可愛いツノガエル飼育の魅力!飼育に必要な用品や生体代、費用等

ツノガエルはペットとして飼うことができる丸々とした可愛いカエルです。
カエルは飼育が難しいものが多いですが、ツノガエルは例外でとても簡単。
そんなツノガエルの魅力や飼育に必要な用品、かかる費用、飼育難易度などを紹介していきます。
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飼育の魅力
どのペットにも言えますが見た目が可愛いことですね。
ツノガエルは丸々としたカエルで可愛いと思う方は多いと思います。
よーく見ると顔も愛嬌があります。
頭に生えたツノもチャーミングですね。

まるまるとした体とツノがチャーミング

表情が違って見えることも
エサを用意するのが簡単
ほとんどのカエルは生きたエサじゃないと食べません。
そのため飼育するには近くのペットショップで生餌が売られているか、自分で増やしてストックする必要があり飼育には難易度が高め。
しかしツノガエルは食欲旺盛なため人工飼料のみで育成することができるカエルなのです。
飢餓にも強いので一旦馴染んだツノガエルは餓死で死ぬことはまずありません。
大きくさせるのが楽しい

ツノガエルは3cm~4cm程度の小さなサイズから売られています。
エサを与えることでどんどん成長するので育てる楽しみがあります。
オタマジャクシから育てることもできるのでカエルへの変化を楽しむこともできます。

苔リウムでの飼育
ツノガエルはコケや植物を植えて自然に近づけて飼うテラリウムで飼うのに適した生き物です。
家に帰れば自然を切り取った箱があるので、かなり癒されること間違い無し。
苔を主体にした苔リウムもカエルには相性が良く、自然や苔が好きならたまりません。

関連ツノガエルのための苔テラリウム制作ノート【ベルツノガエル】
こんな人にオススメ!
カエル好きな人ですね。
カエルといえばエサといい飼うのが難しい生き物ですが、ツノガエルであれば簡単。
ペットショップで見かけて気になってしまう女性の方も多く、いずれお迎えしちゃう人も多いです。
環境に慣れさえすれば飼うことは非常に簡単なので女性でも十分飼えます。
また、少し育てば飢餓にも強いので数日間~一週間程度の出張が多い人にも飼うことのできるペットです。
かかる飼育設備や生体代
最初にかかる費用は全て込みで4000円~1万円程度が目安。
冬場以外は安く揃えることができ、タイミングが合えば3000円程度で生体代・設備代、エサ代全て揃えることもできます。
生体代
ツノガエルは3000円~6000円ほどで入手することができます。
もちろん種類にはよりますが、ペットショップでよく見かけることのできる種類(ベルツノ、クランウェルツノ)は大体そんな感じです。
必要な整備とその費用
ツノガエルの飼育には特別なものは必要なく、簡単な飼育セットで飼えます。
小さなツノガエルの場合、水を張れるケージに湿らせたキッチンペーパーを敷けばOK。
ケージはプラケースでもガラスケースでも何でも良いです。
プラケースだと300円程度で揃います。
冬場は保温が必要
冬場は多少の保温が必要なのでパネルタイプのヒーターを使うか、1日中温かい部屋に置いてあげましょう。
パネルヒーターは2000円ほどで手に入ります。
冬場でも2500円もあれば飼育設備は整います。
エサ代
通常、ツノガエル専用飼料を与えますが500円程度から入手できます。
小さな個体であれば数ヶ月~半年程度持ちます。
飼育の難易度
ツノガエルは非常に飼うことが簡単なペットです。
プラケースに水を張っただけの簡素なケージでも飼うことができ、飢餓にも強いです。
必要な世話
小さな個体は毎日~2日に1回のエサやり、少し育った個体は一週間に1回程度のエサやりを行います。
大きくなるにつれエサの頻度を減らし、アダルト個体は1ヶ月に数回程度のエサやりで十分です。
あとは掃除。
水を張っただけの飼育ケージでは毎日水を取り換える必要がありますが、ソイルを敷いた場合は1ヶ月~数カ月に一度床材を取り換えるだけでOKです。

大きくなってきたらソイルに移行しよう。健康にも良い。
小さな個体は拒食することも
小さな個体は体力がなく、環境による変化で人工飼料を食べないことがあります。
ツノガエルの死因で最も多いのがお迎え時の拒食による餓死。
人工飼料を食べずそのまま死んでしまうパターンです。
拒食が起こった際は嗜好性の高い生きたメダカを与えると大抵食べます。
死なせてしまう人は人工飼料しか与えようとしないことがほとんど。
逆に言えばメダカさえ用意できれば餓死のリスクはかなり下がります。
何回かメダカを食べさせて、環境に慣れたら人工飼料も大抵食べるようになるので最初のウチと割り切っても良いです。
どうしても生きたメダカに抵抗がある場合は5cmほどのある程度育ったツノガエルをお迎えすると良いでしょう。
小さいツノガエルほど警戒して人工飼料を食いませんが、大きくなると鈍感になって何でも食いつくようになります。
飼う前に知っておきたい注意点
ペットを飼う上では色々とマイナス面は付きもの。ツノガエルも例外ではありません。
飼う前に知っておいて欲しいポイントを紹介していきます。
正しく飼わないとかなり臭う
ツノガエルは肉食で且つ排泄量が多いため、大きくなると水を張っただけのゲージではかなり臭います。
これは排泄物から出る毒素によるもので、水を張っただけのケージでは毒素を処理できないためです。
このため毎日水を換える必要がありますし、少しサボればすぐ臭います。
ただしソイルと呼ばれる底床材には排泄物の毒を吸着する効果がありますので、ソイルを使った飼育ケージなら臭いはほぼ無くなります。
大きくなって排泄量が増えてきたらソイルにしてあげましょう。
毒素は生体にも良くありません。

かなりデカくなる
ペットショップでよく販売されている種類であるベルツノガエルやクランウェルツノガエルは結構大きくなり、最大サイズは手を大きく広げてデデンと乗る程度になります。
大きくなったツノガエルは気持ち悪いと思う人も多く、飼育が嫌になってしまうかもしれません。
大きさがネックなら大きくならない種類、ホオコケツノガエルなどを考えて見ると良いでしょう。
アマゾンツノガエルも先述した2種と比べるとやや抑えめです。

ベルツノガエルの半分ほどにしかならない
あまり動かない
自然界では獲物が通るのをひたすら待つアリジゴク型の生き物です。
そのためケージ内でもほぼ動きません。
人によっては物足りないかもしれません。
反射的に噛むため取扱いには気をつける
ツノガエルは目の前を動くものを反射的にエサだと思って食らいつく性質があるため、人工飼料でも飼育ができるカエルです。
しかしその性質により手も眼の前で動けば噛み付こうとするため取扱には注意が必要です。
ネズミなどの小動物を逃さないように歯とアゴが発達しており、噛まれれば出血間違いナシ。
小さなツノガエルでも子供に指をぎゅーっと握られたような力があります。
とはいえ捕らえるのはネズミクラスなので指が千切れるとかはいかないと思いますが、アダルトクラスは非常に危険です。
噛まれた際は水につけたり、霧吹きで水を浴びせると簡単に離します。
飼う事自体は簡単なのですが、危機管理が出来ない小さなお子さんが飼うのには向いていないと思います。
まとめ、個人的な所感
飼育が難しいカエルのくせに、簡単に飼うことができるのがツノガエルです。
カエル飼いたいなぁと思いつつ、エサのせいで手が出せなかった人とかには是非オススメ。
勿論表情もコロッとした見た目も可愛いので女性で好きな人もちらほらいますネ。
飼うのが難しいと思いきや、かなり簡単なので是非チャレンジして欲しいです。
個人的に推したいのが植物を植えてテラリウムで飼うこと!
カエル好きなら自然の雰囲気が好きな人が多いと思うので魅力は伝わると思います。
作るのは面倒なんですが、一度作ってしまえばカエルの排泄は植物が吸収して栄養となり、臭いも出ずに良いことだらけ。
簡素なケージと比べてカエルもリラックスしてます。何より見た目が良い。
作り方の制作工程も載せてますので興味ありましたらソチラも是非お読み下さいー。
オススメ!:ツノガエルのための苔テラリウム制作ノート【ベルツノガエル】
詳しい飼い方:ツノガエルの飼い方。必要な設備やエサ、世話など!
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