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金魚を長生きさせるための4つの飼育ポイント

金魚の寿命は10年以上ありますが、うまく飼えば20年生きることも可能です。

20年以上長生きさせれば大したもの

それを目指す上で抑えておきたいポイントのアレコレを解説していきます。

まず初めにここで解説しているのは、基本的な飼い方ができているのを前提にしております。

初心者には先に以下の記事が参考になると思うので併せてどうぞ。

基本の飼い方:金魚飼育の始め方!水槽の立ち上げ手順と飼い方について!
早死させないポイント:金魚の寿命は10年以上!でも実際は・・・【長生きさせるコツ】

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強力なフィルターを使用する

投げ込み式フィルター最も重要なのが金魚の大きさ・匹数、というか金魚の排泄量に対してしっかりフィルターでカバーできていることが一番重要です。

金魚の排泄はアンモニア というかなり毒素の高い物質なんですが、これを処理するのがフィルターの役割。

勘違いしている人が多いのですがフィルターってのは濾過バクテリアの働きでこれらを浄化するのが主目的で、ゴミ取りではないんです。

バクテリアによる浄化イメージはこんな感じ。

フンから硝酸塩までの図

この浄化作用は生物濾過 とも呼ばれますね。

ゴミとかフンを取るのは物理濾過って言われますが、物理濾過ができていなくても金魚には害がないんです。

対してアンモニア濃度がかなり高い水だと数日中に死ぬレベル。

微量ですら大きな負担となり寿命が大きく削られるので、まずは金魚の排泄量に対して十分な濾過が行えるフィルターを選択することがとても重要です。

濾過が不足している目安

高濃度のアンモニアを示す測定キット濾過が不足しているかどうかは臭いを見ます。

アンモニアなどのフィルター能力不足からくる毒素っていうのは嫌な臭いを出しています。

正しい環境で飼われている場合は水面スレスレに鼻を近づけても臭いはほとんど・・というかしません。
あっても滝とかにあるような気持ちのよいものです。

少しでも嫌な臭いだなって思ったら濾過不足である可能性が高いでしょう。

また白く濁ってしまうのも濾過不足の証拠ですね。

関連水槽にバクテリアが繁茂しているか確認する方法

濾過能力の高いフィルター

外部式フィルター(テトラVX)濾過能力が高いフィルターといえば外部式フィルター上部式フィルター、あとは底面式フィルターもそこそこ良いでしょう。

その中でもズバ抜けて高いのが外部式フィルターで、ろ材に多孔質濾材を使ったものはピカイチです。

金魚は排泄量が多いので大きく成長した場合は外部式フィルターが最も適しています

ただ金魚の排泄量に対してカバーできさえすれば良いので、排泄量が小さいなら投げ込み式や外掛式の小さいフィルターでも問題はありません。

もちろん将来的に成長することを踏まえ最初から外部式フィルターでも良いですね。
オーバースペック気味が理想的です。

関連濾過装置の外部式フィルターについて。特徴や掃除、メリットなど

定期的な水換えを行う

砂利を掃除している様子いくら高性能なフィルターを使っていようが定期的な水換えは絶対に必要です。

フィルターは先述したとおりアンモニアを浄化する装置といいましたが、あくまで生物濾過により低毒素化するものです。

フンから硝酸塩までの図

この図を見て「硝酸塩から先は?」と思った人もいると思いますが、硝酸塩から先は処理できないのです。

硝酸塩は水草などが吸収しますがほんの僅かであり、水槽内で処理する手立ては現実的にありません。

つまりフンがフィルターによって浄化されるにつれ硝酸塩が蓄積していくことになります。

しかしながら硝酸塩はアンモニアと比べて毒素がかなり低くなっているものの毒であることには変わりません

硝酸と魚のイメージ図

時間および日数が経過するにつれ蓄積
毒素濃度が上がっていき、これもまた金魚の寿命を縮めてしまうのです。

水槽サイズに対してかなりオーバースペックな外部式フィルターを設置してメダカを過密飼育していましたが、寿命が半年ほどと非常に短命でした。

いくら高性能なフィルターを使っていようが、硝酸塩が蓄積すれば毒です。

硝酸塩濃度を下げるのが水換え

金魚の水槽を水換えしている様子硝酸塩濃度を高くなりすぎないように行うのが水換えです。

水換えを行えばその分薄まります。

硝酸塩が濃くならないよう定期的に換水を行って高くなりすぎないようにする、これが長生きのポイントですね。

硝酸塩が高くても臭いが出る

硝酸塩濃度測定キット

先程フィルターの能力が足りていないと臭いが出るといいましたが、硝酸塩も溜まり過ぎれば臭いが出ます。

蓄積した硝酸塩はアンモニアと同等に毒であり、良くない菌や微生物が湧きやすく臭いに繋がります。

生体・水槽サイズに合わせた定期的な換水を行っていれば臭いはしません。

関連水槽における硝酸塩とは?害や濃度が高い時の対策など

余裕のある大きさの水槽で飼う

60cmハイタイプの水槽金魚の大きさ・数に対して余裕のある水槽で飼うことも長生きさせるポイントです。

水槽が小さければ毒素濃度が上がりやすいからです。

例えばコップの水に墨汁1滴を垂らせば真っ黒になりますが、バケツの水に垂らしたところでやや色づく程度ですよね。

水槽も同じで大きければ多少排泄したところで毒素濃度はあまり上がりません。

例えで言うなら、金魚の排泄が墨汁、水槽が垂らす容器、に置き換わります。

金魚の大きさ・数が大きければすぐに黒くなりますし、水槽が大きければちょっとじゃ黒くなりません。

水槽サイズには余裕をもって飼えばそれだけ綺麗な水が保ちやすくなるので、寿命も伸ばしやすくなります

逆言うと小さな水槽でも水換えしまくれば良いんですが20年間続けることを考えると労力が半端ないのでオススメはしません。

目安

金魚水槽おおよそ1週間~2週間に1回程度の水換えが丁度良いですね。

とすると15cm~20cmあたりの金魚で1匹20Lぐらいといったところでしょうか。

45cm:1匹
60cm:3匹

この程度が管理しやすいラインだと思います。

和金とかオランダシシガシラなど、大きくなる種類の金魚は20cmを超えてくるのでより抑えたほうが良いでしょう。

関連金魚に適切な水槽サイズって?飼える匹数やオススメのサイズなど

金魚を増やす場合はトリートメント

トリートメント中の金魚金魚を新しく増やす場合は病原菌の持ち込みが最も怖いです。

強力な濾過が出来ている水槽だと良い菌が湧きやすくある程度は予防できるものの、それでも買ってきた金魚が持っていた病気で全滅してしまうこともあり得ます。

人間ですら規則正しい生活・食生活をしていても、感染力の高い病気は防ぎようがありません。

治療可能な場合が多いのですがクリティカルヒットする場合があり怖いところ。
また十分治療可能な病気でも、最初は対処法が分からず死なせてしまいがちです。

やはり長く飼っているとかなり大事になってきていると思うので、病原菌の持ち込み防止はしっかり抑えるポイントだと思います。

金魚を新しく迎える場合は必ずトリートメントと呼ばれる薬浴作業を行い、病原菌を持ち込まないように努めましょう。

関連金魚お迎え時のトリートメントについて。やり方とメリットなど

まとめ、個人的な所感

黒琉金金魚を長生きさせる基本はキレイな水を保つこと。

非常に丈夫な魚なのである程度汚くても問題無いようにみえるのですが、じわじわと金魚の負担となっており寿命を削っています。

そうならないようには余裕をもった設備で飼うのが一番

特に過密気味で水換え頻度も多くない場合は5年いかないのが多いでしょう。

濾過がしっかりしていて水槽が十分大きければ1~2週間に一度の水換えでも十分長生きさせることができますよ。

関連最強の濾過装置!金魚における外部式フィルターのススメ!

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