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トランペットコーラルの飼育について!水流や毒性、硝酸塩濃度など。

トランペットコーラル

トランペットコーラルは扇状の形で肉厚感があり見応えのあるハードコーラルです。

また水槽下では毒性の強さとその見た目からクマノミ類がイソギンチャクの変わりに共生することもあるサンゴのひとつです。

ハードコーラルの中では飼育が簡単な部類ですが、デリケートとされるチョウジガイの仲間であるため取り扱いには注意が必要です。

そんなトランペットコーラルの飼育に関するあれこれをまとめました。

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飼育難易度:★★☆

トランペットコーラルの育成難易度は普通です。

ハードコーラルの中では飼育しやすいサンゴになり、ソフトコーラルのチヂミトサカよりは育成が簡単なサンゴです。

丈夫さ:★★☆

トランペットコーラルチョウジガイの仲間であるため打たれ弱い部分ありますが、一時的な環境の悪化には体性を持っています

しかし悪条件が数日も続くと弱ってしまい、回復が困難になりますので早急な飼育改善は必要です。

チョウジガイ系は良い個体を購入することもポイント

ショップで購入時は、入荷直後など状態が悪そうなものは避けましょう。
出来れば入荷後一週間後以上経っているものが良いでしょう。

購入時点で調子を崩している個体も少なからずいるため、健康な個体選びも重要なポイントです。

水の綺麗さ、硝酸塩濃度:★★☆

トランペットコーラルは一般的なサンゴが飼育できる程度の環境があれば問題ありません。

数値的には15ppm未満であれば問題無いでしょう。
多くても20ppm未満に抑えて下さい。

照明の必要性:★★☆

フスペクトルLEDライトトランペットコーラルは照明についてはうるさくなく、一般的なサンゴが飼えるくらいの照明があればよいでしょう。

フルスペクトルLEDの場合、最低30cmキューブ水槽で20W、45cmなら30Wあれば良いと思います。

状態よく飼育する場合は30cmキューブ水槽であれば30W、45cm水槽であれば45Wぐらいが良いでしょう。

水流の必要性:★★☆

トランペットコーラルは水流が必要なサンゴですが、かといって水流に対してデリケートなサンゴでもありません。

ポリプが水流によって動くのが確認できる程度の水流があれば良いでしょう。

いくら水流に関して許容できるサンゴとはいえフィルターだけの水流では飼育できませんので、ディフレクターやウェーブ付きポンプを設置して水流を作ってあげてください。

水流の作り方に関してはコチラの記事でまとめていますので、宜しければご覧ください。

餌・添加剤の必要性:★☆☆

食事中のトランペットコーラルトランペットコーラルの餌は基本的に必要ありません
照明器具がしっかりしていると光合成だけで飼育することが可能なサンゴです。

餌を与える場合は大きくしたい場合と、株分けを行ってヒョロヒョロになっている個体を肉厚感ある個体に成長させる場合です。

餌への反応は良く、餌をまくとイソギンチャクのように触手で取り込んで食事を行います。

餌の与え方

餌はサンゴ用の固形餌か冷凍ブラインシュリンプなどの冷凍餌を与えます。

水流を一時的に止めてスポイントなどでふりかけて餌をあげましょう。

一度に与える量は適当で構いません。
食べきれなかった場合はしばらくして触手を開いて吐き出すようになります。

吐き出した餌はしっかり水流をあてていないと餌がトランペットコーラルにとどまりダメージを与えてしまいます。
止めた水流の戻し忘れもありますので、水槽の水流設備は一時的に水流を止めれるフィード機能がついているようなしっかりしたものがオススメです。

餌の与えすぎも良く無いため、多くても3日に一度くらいに抑えてください。

増えやすさ:★☆☆

トランペットコーラルは成長が遅くサンゴで長く同じ大きさでレイアウトを楽しめるサンゴですが、年単位で見ると確実に大きく成長するタイプのサンゴです。

成長が遅いため意図的に増やそうとはしにくいサンゴですが、株分けを行って増やすことが可能なサンゴです。
大きく成長して圧迫感がでてきた場合は思い切って株分けしてしまうのが良いでしょう。

増やし方

増やしたトランペットコーラルトランペットコーラルの増やし方は鋭利なノコギリで真っ二つにすることです。

中心部のマウスを避けてノコギリで縦に切ります。

切ったサンゴは傷口から腐敗しないように濃いヨウ素濃度の水で殺菌した後、水槽内の水流がよく当たる場所に設置します。

2か月ほどすれば傷口がふさがりますので、その後は通常のトランペットコーラルと同じ取り扱いができます。

毒性、他のサンゴとの接触:★★☆

トランペットコーラルはサンゴの中ではかなり強い毒性を持っています
そのため他のサンゴと接触した場合は他のサンゴにダメージを与えてしまいます。

チヂミトサカなどデリケートなサンゴとあたった場合は溶かしてしまいますので、サンゴと触れ合わないようにしましょう。

攻撃用のスイーパー触手を新たに出すわけではありませんので、ポリプを開いても接触しないような距離をあけて設置すれば問題無いでしょう。
その際成長する分も考えてやや広めにおくと良いです。

かなり毒性が強いサンゴですがよりナガレハナサンゴよりは弱い毒性のようで、ナガレハナサンゴのスイーパー触手により縮むことがありました。

飼育に置いて特筆すべき点

トランペットコーラルに隠れるテールスポットブレニーサンゴ飼育の基本とされる「照明」、「水流」、「硝酸塩濃度」がそれぞれ要求が少ないものの全てカバーする必要があるサンゴです。

またデリケートな部分をもっているため取り扱いにも注意が必要で、購入時に健康な個体を選ぶことは勿論のこと、ヤドカリにより床に落ちてしまったり、ヤッコ類につつかれてしまった場合は早急に対応しないとそのまま落ちてしまいます。

ナガレハナサンゴほど飼育難易度が難しいわけではありませんが、チョウジガイ系のサンゴの飼育には一定のハードルがあります。

溶け始めてしまった場合の対処

導入時の失敗や、不意の事故により腐り始めてしまう場合があります。

ポリプが縮んでいる場合はまだ良いのですが、灰色または茶色く腐り始めた場合はそのままにしておくと腐った部分が伝染して全てダメになってしまいます。

先述した「増やし方」で述べた方法でノコリギにより腐った部分を切除してください。

カクレクマノミとの相性:△

トランペットコーラルとカクレクマノミトランペットコーラルはイソギンチャクに近い特性を持っています。
そのためクマノミ類が入る場合があります。

入る入らないは個体によるところが多いようで、私の環境下でカクレクマノミとしばらく飼育をしていますが今のところは近くで泳ぐだけで入ってはくれません。

ショップではカクレクマノミが一瞬、体を洗うような感じで入っているのを目撃していますので、個体差や慣れがあるようです。
そもそもサンゴイソギンチャクとタマイタダキイソギンチャクですら入ってくれませんのでトランペットコーラルも入ってくれない場合が多いかなぁと思います。

勿論個体によってはがっつり入ってくれるカクレクマノミもいるようなのでイソギンチャクの代用としては悪くはないと思います。

イソギンチャクは動きまわるためサンゴにダメージを与えてしまいますがトランペットコーラルであれば動かないため、リーフタンクへ導入するクマノミのベッド候補としてはオススメです。

トランペットコーラルに入ってもらうための作業

イソギンチャクのようなトランペットコーラルトランペットコーラルがイソギンチャクの代わりになるとクマノミに知ってもらわないと、一生見向きもしないままになってしまいます。

きっかけを作ってクマノミに興味を持ってもらいましょう。

トランペットコーラルに餌を与えて接触させる

トランペットコーラルに冷凍ブラインシュリンプを与えるとクマノミが横からとろうとします。

その時にトランペットコーラルと接触してしまうことでトランペットコーラルには強い毒性があり、イソギンチャクの代わりになるとクマノミに知ってもらいます。

クマノミより大きな魚を入れる

クマノミより大きな魚を入れると怯えて本能からイソギンチャクのようなサンゴに入ろうとします。
このタイミングでトランペットコーラルがイソギンチャクの代わりになると知ってもらえればしめたものです。

私の環境ではトランペットコーラルに走らずミズタマサンゴに走りました、、、。
ことあるごとにミズタマサンゴでリラックスするようになりましたのでこれはこれで良いのですが、、、。

骨格について

夜のトランペットコーラルトランペットコーラルはハードコーラルなので骨格を持っています。

骨格はシャコガイの合わせ目のような波線のような形をしており、足は薄い形状で直立しないため、ライブロックの間に挟むか、寝かせて設置します。

他のハードコーラルと比べるとやや置きづらいサンゴです。

バリエーション、価格

トランペットコーラルはカラーや触手の肉厚感のバリエーションがあり、綺麗なものほど効果になります。

安いものは4,000円からありますが、見た目が地味であまり売れないためショップ側も高価で綺麗なものを仕入れる傾向があり、安価なものは店頭に並びにくいのが現状です。

メタリックグリーン

トランペットコーラルより緑が強いタイプはグリーンタイプとして区別されて販売されます。

画像の個体は触手の先も綺麗なブルーをしていてシライトイソギンチャクによく似た形のトランペットコーラルです。

価格

8,000円~15,000円ほどです。

ピンクチップ

トランペットコーラルトランペットコーラルは本体のカラーのほか、触手の先端のチップ色も多くのバリエーションがあります。

触手自体もバリエーションがあり画像の個体は丸く肉厚感のあるタイプです。

価格

4,000~1,5000ほどです。

大きさも値段に比例するため、うまく小さいものと巡り合えればコレクションする楽しみもあります。

まとめ、総評

トランペットコーラルの飼育の難易度をまとめたのが以下の表です。

飼育難易度 ★★☆
丈夫さ ★★☆
水の綺麗さ ★★☆
照明 ★★☆
水流 ★★☆
餌・添加剤 ★☆☆
毒性 ★★★

飼育に関しては一般的なサンゴかなという難易度です。
ハードコーラルでは飼育がしやすい方で、ハードコーラルの飼育の第一歩にもオススメのサンゴです。

またカクレクマノミとの共生報告も多いサンゴになりますので、イソギンチャクを入れれない、または入れたくないリーフタンクにも最適なサンゴと言えます。

何よりトランペットコーラルは大きく存在感があるため水槽の主役にもなり、とても綺麗なものが入荷する場合があるためショップに足をお運びの際はチェックしてみてください!

綺麗な個体を見れば導入したくなること間違いなしのサンゴです!

トランペットコーラル

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