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チヂミトサカの飼育について!増やし方や水流、価格など

チヂミトサカは紫やピンクの枝ぶりが可愛いサンゴで、最も人気のあるソフトコーラルのひとつです。

しかしながらソフトコーラルとしては難しい位置付けになり、失敗する人も多く飼育にはポイントを抑える必要があります。

そんなチヂミトサカの飼育に関するあれこれをまとめました。

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飼育難易度:★★☆

チヂミトサカの飼育難易度は普通で、ある程度の環境が必要なサンゴです。

丈夫さ:★☆☆

チヂミトサカは環境の変化に弱く打たれ弱いサンゴです。

手でさわったり何度も設置場所を変えたりするとストレスにより縮んでしまうため、あまり動かさないようにしましょう。

弱り始めた場合はそのままダメになってしまう場合も多いため落ち着いた環境で飼育が必要です。

ただし、沖縄から採取されたものが多くショップで調子を崩している個体はあまりいませんので、導入時に失敗することは少ないでしょう。

照明の必要性:★★☆

LED照明

チヂミトサカは好日性トサカのため、ある程度強い照明を必要とします。

30cm水槽であればフルスペクトルLEDで30Wぐらいは欲しいところです。

またチヂミトサカは浅場に棲むサンゴのため、与える光のスペクトルは一般的なサンゴが好む青色のものではなく、太陽光に近いスペクトルのものを好みます。

水流の必要性:★★★

チヂミトサカの飼育には強くランダムな水流が必要です。

コンローラ付きのウェーブポンプまたはディフレクターを使用して必要とする水流を当てましょう。

水流をうまく供給できないと縮んでしまい数日でダメになってしまうほどなので、置き場所に気を使う必要があります。

しばらくたってもポリプが咲かない場合は水流が悪いということが多いため、縮み始める前に何らかの対策が必要です。

関連海水水槽の水流について。ポンプと作り方、考え方

餌・添加剤の必要性:☆☆☆

チヂミトサカは餌や添加剤は無くても飼育が可能なサンゴです。

液体タイプの添加剤を使用した方が飼育速度や調子は良くなりますが、無くても良いでしょう。

増えやすさ:★★☆

チヂミトサカは成長が早く株分けもできるため増やしやすいサンゴです。

増やし方

大きくなると枝分かれを行いますので、ある程度大きく育った枝を切ってライブロックに固定することで株分けすることができます。

固定の際、爪楊枝だと負荷がかかって体を千切って逃げようとするため細い針もしくはライブロックの隙間に軽く挟めるのが一番良いでしょう。

しばらくするとライブロックに活着して新たな株として伸びていきます。

毒性、他のサンゴとの接触:★☆☆

チヂミトサカの毒性は弱いです。

毒性が弱いためチヂミトサカ自体が悪さをすることはありませんが、丈夫でないこともあり他のサンゴからの毒によるダメージは受けやすく、毒性のあるサンゴとは接触しないように注意してさい、

飼育に置いて特筆すべき点

ウェーブポンプWMP4000のコントローラー

水流が一番の飼育ポイントになります。

魚のみの飼育からステップアップした場合、水流に対する重要性が理解できておらず設備がおろそかになりがちです。

チヂミトサカの飼育には適切な水流を作ることが最重要なのでコントローラ付きのウェーブポンプを用意して環境を作りましょう。

また打たれ弱いのであまり動かしたり、ライブロックから落ちることの無いように落ち着いた環境で飼育してあげてください。

バリエーション、価格

チヂミトサカのバリエーションを紹介します。

沖縄産チヂミトサカ(パープル)

沖縄産のチヂミトサカ

チヂミトサカは沖縄から採取されたものが多く流通しています。

沖縄産のチヂミトサカで多くを占めるのが薄いパープルタイプのものです。

沖縄産のものは状態が良く環境になじみやすく、また大きなものが多いのでレイアウトの主役にしやすく定番のサンゴのひとつです。

価格

2,000~7,000円

小ぶりなものほど安くなり枝ぶりや大きなものほど高くなりますが、大きさから言えば安価なサンゴと言えます。

沖縄産チヂミトサカ(ピンク)

チヂミトサカ

チヂミトサカにはピンク色が綺麗な個体もあります。

一口に沖縄産と言っても多くのバリエーションがありますので気に入った個体を探してみても良いでしょう。

ピンク色や赤に近いサンゴは青い照明より白い明るい照明の方が見栄えが良いので、鑑賞にはライティングも意識してみて下さい。

価格

2,000~7,000円程

白いチヂミトサカ(オーストラリア)

オージー産のチヂミトサカ

チヂミトサカはインド洋まで広く分布しているため、沖縄産以外も流通している場合があります。

画像はオーストラリアから入荷された個体で、白に近い体色のチヂミトサカでした。

沖縄産以外のものは環境に馴染むまで時間がかかるので注意が必要です。

価格

4,000円~10,000円

沖縄産と比べると輸送コストがかかるため販売価格は高くなります。

また沖縄産は状態が良いものが殆どですが、輸送に時間がかかるためからか状態が悪いものも見受けられますので入荷状態のチェックも行いましょう。

総評

チヂミトサカは人気のサンゴのためショップでも多く目にするソフトコーラルです。

飼育に関してはソフトコーラルの中では難しい位置づけですが、コントローラ付きのウェーブポンプを導入することで最も失敗する理由である「水流」に対してクリアすることが出来ます。

沖縄から入荷されたものは状態の良いものが多いため、是非チャレンジしてみて下さい。

環境に馴染めれば成長するスピードも速いため、チヂミトサカの森を作ることも不可能ではありません!

次にオススメ:
海水水槽の水流について。ポンプと作り方、考え方
これから海水水槽を始める初心者にオススメしたい丈夫なサンゴ4選

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