レオパードクテノポマの特徴・飼育情報

レオパードクテノポマ
大きさ目安14cm
飼育難易度気をつけたい
適応水質◎:弱酸性
◎:中性
◎:弱アルカリ性
性格荒い
群れやすさ群れない。
遊泳ゆっくりと水槽全体を遊泳する。
値段の目安1,500円~3,000円(養殖)
別名

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主な特徴

「レオパードクテノポマ」はヒョウ柄模様が特徴のアナバスの仲間。

待ち伏せ型のフィッシュイーターで、茶色をベースとするヒョウ柄模様は枯れた植物や虫の死骸などの擬態だと考えれており、これにより小魚を油断させて捕食します。
(海外ではスポッテッドアフリカンリーフフィッシュと呼ばれることもあります)

綺麗なヒョウ柄模様を持つのは若い個体のみで、成長に伴いベース体色の黒化と黒紋様が広がり最終的には落ち着いた色合いになります。

しかし大きな個体は迫力が出てくるようになるので、若い時と大きくなった時では違った魅力があります。

レオパードクテノポマの幼魚よく販売されている幼魚(5cm)
口を開くレオパードクテノポマ可動範囲の大きい口は小魚を吸い込むのに適している。(7cm)
大人のレオパードクテノポマ成長に従いヒョウ柄模様は乱れ、色合いのコントラストは薄れる。(12cm)
ポリプテルスに囲まれているレオパードクテノポマ大型魚のタンクメイトにも導入されることも。

混泳・性格

性格は荒いので注意が必要です。また小型魚と混泳する場合は口に入らない魚を選択して下さい。

シクリッドとアナバスに対しては性格が荒く、動作はゆっくりではありますが蹴散らす傾向があるため、混泳には本種より一回り大きい魚かシクリッドとアナバス以外との混泳が望ましいでしょう。

同種同士も争いを行うので可能であれば大型水槽でない限りは水槽に1匹までが無難です。

加えてレオパードクテノポマはフィッシュイーターであるため、口に入るような小魚は好んで食べてしまうので混泳することはできません。

レオパードクテノポマが小さいうちは割とどのような魚でも混泳できますが、アダルトサイズだと例えば中型カラシン、スマトラやバルブ類、プレコなどの中型ナマズ、中型レインボーフィッシュなどが混泳に適します。

大きい魚はレオパードクテノポマをいじめない魚であれば混泳できますが、4cmのレオパードクテノポマが8cmぐらいの細いシクリッドを追い払うこともあるほど本種は強いので、観察は必ず行うようにしましょう。
(繊細なシクリッドと同居させると、その魚をうつ病で死なせてしまう場合がある)

周りの魚を追い払っているレオパードクテノポマ自分の周りにいる魚を追い払ってスペースを確保するタイプの魚です。

エサ

基本的には冷凍赤虫・メダカを与えます。慣らせば人工飼料も食べます。

フィッシュイーターでありますため本来の食性的にはメダカなどの小魚が適しますが、冷凍赤虫も好んで食べますので、初期エサとしてはそれらが適しています。

冷凍赤虫を食べるレオパードクテノポマ

慣れさせると顆粒タイプの人工飼料にも餌付かせることができますが、慣らしに時間がかかったり頑なに食べない子も一部いるため人工飼料のみで飼育しようとするのは危険です。

まずは冷凍赤虫かメダカを与えつつ、様子をみながら顆粒タイプの人工飼料を与えていくのがベストです。

具体的な人工飼料の製品は「ひかりクレスト キャット」、「ひかりクレスト カーニバル」などの肉食魚用のエサが最も嗜好性が高いのですが、「どじょう養殖研究所のグロウ C~E」、「コトブキのフライミックス」なども食します。

人工飼料に餌付いた後は冷凍赤虫・メダカは与えなくても問題なく育ちます。

飼育ポイント・注意点

強健種でありますが、初期エサとして冷凍赤虫・メダカを与えることが飼育のポイントになります。

水質的にはどのような環境でも適応し、体力的にもタフという強健種です。

しかし初めから人工飼料のみで飼育すると、人工飼料を食べずにやせ細って死んでいく場合があるのでこの点だけ注意します。

最初は冷凍赤虫を与えることが飼育のポイントで、その後人工飼料に慣らしていようなスタイルであれば死ぬことはまずないです。
(もちろん冷凍赤虫・メダカオンリーでもOKです)

レオパードクテノポマの顔

繁殖

飼育下での繁殖は困難です。

レオパードクテノポマは飼育下での繁殖がほとんど聞かないレベルの繁殖困難種です。

一般的に知られている繁殖情報を以下に示します。

  • 成熟したオスはメスに較べて、エラ蓋と尾筒周辺に小さなトゲ・ザラザラが発達傾向にある。(これはベタのようにメスを包んで放精する際、メスの固定に使用するため)
  • 産卵と放精は水面近くで行われる。
  • 卵は散乱しますが水に浮き、浮遊している浮草・浮葉などに付着する。
  • 親は保育を行わないので産卵後は親を取り出す。

以下はYOUTUBEにあったレオパードクテノポマに近縁な「クテノポマ・オセラータム」の繁殖動画ですが、匹数が多いのと多くの浮遊植物がありますので、これはレオパードクテノポマでも繁殖ポイントになるのかもしれません。

飼育下での繁殖は聞かないのですが、東南アジアから養殖されたものが普通に流通していますので繁殖自体は不可能ではないハズです。

何らかのコツがあり、普通に飼育している限りでは繁殖のスイッチが全く入らないのでしょう。
(激的な雨季と乾季のスイッチが必要?大きな水槽で複数匹飼育することが必要?成熟期間がとても長い?)

なお繁殖の際には泡巣を作ることが報告されていますが、必ずしも繁殖時に泡巣を作るようではないようです。
(水面の漂流物が少なければ泡巣を作るとか?)

個人的な所感

アナバスにしては珍しいリーフフィッシュと同じく擬態して待ち伏せて捕食するタイプのフィッシュイーターです。

落ち着いた環境では人に慣れやすく、ペットフィッシュのような魅力もありますね。

体をひねるレオパードクテノポマペット適正アリ

飼育は強健種で個人的にはポリプテルスなどと同じぐらいのタフさを感じています。エサを間違えなければ死ぬことはまずないでしょう。

さて上で紹介できなかった情報を補足します。

レオパードクテノポマはアナバスに関しては非常に寿命が長く、こちらでも4年は確認していますが一般的には10年~15年生きるのが普通だそうです。

私も小型~中型スネークヘッドと同じぐらいかなと思ってたんですけど本記事を書くにあたり、リサーチして初めて知りました。

フィルターの近くにいるレオパードクテノポマ普段はこんな感じでヒレをたたんで遊泳している。

恐らく体長はオスの方が大きくてオス14cmぐらいに対しメスは12cm止まりだと思うんですが、発情したオスを見たことがないのでこれについてはまだ確実なことは紹介できません。繁殖行動見られればオスメスがはっきりすると思うんですがぅーん、私はまだ知り得てないです。

なお販売されているものはほとんどが養殖モノなのですが、稀にワイルドものも入荷する場合があり、超が付く熱帯魚マニアの話ではワイルドの方が大きくなっても綺麗だそうです。

私はワイルドものは飼育したことがないのでタイミングが良ければ育ててみたいですね。^ワ^

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