コリドラス・アドルフォイの特徴・飼育情報

コリドラス・アドルフォイ | |
---|---|
大きさ目安 | 5cm |
飼育難易度 | 気をつけたい |
適応水質 | ◎:弱酸性 ○:中性 ×:弱アルカリ性 |
性格 | 温和 |
群れやすさ | 条件により群れる。群れさせるなら60cmぐらいの広い"空間"が必要なのと、同じ種類じゃないと群れにくい。 |
遊泳 | 砂利表面を掘ったりしながら底を遊泳 |
値段の目安 | 3000円ほど |
別名 | リアルアドルフォイ、コリドラス・アドルフォイ(リアル) |
スポンサー
主な特徴
よくショップにはコリドラス・アドルフォイとして安く子コリドラスが売られていますが、それらはコリドラス・デュプリカレウスかアドルフォイとデュプリカレウスの交雑したもので種としての「Corydoras adolfoi」ではありません。
それらのコリドラスと比べて(本来の)コリドラス・アドルフォイは背中の黒バンドが細いのが特徴。
野生採取された”ワイルド”として流通しているコリドラス・アドルフォイが本来のアドルフォイであり、コリドラスに強いお店では定期的に入荷があります。
(ショップよっては”リアル”アドルフォイと表記されることも)


なお背バンドの太さはオスの方が太く、写真のものはメス個体になります。
アマゾンのネグロ水系に生息。
※本記事は養殖物ではないコリドラス・アドルフォイの解説記事になります。
混泳・性格
温和であり、どの熱帯魚とも混泳には向いています。
飼育ポイント・注意点
ショップでよーく調子を見極め、迎えてもしばらくはよく観察しながら慎重に飼育したい熱帯魚。
特に入荷時というか購入時の状態はかなり大きく、ショップで落ち着いた状態の良い個体を迎えれるか否かで難易度が大きく変わります。
ただ水槽に一度落ち着いてしまえば簡単な熱帯魚。
水質変化にも強くコリドラス元来が持つタフさもしっかり備えているため、よほどのことが無い限りは落ちなくなります。
なお水質はネグロ川ということもあって弱酸性の方が調子が良く発色も良くなりますが、落ち着いてしまえば中性でも構いません。
(もちろん弱酸性の方が調子は良いですが、意図的に下げる場合は下げすぎと換水時のpHショックに注意)
エサ
中層を遊泳する魚と一緒にしている場合、エサをあげてもコリドラスに行き渡らないことが多いので注意。
あまりエサにありつけていないなと思ったら沈下性の顆粒フードを多めに与えてみたり、専用のコリドラスフードを与えると良いでしょう。
コリドラスフードは少しずつふやけることで、他の魚がエサを奪いにくくなっているのでコミュニティタンクではオススメです。
ともあれコリドラスはタフな魚。長い間エサが少なくても全然耐えますので、まずはよく観察するのが重要です。
個人的な所感
「コリドラスアドルフォイ」というと結構馴染み深い熱帯魚ですが、実際のところホンモノ?のアドルフォイはコリドラスファンでも無い限りは中々馴染みが無い熱帯魚だと思います。
よくアドルフォイとして売られているものはデュプリカレウスか、もしくはそれとの交雑種と思われるコリドラスで、背バンドがやっぱり太いなぁという印象です。



本種はアマゾン川水系のネグロ川に生息していますが、ネグロには”地肌が白くアイバンドがあって背ビレ付け根前方にオレンジスポット、背中にかけて黒いバンド”のアドルフォイ模様のコリドラスは多くいます。
- コリドラス・アドルフォイ
- コリドラス・デュプリカレウス
- コリドラスニューアドルフォイ
- コリドラス・バーゲシー
- コリドラス・イミテーター
なんかは代表的で、いわゆる地肌白のアイバンド系ですね。
(産地違いますけどビコロール、ショートノーズスーパービコロールも地肌白のアイバンド系!)
いずれのコリドラスも入荷時というか購入時の状態で大きく飼育難易度が変わりますので、なるだけ長くいるようなヤツがベスト。
なおアドルフォイは周りの環境によって色が飛ぶことがあるので、砂利は明るすぎないやや落ち着いた砂利か、もしくは日陰エリアをしっかり作ってやると良いでしょう。

(このサンド色飛びするコリドラスは全般的に色飛びしやすい)
スポンサーリンク
同じカテゴリーの記事
サイアミーズフライングフォックスの飼育情報。食べるコケや混泳など
オトシンネグロの飼育情報。食べるコケの種類や混泳・飼育のポイント
ポリプテルス パルマス”ブティコフェリー”の特徴・飼育情報
クセノティラピア・オクロゲニスの特徴・飼育情報
ブッシープレコについて。食べるコケの種類や能力、飼育情報など。
ゴールデングラミーの特徴・飼育情報
おすすめ広告
コメント
コメントが送信されましたら、ページ上部へ移動します。