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サイアミーズフライングフォックスの飼育情報。食べるコケや混泳など

サイアミーズフライングフォックス
飼育難易度かんたん
大きさ目安10cm~12cm
適応水質◎:弱酸性
◎:中性
△:弱アルカリ性
性格少し注意
遊泳水草や石に沿いながら全域
群れやすさ△:多少は団体行動する
値段の目安200円~400円ほど

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主な特徴

コケを食べるサイアーミズフライングフォックス

アイアミーズフライングフォックスは全長10cmぐらいになるコイ科の仲間。

藻を食べる習性があり、せわしなく動き回りながら葉や流木、岩についたコケをバババババッと舐め取るようにしてコケをついばみます。

アクアリウムでは厄介な「黒ひげ状のコケ」を食べる熱帯魚であり、エビ、オトシンに次いであらゆる水槽にコケ取りとして入れられている定番のコケ取り。

大きさだけ見るとある程度大きな水槽が必要になりそうですが、小さな水槽だと大きく成長しないので小型水槽でも見る機会は多いです。

コケ取りについて

有茎草の葉についた黒ひげ状のコケ黒ひげ状ゴケ

サイアミーズフライングフォックスといえば黒髭のイメージですが、黒髭だけでなく様々なコケを食べる食性です。

黒ヒゲ状ゴケ」ほか「茶ゴケ」、「アオミドロ(フワッとしたコケ、糸状ゴケ)」なども食てくれべます。

食性的に色んな藻を食べる、というだけで黒髭のその1つにしか過ぎません。

逆に言うと他に食べるコケがあれば黒髭を食べないこともよくあるので注意が必要です。

種類 食べる目安
茶ゴケ
アオミドロ(糸状)
緑スポット状コケ
フサフサした短いコケ
シアノバクテリア(藍藻) ×
黒ひげゴケ
ガラス面に張り付いた茶ゴケ茶ゴケや
藻を食べるサイアミーズフライングフォックスアオミドロにも効果アリ

水槽に入れる際の目安を表にしてみましたが、黒髭状ゴケの量にも変わりますし、あくまで1つの目安としてご参考下さい。

投入引数の目安
水槽サイズ 4cmほどの小さめ 7cmくらいの中くらい
30cm 1匹~2匹 1匹
45cm 2匹~3匹 1匹
60cm 3匹~4匹 2匹

黒ヒゲ状のコケを食べてもらうコツ

コケを食べるサイアミーズフライングフォックス

黒ひげを除去してもらおうと思ったらある程度大きいのを選ぶのもポイント。

黒ひげはカタイので小さな個体ではかじり取る力が弱く、取ることができないためです。

小さい個体では生えたてのコケ程度で、黒ひげに困っているならある程度大きな個体をお迎えないと効果は薄いでしょう。

あと黒ヒゲ状のコケを食べてくれるかどうかは個体の性格によるところがあります。

通常、様々なコケを普遍的に食べますが個体の好みがあるようで、中には黒ひげ状のコケを食べ物とすら思っていない子もいます。

大小2匹のサイアミーズフライングフォックス

中々食べてくれないという場合は再度やや大きめのサイアミーズフライングフォックスを追加してみましょう。

同じ種類の魚を入れることで食べ物が横取りされる恐怖心が芽生えて食欲が上がる他、コケを食べ尽くしたら黒ひげ状のコケを食べる他なくなるので食べ物と認識させることができます。

またつられて黒ひげ状のコケを食べる効果も期待できます。

そのため2匹目以降は同じ水槽にいた子ではなく、時期をずらすか他のショップで販売している個体を入手したほうがベターです。

エサを上げると食べない?

エサを食べるサイアミーズフライングフォックス

エサを与えるとエサを食べなくなるという気がしますが、あまり心配する必要はありません。

フライングフォックスは植物質が多めの雑食性ですが、一定量は植物性の食べ物を食べる必要があります

つまり熱帯魚のエサを与えたところで、コケを食べる必要があるのは変わらないので食べなくなるということはありません。
人間でも焼肉行ったらゴハン頼む人がいると思いますが、そういう感じだと思います。

勿論お腹ペコペコの個体の方が食べてくれますが、ずっとそんな状態でいさせることはほぼ不可能なので特に気にする必要はないと思います。

ただプレコフードなど植物質のエサを与えている場合は食べなくなる恐れがありますので注意が必要です。

混泳について

熱帯魚の群れ

基本的には温和で、混泳はしやすい熱帯魚です。

ただし同種間で縄張りを持つ性質があり、成長に従ってその性質が強くなっていきます。

大きくなると同じサイアミーズのほか、近いドジョウの仲間や形や遊泳が似ているダータテトラなども追い払おうとします。

とはいえ売られている個体は縄張り意識が無い小さいものであることと、小さい水槽で飼っている場合は大きくなりませんため気にする必要はあまりありません。

飼育のポイント・注意点

袋に入ったサイアミーズフライングフォックス

サイアミーズフライングフォックスはとても丈夫な熱帯魚なので、魚が飼育できる環境が整ってさえいれば大丈夫です。

ただし最終的には10cmぐらいになる魚なので、何年も飼っていると持て余しやすいというのが注意点。

小型水槽だと成長にブレーキがかかり、困ることはあまり無いのですが60cmクラスの水槽だと気づいたら大きくなり、水槽のボスになって他の魚を追い回すことも。

(とはいえ大きくするには何年もかかりますし、小型水槽だと大きくさせるのは逆に難しいです)

まとめ、個人的な所感

コケを食べるサイアーミズフライングフォックス

サイアミーズフライングフォックスといえば「黒髭」と言っても過言ではないです。

この黒ひげで悩まされている飼育者は多く、ショップでも大体置いている熱帯魚。
しかも安価なため、水草水槽をやったことのある方なら一度は飼育したことがあるほどのメジャーな熱帯魚です。

また生体の価格が安く入れやすいのも良いですね。

オトシンクルス(ネグロ)とか500円する中、こいつは150円・・・・安いです。
コケ取りの費用対効果は高いと思います。

やはり最大サイズが大きくなるので、ビギナーはちょっと・・・と二の足を踏む事が多いのですが、実際のところそんなすぐに大きくならないのであまり気にする必要はありません。

むしろ大きい方がしっかりコケを食べてくれるので、小さい個体よりはある程度大きめの方が個人的にはオススメですね。

他に黒髭をよく食べる生物が見つからない限りはコケ取りのレギュラーメンバーが続くでしょう。

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犬水ジュン

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