水槽に増えてしまった巻き貝、スネールの駆除・対策方法!

気づくと小さな貝のような生き物が水槽にいてませんか?

放置すると気持ち悪いほど増えてしまうこともあり早めの対策が吉。

そんな巻き貝、スネールについて増えやすい環境や、駆除、食べてくれる生き物などの対策方法を紹介します。

目次




スネール、巻き貝について

ヒラマキガイヒラマキガイ

水槽で知らぬ間に増える小さな貝は何種類かあり、サカマキガイやヒラマキガイと呼ばれる貝たちです。

水草を食べてしまったり、水を汚してしまうなどの害はほぼ無く、害があるのは鑑賞上のみです。

なのでタカをくくって放置していたらビッシリ増えてしまって「トホホ・・」となってしまうことが多し。
人によってはリセットを余儀なくされる場合もあるほど。

油断すると後悔する羽目になります。

どっからくる?

ショップで購入した水草についている場合があり、そこから少しずつ増えていきます。

これはショップの品質管理が悪いとかいう問題じゃなくそういうものです。

そのため購入した水草には巻き貝がついていないか確認すべきです。

しかしながら見落とすような小さなものもいますし、卵はうっすら透明なので目視での入国チェックは漏れがあり完全に防ぐことは難しいでしょう。

育ちやすい環境

岩と砂こういう環境は増えやすい

小さな巻き貝は岩や砂利などがある「川っぽい水質」(中性~弱アルカリ性)を好みます

そのため岩や砂利などを使っている場合は自然と小さな巻き貝に適した水質になっています。

逆にソイルと流木を使っている水槽、「泥や土っぽい水質」(弱酸性)は嫌います。

ソイルを敷いた環境では増えるスピードが抑えられるため目立つほど増えてしまうことはあまり無いでしょう。

アピストとソイルこういう環境は増えにくい

ただし彼らは水質の適応範囲が広く、やや弱酸性に傾く程度のソフトなソイルでは平気で生存して増えてしまいます。

スネールの対策方法

ヒラマキガイがちらほら見える水槽小さな巻き貝・スネールを対策する方法としては「持ち込まないようにする」、「繁殖しにくい環境にする」、「駆除する」、この3つのアプローチで対策します。

持ち込まないようにする

小さな巻き貝を最初から持ち込まないようにすれば悩まされることはありませんね。

しかしショップの水槽に置いてあるような水草はスネールが付いています。

そういう場合は組織培養された水草を使うと良いでしょう。

組織培養水草(グリーン・ロタラ)組織培養の水草

組織培養されたのはその名の通り培養されたものなのでスネールの侵入がありません。
農薬も使っておらず品質は高いのですが、価格が高いのがネックですね。

また水草を入れる前に一定時間浸して悪い菌や小さな貝を殺菌する「消毒剤」を使うのも有効です。

これを使用すれば導入前にスネールを駆除できるのでこちらもオススメです。

増えにくい環境にする

ソイル先述した通りスネールは弱酸性の水質、いわば土や泥っぽい環境を嫌います。

そのような環境であれば増えるスピードは落ちますし、強い弱酸性であれば死にます。

酸化作用が高くpHを強く下げるソイルを使用すると良いでしょう。

ですが既に魚やエビが入っている場合は、環境が急変してしまうためこの方法は使えません。
生体がいる場合は駆除が必要です。

駆除する

先が丸いピンセット既に水槽に増えてしまって繁殖サイクルが出来ている場合は駆除する他ありません。

原始的ですが1つ1つピンセットで取り除きます

スネールホイホイは意味なし

スネールを駆除するスネールホイホイが売られていますが何の意味もありません

ホイホイにかかって駆除できるのは全体の一部だけでその他大勢でまた増えるからです。

薬品類は怖い

スネールを駆除するアイテムとしては薬品類を水槽に投入して根絶する方法があります。

しかし薬品によっては水草やエビ、魚などに害のあるものもあり、水草が育たなくなってしまうことも。

害は無いと明記してある商品でも怖いですよね。

1つ1つ手動で取り出していくのが確実ですが大変な作業です。

そこでオススメなのが貝を食べてもらう生物に入れて駆除してもらうことです。

食べる生き物

幸いなことに小さな巻き貝は好む生物が多く駆除は簡単です。

既存の魚との相性や食べる量などを考えて適切な生物を導入しましょう。

アベニーパファー

アベニーパファーアベニー・パファーは最大3cmほどの小型フグです。

フグは貝類が好物なのでよく食べてくれます。

体は小さいので一気には無くなりませんが効果大です。

エビやヒレをかじることに注意

フグは貝のほかにエビも好物です。
なので小さなエビも好んで食べてしまいます

大きなヤマトヌマエビは体格差もあってあまり手を出しませんが、アベニーパファーが3cm近くの大きい子であれば襲うでしょう。

ヤマトヌマエビ体格差のあるヤマトヌマエビも安全とは言えない

それにエビ類がいるとそっちの方を先に食べようとしますので肝心のスネール駆除に支障がでます。

小さなエビがいる場合は避けるべきです。

また長いヒレをかじる習性があるためヒレが長い魚がいる場合は注意が必要です。

駆除後は冷凍赤虫を与える

フグは熱帯魚が食べる粒状のエサやフレークフードを食べません。

彼らが食べるのは小エビや冷凍アカムシです。

スネール根絶後は食べるものが無くなるためそれらを与えてあげましょう。

アノマクロミス・トーマシー

アノマロクロミス・トーマシー巻き貝駆除の定番魚といえばアノマロクロミス・トーマシー、通称トーマシーです。

今回紹介する生物の中では最も食べてくれる生物で、トーマシーを入れればスネールがどんどん減っていくのが体感できると思います。

特にどうしようも無いくらい大量に増えてしまった場合はトーマシーが最適です。

価格も安く、小さなものは300円ほどで売られていることもあり費用対効果もかなり高いです。

役割終了後は持て余しがち

ネックとしては最大8cmぐらいにもなり、また成長に伴って他の魚を追い回すこともあるためスネール駆除後は持て余してしまうことが多いことです。
それにエビも食べてしまいます。

隔離して余生を過ごしてもらうか、行きつけのショップがあれば引き取ってもらうのが良いでしょう。

綺麗な魚なのでタンクメイトと割り切って飼育するのもオススメです。

キラースネール

3匹のキラースネール

貝を食べるキラースネールという貝も効果的です。

ただし貝なので先述した魚たちと比べて食べる量が少なく、加えて移動速度が遅いため駆除力が高くないことに注意が必要です。

しかも同じ貝でありながらガラス面に登ったり立体的なことはあまりせず、大体底をうろちょろしているのでレイアウトによってはあまり殲滅できず過信は禁物。

シンプルなレイアウトならキラースネールの効果を発揮できますが、水草レイアウトなどには効果が発揮できないことも。

とはいえ貝を食べるのは確実なので、気長にでも良いのであれば魚との相性も良く、選択肢としてはアリです。

オトシンクルス、サイアミーズ・フライングフォックスなど

コケを食べるサイアーミズフライングフォックスコケを食べてくれるオトシンクルス、サイアミーズフライングフォックス、プレコ類、アルジーイーターなどもスネール駆除に貢献します。

彼らが食べるのはスネール本体ではなく「卵」です。

流木やガラス面をゴリゴリやっているついでに食べてくれます。

とはいえ好んで食べてくれるわけではなく、コケ食ってたら口に入って吐き出すのも面倒だしそのまま食べたという感じなので割りと取りこぼしがあります。普通に吐くことも多いです。

水槽初期のちょっとした予防と思って運用するのが良いでしょう。

まとめ

ヒラマキガイの大群小さな巻き貝、スネールに対して有効な対策を箇条書きにします。

  • 水草から侵入するので持ち込まないよう組織培養された水草を徹底するか、水草殺菌グッズを利用してから入れる。
  • 探すと見つかる程度なら手で除去して増えるのを抑えるか、キラースネールを入れて抑える。
  • 増えすぎた巻き貝にはトーマシーとアベニーで駆除。どうしようも無く増えた場合は大きくなるトーマシーが早い。

スネール対策には何よりも早急な対応が重要です。

一番のオススメなのはアベニーパファーなんですが、アベニーパファーで対応できないほど多くなってしまった場合は大きくなるトーマシーしか駆除しきれなくなります。

放置しておくと食べきるまでも時間がかかってしまいますし、早めの対処がオススメです。

早急に対応すれば駆除もすぐですよ!

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