに適した砂をまとめると以下の性質を満たすものになります。

  • 飲み込んでも問題ないほど粒が小さく、パウダー状じゃないもの
  • ガラスなど無機質でないもの
  • 水質を大きく変えないもの

上記のポイントを抑えてウーパールーパーの砂利を選びましょう!

ダルメシアンカラーのウーパールーパー志摩マリンランド のウーパールーパー
粒の小さい明るめの砂を使っている。
これなら飲み込んでも大丈夫。
鳥羽水族館のウーパールーパー達鳥羽水族館 のウーパールーパー
茶色の砂を使っている
志摩マリンランドと比べてやや大きめだが、ウーパールーパーのサイズを考えると全く問題無い

おまけ、実際に使っている底床

私が実際にウーパールーパーの底床に使っている商品は「ADAのラプラタサンド」と「田砂」です。

「ボトムサンド」も使っている飼育者もいましたが、それも良いと感じます。
ご参考になれば幸いです。

斜め後ろからみたアンダーソンサラマンダーADAのラプラタサンド
明るい砂なので水草レイアウトによく使われている
マーブルのウーパールーパー田砂
愛好家が多い定番の砂
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