アピストグラマ・トリファスキアータの飼育情報。混泳や飼育ポイントなど

アピストグラマ・トリファスキアータ

学名
他の販売名
大きさ目安
6cm
飼育難易度

気をつけたい

適応水質
弱酸性中性弱アルカリ
水温目安
22~29℃(普通の熱帯魚)
繁殖難易度
性格
注意点あり
遊泳タイプ
底を中心に遊泳パトロール
群れやすさ
群れない。ペア行動のみ。
価格目安
ペアで4000円~10,000円ほど

目次




主な特徴

アピストグラマ・トリファスキアータのオス

アピストグラマ・トリファスキアータは青白いメタリックブルーが非常に美しい熱帯魚で、アピストグラマというグループに属しています。

アピストグラマは昔からドワーフシクリッドとしては定番の熱帯魚で、その中でもAp.トリファは定番。

底性のシクリッドで隠れられる場所を巣とし、巣を中心にしてパトロールする習性があります。

ドワーフシクリッドはペアで飼育して繁殖させ、子育てさせることも醍醐味であり、本種もペア飼いで飼育するのがセオリーな楽しみ方。

メスは黄色ベースの地味な体色をしており、派手になるのはオスだけです。

加えて水質環境や周りの色によっても色が変わるため水槽環境を良い状態に保ち、綺麗な色を引き出すこともアピストグラマの魅力ですね。

アピストグラマ・トリファスキアータのメスメスは地味
アピストグラマ・トリファスキアータ同じオスでもこれだけ違う

混泳について

アピストグラマとグリーンネオン

本種はシクリッドの仲間ということもあり、縄張りを持つ熱帯魚です。

同じアピストグラマ同士や同じ底生のシクリッド(ラミレジィやチェッカーボード)だと縄張り争いが発生するので、避けます。

ただシクリッドの中ではとても温和な熱帯魚でシクリッドとは全く異なる熱帯魚であれば無関心です。

テトラ類やコイ科のラスボラ、ゼブラダニオ、同じ底生であるコリドラスやドジョウ類なども混泳させることができます。

1つの水槽にトリファスキアータを1ペアまでとすれば問題となることはほぼないと思います。

飼育ポイント・注意点

水草から出てきたアピストグラマ・トリファスキアータ

魚を飼える最低限の環境に加え、バクテリアが十分繁茂した環境であること、水質が弱酸性~中性であることが求められます。

水合わせをしなかったり、環境が合っていないとポックリ逝ってしまいます。

とはいえ上記は特別な環境を用意する必要はなく、要するにしっかり基本さえ抑えておけば簡単に飼える熱帯魚

エサに関しては何でも食べるので正しく熱帯魚を飼育できていればそのまま迎えても問題ありません。

繁殖について

アピストグラマ・トリファスキアータのオスとメス

ドワーフシクリッドであるアピストグラマの醍醐味はペア飼いで繁殖を楽しむこと。

良い環境でペアを飼育していれば繁殖を狙うことも難しくありません。

繁殖には巣が必要なので、流木を入れて隠れ家を見つけさせるか市販の産卵シェルターやテラコッタ・ヤシの実シェルターを用意してやると良いでしょう。

縄張りを荒らすような魚が少なく、うまく維持できていればそのうち産卵を行います。(ペアの相性もありますが・・・)

繁殖を狙ってなくても隠れ場所があると落ち着くので入れるのがオススメです。

個人的な所感

ペアで行動するアピストグラマ・トリファスキアータ

メタリックブルーと爽やかなカラーリングが美しい熱帯魚です。

写真の個体は砂が白っぽく、明るめの環境で飼っているため水色になっていますが環境によっても色が変わるのも面白いポイントだと思います。

アピストと聞くと気難しいイメージがありますが、トリファスキアータは正直ラミレジィと変わりません。

場合によってはコリドラスの方が難しいくらいです。

個人的にはある程度大きい水槽には必ずドワーフシクリッドを1ペア入れるようにするスタイルで水槽を楽しむ派。

水槽内をペアでゆっくり散歩しているので眺めてるととてもリラックスできますよ。

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