水作「Air-Max 12000 C-4」レビュー。静音性は?【エアーポンプ】

安くてハイパワー!!

水作より発売のエアーポンプ「Air-Max 12000 C-4」について、パワーや静音性などをレビューしキョーリンのハイブローC-8000との使い勝手の比較を紹介します。

製品の概要

スイサク「Air-Max 12000」の製品箱

水作から発売の「Air-Max 12000 C-4」(エアーマックス)は、主に大型水槽や複数水槽持ちのユーザーをターゲットにした水槽用エアーポンプ

東日本の50Hz使用時だと毎分最大12,000㏄(12L/分)の大吐出量を実現した大型エアポンプで、ダイヤル式でエア量を自由に調節でき4つの吐出口で複数の水槽に同時にエアを供給できるのが特徴です。
(60Hzだと8L/分になります)

  • 毎分最大12,000ccの大吐出量を実現
  • ダイヤル式でエア量を自由に調節OK
  • 吐出口が4口で複数の水槽にエアを供給
  • 防水パッキン付きの静音設計
  • 適合水槽120cm水槽まで

スイサク「Air-Max 12000」の製品箱裏面

箱をみた感じでは他のエアーポンプと比べて「分間12L」の大流量に加え、「流量調整」そして「4本エアーノズル」というのがこの商品のメリットのように思います。

本製品のスペックと同メーカーの人気中堅のエアーポンプ「水心 2S」のスペックを以下に示します。

モデル Air-Max
12000 C-4
水心 2S
排出量(L/m) 12(50Hz)
8(60Hz)
3.5
消費電力(W) 9(50Hz)
8(60Hz)
3.5(50Hz)
3.0(60Hz)
圧力(kpa) 12(50Hz)
16(60Hz)
16
口数 4 1

開封・本体

箱をあけるとこんな感じです。

水作「Air-Max 12000 C-4」を開封した様子

「本体」、「保証書」に加えて、「流量調節バルブ」が付属しています。

流量調整バルブはエアーポンプとしては珍しい感じがしますが、細かな微調整ができるようになるので嬉しいポイントです。

水作「Air-Max 12000 C-4」の付属の流量調整バルブ地味に嬉しい

本体

水作「Air-Max 12000 C-4」

本体は同メーカーの水心みたいにツヤ消しの白ではなく、ツヤありの白色です。

コードが大型エアーポンプにしては短いな?という印象を持ちますが、長さは86cmあります。

水作「Air-Max 12000 C-4」、流量調節ダイヤル

上部には分かりやすい流量調整ダイヤルがあり、ここからエアー流量の調節が可能になっています。

水作「Air-Max 12000 C-4」、裏面ウラ

地面との設置部は防振用のパッキンになっており、共振音の軽減が期待できます。

水作「Air-Max 12000 C-4」、排出口

本体全面の下部に4つのエアーノズルがあります。
(エアーノズルはストレートタイプで突起が無いです)

箱を開けて取り出した時に思ったんですが大型エアーポンプなだけあって本体がデカいです。

水作「Air-Max 12000 C-4」を手にとった様子

水作「Air-Max 12000 C-4」とペットボトル

中型エアーポンプより少し大きいくらいかな?と思っていんですが、ちょっと驚くほど大きいのでしっかりエアーを出してくれそうな感じがします。

本体を測ってみましたが、横16cm×奥16cm×高さ7cmぐらいでした。(コードの出っ張り含まず)

使用感・レビュー

エアーストーンをつなげて実際に使っていきます。

エアー排出量

水作「Air-Max 12000 C-4」のエアー排出

エアーノズル4つ全てエアーストーンにつなげてみましたが、そこそこ強力なエアーが4つともしっかり排出されています。(60Hz駆動なので8L/分になります)

大型エアーポンプということですが個人的には中型エアーポンプが4個あるような感じのパワフルさを感じますね。

水作「Air-Max 12000 C-4」のエアー排出、エアーカーテンエアーカーテンもバッチリ

製品箱には【排出量12L/分、排出口4個】とあったので「まさか12Lのやつが4口ではないよね??」と思っていましたが、この出方だと排出口4個全部合わせた排出量が12L/分な模様です。

エアーは4ノズルでそれぞれ独立しているようで、3個せき止めて残りの1個にエアー排出を集中する使い方はできませんでした。

逆に「繋げていないノズルがあるとそれに空気が逃げ、繋げているエアーストーンの流量が落ちてしまう」ということは起こらないのでこの点はメリットに感じます

流量ダイヤルを最小に絞ってみたのがコチラ。

水作「Air-Max 12000 C-4」のエアー排出流量最小

流量ダイヤルを一番小にしても流量は0近くにならないタイプのエアーポンプで、流量最小時は体感半分ぐらいになります。

個人的にはもっと絞って欲しかったのですがまぁこんなもんかな?とも思います。

水作「Air-Max 12000 C-4」のエアー排出、最小と最大流量最大流量と最小流量の比較

さてエアー流量の総評としては複数水槽に分岐してもバッチリ使える感じで好印象を受けます。

逆に「大型水槽にデカい1本のエアーが欲しい」といった分岐させない場合は不向きな感じがしますね。
(使わなかったらエアー流量が上がることがなく変わらないのでもったいないかも)

参考情報:4個分岐を逆に繋いで集中させて使うこともできそうですが本来の使い道とはそれるので耐久性は下がりそうです。

静音性について

最初にコンセントさした時に思いましたが、このエアーポンプ結構音鳴りますね

爆音ってほどひどくはないんですけど「ガーーーーーーッ」というエアーポンプらしい駆動音が部屋に鳴り響きます。
(低温のグーーッッじゃなくて高音のガーーッッが近いです)

音に関してはTHE エアーポンプって感じで、正直なところ静かではないです。個人的にはうるさいと思います。

流量を絞ってみたらマシにはなりますが流量最小にして一般的なエアーポンプぐらいの駆動音止まり。

水作「Air-Max 12000 C-4」の静音性流量最大:48.5dBらしい。
(無負荷時)
水作「Air-Max 12000 C-4」の駆動音、流量最小時流量最小:43.3dBらしい
(無負荷時)

※目安、40dB:静かな図書館、50dB:静かな事務所

このエアーポンプ検討している人はおそらく中型エアーポンプを1個持っていると思いますが、その音が最小時の駆動音イメージです。
(流量調節機能付きのエアーポンプの場合MAXで)

最大流量にすると歴戦のアクアリストしか伝わらない例えですが昔の中型エアーポンプの駆動音といった感じです。

あとノズルに負荷をかけないとうるさいタイプのエアーポンプで、静かにしたいのであれば4つちゃんとエアーストーンを繋げて負荷をかけて使うのを推奨します。

ユーザーから静音性の評価が高いエアーポンプである「水心」を作っているメーカーということで、静音機能についても期待したいところだったのですが・・・・、

間違いなく言えるのは寝室での使用はよほど鈍感な人じゃないと無理ですね。

競合製品(ハイブロー)との比較

キョーリン「ハイブロー C-8000 ヒューズ+」と水作「Air-Max 12000 C-4」

大型エアーポンプとしてはキョーリン製の「ハイブロー C-8000 ヒューズ+」がユーザーからの評価が高い定番製品としてありますが、それと比べてどうなのか気になるところ。

値段は圧倒的に水作のエアマックスが安い(半額ぐらい)ので、この値段差がどれだけ影響するか??は購入する上で知っておきたいですね。

スペック比較

モデル Air-Max
12000 C-4
ハイブロー
C-8000
排出量(L/m) 12(50Hz)
8(60Hz)
9.9(50Hz,HIGH)
12.5(60Hz,HIGH)
消費電力(W) 9(50Hz)
8(60Hz)
8.5(HIGH時)
5.5(LOW時50Hz)
4.5(LOW時60Hz)
圧力(kpa) 12(50Hz)
16(60Hz)
18(50Hz)
22(60Hz)
口数 4 1

排出量が東日本50Hzだとエアマックスの方が優れているのですが、西日本60Hzだとハイブローの方が優れています

ただハイブローは圧力が高いのでエアーストーンの種類や劣化具合、あと深い水深だとハイブローの方が有利になりそうですね。
(負荷による流量が下がりにくいです)

一番の違いとしてはエアーノズルの数で、ハイブローはエアー口が1個しか無いのは大きなポイントになります。

実際のエアー流量

実際にエアーストーンを繋げて流量を比較してみます。

ハイブローとエアマックスの流量比較

左の1つがハイブローで、右側の4個のエアーストーンがエアマックスです。

ハイブローは1口に集中して水面がボコボコ盛り上がるほど強力に吐出されますが、エアマックスは最大流量から4分割されて吐出されるので水面が盛り上がるほどのパワーはありません。

キョーリンのハイブローも分岐コックで4分割して、並べて見たのがコチラ。

ハイブローとエアマックスの流量比較その2

スペック上は西日本60Hzだとエアマックス8L/分でハイブロー12.5/分とハイブローの方が多いハズですが、肉眼で見ると流量はほぼ同じです。
(ハイブローは結構使っているお古のやつだからかも?)

なお写真では左側の青のエアーストーンだとエアマックスの方が流量が出ていますが、右側の茶色のエアーストーンだとハイブローの方が多く見えます。

恐らく茶色のエアーストーンの方が負荷が少ないので、1個口であるハイブローは負荷の少ない方に偏って出ているのでしょう。(分岐コックで分岐しているので偏る)

エアマックスだとエアーノズル4口がそれぞれ独立していますから、負荷の大きいエアーストーンと負荷の小さいものを繋げてもそれぞれ同じだけエアーが流れるというメリットがありますね。

補足すると上記水槽は45cm水槽の水深30cmなので、60cmレギュラー水槽の水深36cmとかより深い水深だと負荷に強いハイブローの方が有利になりそうです。

静音性

エアマックスと騒音計

実際に両者の駆動音を騒音計を使って測定比較してみます。

なお実使用ではエアーストーンを繋いで使うので、これを想定してエアーノズルに負荷をかけて測定します。

Air-Max 12000 C-4の測定

水作「Air-Max 12000 C-4」の駆動音、流量最大時(負荷下)流量最大時:46.4dB
水作「Air-Max 12000 C-4」の駆動音、流量最小時(負荷下)流量最小時:42.4dB

流量最大時:46.4dB流量最小時:42.4dBという結果になりました。

ハイブロー C-8000 ヒューズ+の測定

ハイブローは本体裏面で”ハイパワーなHIGHモード”か”静音で消費電力を抑えたLOWモード”かを電気的に切り替えることができます。

キョーリン「ハイブロー C-8000 ヒューズ+」の騒音測定、High時(負荷下)HIGH時:43.6dB
キョーリン「ハイブロー C-8000 ヒューズ+」の騒音測定、Low時(負荷下)LOW時:39.9dB

HIGH時:43.6dBLOW時:39.9dBという結果になりました。

静音性の比較

結果を表に示します。

製品 Air-Max
12000 C-4
ハイブロー
C-8000
最小時の音量 42.4dB 39.9dB
最大時の音量 46.4dB 43.6dB

測定結果、実際に聞いてみた様子ともにハイブローの方が静かで静音性に優れています

実際の聞き感的には、
ハイブローLOW<<<エアマックスMIN<ハイブローHIGH<<<エアマックスMAX
といった感じ。

水作「Air-Max 12000 C-4」のエアー排出

上記のように水槽の隣にエアーポンプを置いてエアーストーンをつなげると、基本的にはエアーポンプより泡の「シュワーッッ」って音の方が気になるんですが、エアマックスの流量最大使用時はそれを通り越してエアーポンプの音の方がうるさいです。
(ハイブローとエアマックス流量小の場合はエアー音に隠れます)

特にハイブローのLOW使用時は一般的な中型エアーポンプより静かなので「ほんとに大型エアーポンプか?」と思うぐらいの高い静音性がありますね。

ハイブローはエアマックスの2倍ぐらいの値段はしますが、静音性を求めつつ大型エアーポンプが欲しいのであればハイブローの方がオススメと言えるでしょう。

関連「ハイブロー C-8000 ヒューズ+」レビュー。驚きの静音性・・!

総評

水作「Air-Max 12000 C-4」を使用している様子

「Air-Max 12000 C-4」(エアーマックス)は静音性については値段相応といった感じでしたが、性能は値段の割にとてもいい感じでした。

パワーのイメージとしては中型のエアーポンプが4個使っているようなパワフルさがあり、値段も中型エアーポンプを4つ買うよりかなり安いのでコストパフォーマンスはとても良いですね。

特に負荷が高いエアーストーンと負荷が少ないエアーストーンを同時に使った場合、負荷が少ない方に逃げてしまうといったことがなく、それぞれ同じ力でエアーが出るためこの点はとても良かったです。

値段が安くていっぱい分岐できる強力なエアーポンプが欲しい」というユーザーには「Air-Max 12000 C-4」は非常にオススメ商品と言えるでしょう!

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