ポリプテルス パルマス”ブティコフェリー”の特徴・飼育情報

ポリプテルス パルマス ”ブティコフェリー”
飼育難易度気をつけたい
大きさ目安25cm
適応水質◎:弱酸性
◎:中性
◎:弱アルカリ性
性格温和
遊泳大体底でベタァっとくつろいでいるが、たまに泳ぐ
群れやすさ×:群れない
値段の目安5,000~7,000円
別名ポリプテルス・ローウェイ(旧学名)、ポリプテルス ブティコフェリー(種小名省略)

スポンサー


主な特徴

「ポリプテルス パルマス”ブティコフェリー”」はイエロー・茶色をベースとし、場合によってはほんのり緑がかる小型ポリプテルス

海外では「Gold Dust Bichir」、つまり金の粉をまぶしたようなポリプテルスと呼ばれ、美しいポリプテルスとして知られています。

ポリプテルスの中には加齢や環境により”緑化”と呼ばれる体色に緑がかることが起きますが、ブティコフェリーは特に緑化が出やすいポリプテルスで体色だけではなく背ビレにも出やすいです。

泳ぐポリプテルス・ブティコフェリー
ポリプテルス”ブティコフェリー”の背中海外ではゴールドダストポリプテルスと言われる美しい体色
緑化が目立つポリプテルス”ブティコフェリー”他のポリプテルスと並ぶと緑が際立つ

なお名前に”パルマス”とありますが、「ポリプテルス・パルマス」として販売されているポリプテルスのバリエーションではありません

ポリプテルスは下顎が突き出ているのを下顎系ポリプ、そうでないのを上顎系ポリプと大きく2グループに分別されますが、本種は下顎が出ない上顎系ポリプテルスのグループになります。

混泳・性格

温和でありどの熱帯魚にもちょっかいを出すことはありません

しかしながら肉食魚ゆえに丸呑みにできそうな魚は積極的に狙いに行きますため、小型魚との混泳は適していません

ただあくまで食べるのは丸呑みにできる魚ですので、丸呑みできないほど大きい魚であれば混泳が可能です。
(カジって食べるという食性ではありませんので)

なおポリプテルスの中では臆病な面があり、デカいポリプテルスや動き回るポリプテルスを混泳するとビビッて隠れる傾向があります。

可能であれば同種同士またはセネガルスやモケーレムベンベなどの小型ポリプテルスとの混泳が望ましくはあります。

飼育ポイント・注意点

ポリプテルス・ブティコフェリーの顔

強健なポリプテルスでありますが基本的には野生採取された”ワイルド”モノになるため、入荷状態だけは見ておきたいポイント

明らかに調子を崩しているようなら、しばらくは様子をみるようにしてお店で落ち着くまで待つのが無難です。

一度環境に馴染めさえすれば、ポリプテルスらしくよほどのことがない限り死にません。

あとポリプテルスの中では性格が臆病めなのも覚えておきたいポイント

でかいポリプや元気に泳ぎ回るポリプがいるとビビッって前に出なくなりますし、それによりエサも多く食べれなかったりする傾向があります。

できればタンクメイトはモケーレムベンベやセネガルスなどの小型ポリプに抑えておくのが本種の飼育を楽しめるかと思います。

なお細くて飛びやすいため水槽フタは強く推奨

水槽サイズの目安

最終60cmサイズの水槽が目安になります。

エサ

冷凍アカムシ・肉食魚用の沈下性人工飼料、メダカなどを食べます。

人工飼料を食べるポリプテルス・アンソルギーポリプテルスは肉食魚の中ではとても人工飼料に餌付きやすく、食べない個体はほとんどいない

特にこだわりがなれば肉食魚用の人工飼料が楽で安価なのでオススメです。

人工飼料を食べない個体もいますが、慣らせば普通に食べるようになります。

ブティコフェリーはポリプテルスの中では貪欲にエサを食べに行かないポリプテルスのため、他のポリプテルスや大型魚と混泳させる場合はエサをとられて困っていないかを見ておきましょう。

個人的な所感

ポリプテルス・デルヘジとポリプテルス”ブティコフェリー”

ポリプテルスの中では最も緑が出やすく、緑化するポリプがいいな~なんて人には特にオススメのポリプテルス

緑化するポリプテルスといえば加齢したデルヘジィも緑になりやすいですが、こちらは体高は低いままでマッチョ化しにくく上顎系らしい体型で差別化されています。

性格的にもデルヘジィがよく泳ぐポリプテルスに対し、こちらはジッと休むことが多いという差異もありますね。

現在は現地採集されたワイルドものがほとんどですが、美しいポリプテルスですので養殖モノが増えれば人気が出るのではないかと思っています。
(でもセネガルス、デルヘジィ、オルナティに比べると見劣りするかな・・・?)

ポリプテルス・ブティコフェリーの正面顔

なお昔の学名・販売名は「ポリプテルス・ローウェイ」だったのですが、1990年代にパルマスの亜種とされ「ポリプテルス・パルマス・ブティコフェリー」に再分類されました。

ただその後また分類が見直されたようでブティコフェリーは有効学名ではなくなって、現在の学名は「Polypterus palmas(ポリプテルス・パルマス)」のようです。

なので「ポリプテルス パルマス”ブティコフェリー”」は単なる商品名にしか過ぎません。

じゃあ現状日本でパルマスで売られている「パルマス・ポーリー」と同種扱いなの??と調べるとそちらは現状「Polypterus polli(ポリプテルス・ポーリー)」。

パルマスがパルマスじゃ無い・・・だと・・・。

分類学的に言えばパルマス・ブティコフェリーが「ポリプテルス・パルマス」パルマス・ポーリーが「ポリプテルス・ポーリー」になります。
(2021年度現在)

まぁ生物分類と趣味の分類は違いますが、最終的にはブティコフェリーがパルマスで売られる日も来るんでしょうかね?

スポンサーリンク

おすすめと関連記事



同じカテゴリーの記事

コメント

  • 投稿いただいたコメントは本サイト及び関連メディア等で編集されて掲載される場合があります。
  • コメントは承認制です。管理者により不掲載となる場合がございます。以上あらかじめご了承下さい・・・。

コメントが送信されましたら、ページ上部へ移動します。

主な書いてる人

犬水ジュン

自然派インドア。

いろんな生き物で培った実経験を元にアレコレ書いてます。

ネット上によくある「飼育素人のプロライターがネット上の情報を集めてそれっぽく書いた記事」ではなく、実経験を元にした記事がウリです。

ヨロシクネ!!