ウーパールーパーに白い綿がつく水カビ病の治療と対策

ウーパールーパーの体に白い綿のようなモノがついている。

それは「水カビ病」と言われる病気になります。

ウーパールーパーの水カビ病について、原因と治療、対策方法などを解説します。

目次




症状

ウーパールーパーの水カビ病

水カビ病」、古くは「綿かぶり病」とも言われ、その名の通り体にフワッと白くて柔らかい毛のような白い綿がつく症状です。

特にエラはなりやすく、共食いによる損傷が多く繊細で傷つきやすいためです。

放置しておくと水カビ細菌が侵食して腐っていくため対策が必要です。

原因

立ち上げ2日目のアンモニア濃度

水カビ病の細菌が傷口に感染することによって現れる症状です。

細菌は「アンモニア」・「亜硝酸」がある環境、つまり水槽の濾過バクテリアが不足している環境だと多く繁茂します。

勘違いしないように補足しますが、透明だから水が綺麗ということではありません。水の透明度と汚れは切り離して考える必要があります。

濾過バクテリアの働き

濾過バクテリアは食べ残しや排泄物から発生する汚れである「アンモニア」及び「亜硝酸」をより害の少ない硝酸へと変化させる役割を持っています。

フンから硝酸までの図

濾過バクテリアの量が少ないことはすなわり「アンモニア」、「亜硝酸」が長期間とどまることになり、水が腐っている状態となってしまうのです。

綺麗な水は匂いがほぼしませんが、微量でもアンモニア・亜硝酸がある場合は少なからず匂いがします。

水槽の匂いを嗅いでみて何らかの匂いがする場合は濾過バクテリア不足を疑った方が良いでしょう。

濾過バクテリアはどこにいる?

バクテリアの住居を多くした濾材濾材はバクテリアの住居

濾過バクテリアは主にフィルターの濾材砂利などに定着します。

そのため砂利を敷いておらず、濾材が入る量が少ない投げ込み式や外掛け式フィルターを使っている場合は水カビが繁殖しやすい環境にあると言えます。

そのような飼育環境だと「水換えをサボる」、「餌の食べ残しを取り除き忘れる」、「フィルターの目詰まり」、「何らかの拍子にスレ・傷ができる」などのトリガーより水カビ病が発生してしまうことになります。

特に成長に伴って排泄量は増えていきますので能力の低いフィルターのキャパシティは簡単に超えてしまいます。

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濾過がきいた清潔な環境ではケガをしても水カビ病は発症しません。

治療と対策

餌の臭いを嗅ぐウーパールーパー水カビは綺麗な水では生存できません

そのため綺麗な水を保って、自然に消失するように治療を行います。

よほど酷くない限り白い綿を取る必要はありません。
綺麗な環境だと水カビは生存できず小さくなっていきますし、環境を見直さなければ傷口からまた広がります。

毎日の換水

バケツ治るまでは毎日換水を行いましょう

傷口から細菌がそれ以上繁茂しないよう清潔な水を保ちます。

水槽の3/4程度の換水を行って、水中にいる水カビ細菌および汚い水を多く減らします。

水換え量が多いため温度はしっかり合わせた上で換水を行いましょう

温度が異なっているとウーパールーパーの体力を奪ってしまい余計なダメージになります。

濾過能力の強化

外部式フィルター水カビ病は濾過バクテリアが不足してアンモニア・亜硝酸が処理しきれていないことを示していますので、濾過バクテリアの数を増やす必要性があります。

砂利を敷かず小型フィルター(外掛け、投げ込み式、水中式)のみで飼育していると濾過バクテリアが不足しやすいので注意が必要です。

より浄化能力が高い上部式・外部式フィルターへと変える砂利を敷いていない場合は砂利を敷く等により濾過バクテリアの数を増やします。

濾過バクテリアの数が足りていなければ水カビ病が発症することは無くなります。

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投げ込み式・外掛け式ではダメな理由

投げ込み式フィルター投げ込み式フィルター

一般的に投げ込み式や外掛式のフィルターは能力が低いと言われています。

理由は簡単で、単純に濾材が入る量が圧倒的に少なく定着できるバクテリアが少ないためです。

例えば一般的な外掛け式フィルターを1とすると外部式フィルターでは20~50の量の濾材を入れることができます。

投げ込み式フィルターや外掛け式フィルターは能力が低いと飛ばれるのはこのためです。

成長したウーパールーパーには力不足。これらは補助的な濾過装置だと考えたほうが良いでしょう。

外部式フィルターの濾材タンク外部式フィルターはこれだけ濾材が入る

バクテリアの投与は意味がない

各社より販売されているバクテリア剤やバクテリアが繁茂しているマットとして売られているものはそれ単体ではあまり意味がありません。

バクテリアを投入してもバクテリアが定着する場所がなければそのまま死滅してしまいます。

まとめ、個人的な所感

こちらを見下すウーパールーパー水カビ病が発症しているということは水が腐っているほかありません。

ウーパールーパーは魚と比べて大量の排泄を行いますので、熱帯魚用のフィルターではパワー不足になりやすいのです。

特に成長に伴って排泄量が増えてくると発症しやすいので、水カビ病が現れたら飼育環境を見直しましょう。

費用対効果が最も高いのは砂利を敷くことです。

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この記事へのコメント

  • 1通りすがりのバナナ2024年5月1日 14:23

    私の家には二匹のウーパールーパーを飼っていましたが一匹は水カビで亡くなりました
    悲しかったですが原因がわかって良かったです。

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