ウーパールーパーに相性の良い水草とは?オススメの水草など

ウーパールーパーは水草を食べたりはしませんが、水草育成とは相性が悪いところがあります。
水草との相性が悪い理由や、適した水草を選ぶポイント、またオススメの水草を紹介します。
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ウーパールーパーと水草の相性が悪い理由
まずウーパールーパーは水草との相性が良くないことを知っておきましょう。
エビや魚を食べてしまう
水草の育成に適した環境というのは同時に美観を損ねる厄介なコケが育つ環境でもあります。
コケの除去のためには藻を食べる生物である「エビ」や「魚」などを入れて対応するのが定番で綺麗な水草水槽には必ず、それらの生物が入れられています。
しかしウーパールーパーはそれらのコケ取り生物を食べてしまうため、綺麗な水槽を維持することが難しいのです。

ソイルと相性が悪い
水草の育成のためには「弱酸性の軟水」という水質が適した環境です。
その環境を手軽に作れるのが「ソイル」と呼ばれる栄養がたっぷり入った土を固めた底床材です。
ソイルを使うことで簡単に水草の育成に適した環境を作れるのですが、粒が崩れやすいという注意点があります。
粒が崩れると詰まって汚れが溜まりやすくなるほか、栄養が水中に溶け込んでしまうため美観を損ねるコケが成長しやすくなってしまいます。
そのためソイルは底をほじくり返すようなドジョウやコリドラスなどの魚と相性が悪いのです。
ウーパールーパーもエサを食べる時に砂利とともに口に入れ選り分けるため粒を崩してしまいます。

ウーパールーパーと相性が良い水草の条件
ウーパールーパーと相性が良い水草は「水質の適応範囲が広く丈夫な水草」が最低条件で、更にコケを抑えるために「低光量でも育つ水草」であればバッチリです。
前者を満たすものは「ハイグロフィラ・ポリスペルマ」や「アマゾンチドメグサ」などの初心者向けに丈夫な水草です。
ウーパールーパーは砂利を敷かない飼育スタイルも多いため、砂利を敷かずとも飼育できるウーパールーパーと相性の良い水草を紹介します。
シダ・サトイモの水草たち
シダやサトイモに属している水草は丈夫で少ない光量でも育つので非常に相性が良いです。
日頃から弱めの照明や、タフなのでコケが生えてきたら一定日数暗くするというスタイルでも育成できます。
水草は根から栄養を吸収するものが多くその点でもソイルを使うべきなのですが、シダ・サトイモの仲間は葉から栄養を吸収する割合が多く、根からの栄養吸収にはあまり頼っていないためこの点でも相性が良いと言えます。
また流木や岩に活着するのが多く、砂を入れていない水槽でも岩に縛り付けて設置することが出来ます。
逆に流木や岩にくっつくタイプは砂利に埋めてしまうと根腐れを起こしてしまうので注意しましょう。
欠点としては成長が遅いことですね。反面間引きなどの手入れは不要です。
アヌビアス
アヌビアスと呼ばれる水草はハートに近い濃い緑の葉が特徴のサトイモの仲間です。
非常に体力があるため初心者でも枯らしてしまうということが無いほどです。
流木や岩にテグスやタコ糸などで縛っておくと根が伸びて活着します。
一般的なものは「アヌビアス・ナナ」ですが、ほかにも葉が小さく小振りな「アヌビアス・ナナ・プチ」、逆に大きい「アヌビアス・バルテリー」などがあります。


ミクロソリウム
ミクロソリウムは長い緑の葉が特徴のシダの仲間です。
こちらもアヌビアスと同等暗い環境でも生育でき、また根や岩に活着して伸びていきます。
アヌビアスほどタフではないのですが、十分丈夫で初心者でも育成できる水草のひとつです。
シダの仲間は高水温が続くと「シダ病」と言われる葉や根が茶色になってしまう症状が現れますが、低温を好むウーパールーパーと相性が良いともいえます。
シダ病になってしまった葉はもとに戻りませんのでバッサリと切ってしまいましょう。根元の茎だけでも生存可能です。

これはトライデント
クリプトコリネ

クリプトコリネはアヌビアスと同じくサトイモ科の水草で、アヌビアスと異なり砂利に根を延ばす水草になります。
砂利は必要なのですがせっかくなので紹介しておきます。
アヌビアスほど丈夫ではないものの育成が簡単で、砂利に植えてじっくり大きくすると見応えある水草にすることができます。
クリプトコリネは種類が色々ありますが大体育成難易度は同じです。
オススメなのはクリプトコリネ・ウェンティですね。大きすぎず小さすぎない丁度よい大きさです。
先述した2種類と比べると成長速度は2倍ぐらいありますが、水槽に馴染むまでは時間がかかります。
その他のシダ・サトイモ
先述した3種類がショップで簡単に入手することができます。
他にもシダ・サトイモの仲間としては、アヌビアスと同じサトイモの仲間である「ブセファランドラ」、ミクロソリウムと同じシダの仲間である「ボルビティス・ヒュディロティ」などもショップで販売されており、ややマイナーですがウーパールーパーと相性が良い水草です。
どちらも岩や流木に活着させて育成することができますので砂利は不要です。


浮草
浮草の仲間は水質に適応範囲が広く、光量さえ足りればポコポコ増えていきます。
厳密には水草ではありませんが、植える必要も無いためウーパールーパーと相性が良い植物です。
とはいえ浮草はかなり強い光量が必要なものが多いので、ある程度の光量で育つものを紹介します。
アマゾンフロッグビット
アマゾンフロッグビットは小さな円盤が可愛い浮草です。
一般的な観賞魚用の照明でも増やすことができます。
簡単に水槽を覆うほど増やすことができますが、藻を食べる生物がいると美味しいのか食べられてしまうため注意が必要です。


マツモ
マツモは水草のような見た目をしている浮草です。
こちらもある程度の光量が育成でき、見た目も浮草らしくないので良い感じになります。
ある程度育ったら束ねて鉛などの重りで沈めると水草っぽくなります。(すぐに伸びますが)
まとめ、個人的な所感
水草は僅かながらですが水を浄化する能力もあり、また隠れ家となってウーパールーパーを落ち着かせる効果があります。
ウーパールーパーは水草とは相性が悪いのは事実ですが、ウーパールーパーと飼育できるものを選んでみて下さい。
特にオススメなのは「アヌビアス」です。
成長は遅いのですが少ない光量でも育ち、何よりタフでなかなか枯れません。
参考になりましたら幸いです。
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