水辺を身近に

カエルが死んだ時、原因として見直しておきたいポイントまとめ

慢心して貴重なカエルを死なせてしまいました・・。

初心に戻ってカエルが死んでしまう原因を確立高い順からピックアップして、抑えるべきポイントをまとめました。

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はじめに

水場にいるフライシュマンアマガエルモドキこの翌日死

インスタとかツイッターで人気のアマガエルモドキを迎えたんですけど、たったの5日で落としてしまいました。

アマガエルモドキ自体は難しい種類ではないらしく、それより難しいハズのヤドクガエルとかヒスイトビガエルをオタマから育てたりしてたので「まぁ飼えるだろうなぁ」と軽く思っていてのお迎え。

が、朝起きて生体をチェックし、死んでいるのを目にした時は「え!?・・・なんで!?」と驚き、とてもショックでした・・・。

様々なカエルを飼って失敗して掴んできたと思っていた自分ではありますが、死因を考察する中でここがダメだったのではないか?と思うトコロがあり、後悔と共に慢心を感じました。

これを機に一度初心に戻り、これまでの死因となったポイントを見返し、それに対し抑えるべきポイントをまとめてみたので、自分への戒めとともにカエル初心者の1つの参考になればと思います。

餓死

レプトミンを食べるアマガエル

まぁカエルで客観的に一番多い死因は「餓死」でしょう。(ビギナーの最初の関門)

特に小さいカエルほど脂肪が少なく、余裕が無いので一層注意したいポイント。

代表的な例で行くと「ヤドクガエル」は小さなエサを常日頃からチマチマ食べるタイプのカエルになり、この手のカエルは最低でも1日1回は与えないとすぐ痩せます。

身近なところでいえば「アマガエル」とかも結構そういう気質があり、特に子ガエルは常時エサにありつけるようにはしないと餓死が結構近いです。
(大人のアマガエルは2~3日に一度でOKです)

餓死が近づくと体力が少なくなって、エサに食いつく体力すら無くなるので早め早めの給餌が安定ですね。

エサのサイズ

アマガエルにピンセットでコオロギを与えている様子これぐらいが丁度良い

またカエルの種類や成長ステージによって「エサの大きさ」も気をつけたいポイント。

多くのカエルは口に対してやや小さいぐらいのエサが一番です。

口に対してやや大きなエサでもかきこむことができますが、一度大きなエサに飛びかかって失敗しちゃうとビビッて食べれなくなっちゃうこともあり、拒食になってしまうことがあります。

特に子ガエルなんかは繊細でトラウマ?になりやすく、一層気をつけたいポイントです。
(逆に小さすぎると見向きもしないのでこれもまたダメなんですよね・・・)

カエルの食性でも異なる

見上げるキオビヤドクガエル

あと「ヤドクガエル」とか「アメフクラガエル」など小さなエサを舌でペッペッとひたすら摘むような食性を持つタイプは、口に対してかなり小さなエサじゃないと食べないのでその点も要注意。

逆に「ツノガエル」は通りがかったネズミなどを食らう食性なので、かなり大きなエサの方が適しています。
(補足:ツノガエルの子ガエルは小魚やオタマジャクシを食べる傾向アリ)

カエルの食性により適切なエサは変わりますので、飼育するカエルがどんな食性なのか?は抑えるべきポイントでしょう。

まぁエサは用意すれば大丈夫なポイント!
問題となるのは次!!
ロボうぱ

水場の汚染

ビバリウムの綺麗な水場

エサは用意さえすればどうとでもなるのですが、慢心した頃に危険なのが不衛生による感染病です。

カエルのケージには小さなプラ皿などで水場を置いたりしますが、水場は病原体の温床になりえるポイント

水が動いていないただの水貯まりは一度悪い菌が入ると数日で病原体のパラダイスになってしまいます。
(病院のインフルエンザの待合室みたいな)

病原体がいっぱいいる水場につかると当然ながら病気になって、そのまま死。

そういうケースだと水場の匂いをかぐとなんか変な臭いがするんですよね。
病原体が湧いて腐った、というイメージでしょうか。

そうならないために、水場は毎日定期的に取り替えて病気温泉にならないようにするのが基本です。

また水場に排泄する場合も結構多いので、その点からいっても水場は毎日変えるべきでしょう。

水場に入るヤドクガエル水場に入る
水入れに入ったフン(キオビヤドクガエルウンチもしてる~~!!!

(僕は今回これが大きな原因だと思っています。過去のノート見返してみてもこれが一番多いそうです・・・学ばねぇ(´;ω;`))

手入れできない場合は水場は設置しないのも手

汚れてきたアマガエルの飼育ケージ数日放置しても大丈夫な場合もあるけど・・・

飼育ケージ内の病原体の増殖具合とカエルの抵抗力もあるので、数日置きでも大丈夫ということもありますが毎日がベター。

毎日換えれない場合は水苔などを湿らせておいて、むしろ水場は設けない方が良いと思います。

何も入ってない、流動もしていない水場は病原体が一度侵入するとボムになります。

水場は毎日換えるコト!!管理には気をつけてネ!!
ロボうぱ
水浴びするシュレーゲルアオガエル参考:浮草や水草を入れるとちょっと腐りにくくなる

アンモニア中毒

立ち上げ2日目のアンモニア濃度

次に気をつけたいポイントは排泄物が気化することによる「アンモニア中毒」

カエルは当然ながら排泄物を出しますが、これが気化した場合アンモニアという有毒ガスになります。

当然ながらカエルにダメージを与えて、濃度や放置日数により衰弱し死に繋がります。

特にウェットシートやウールマットだとアンモニアの害を受けやすく要注意

ただアンモニアの臭いはとてもオシッコ臭いので、フタを開けて「臭ッ!」となるので気づきやすいです。

小さなツノガエルの飼育ケージフタあけて「クッサ!」ってなるのは大体アンモニア気化(特にツノガエル)

ソイル・水苔にする

ホオコケツノガエル

ソイル・水苔はアンモニアを分解してほぼ無害化する効果があります。

それらは良いバクテリアが定着し、それらにより排泄物およびアンモニアが分解されます。

加えてソイルはアンモニアを吸着する効果もあってより一層アンモニア分解能力が高いですね。

(反面水苔は保水力が強いので用途に合わせて!)

ソイルを使ってても慢心しない

ただしソイル・水苔を敷いてても、岩場やシェルターの上などに排泄した場合はそのまま気化してしまい意味がありません

敷いてても尿臭がする場合は、どこかそのまま気化するような平面に排泄してないかをチェック。

見つけたら水苔や山苔などを敷いて、そのまま気化しないように工夫しましょう。

シェルターの上にいるキオビヤドクガエルの排泄ソイル敷いてるもののシェルターの上で排泄し、アンモニアが気化していた
コケの上にいるキオビヤドクガエルこういう場合は山苔・水苔などで埋めてしまおう

通気性のアップ

エキゾテラ、グラステラリウムの通気イメージこれはグラステラリウム

通気性の良いケージだと気化したアンモニアは通気によりケージ外へ出ますのでリスクが減ります。

が、通気性が良くなると湿度は下がりやすいので、カエルの種類によっては「乾きすぎてないか?」も併せて気をつけるポイントです。

関連「グラステラリウム ナノキューブ」レビュー!使い勝手など!

アンモニアがある環境は病原体も増殖しやすい

あとアンモニアが充満した環境は悪い菌が繁殖しやすく、そちらも良くありません。

アンモニアはいわゆるオシッコ臭さ(公園の汚いトイレみたいな)ですが、悪い菌が湧いた場合は「オシッコ臭くはないけど何か変に臭い」になりがち。

基本的には変な臭いがしたら飼育環境がおかしい、と疑った方が良いでしょう。

臭いを嗅いで変な臭いがしないかは定期的にチェックした方が良いヨ!!
迎え始めは特にネ!
ロボうぱ

温度・蒸れ

温度計とアマゾンツノガエル

あとは夏場は温度・蒸れもやや注意ポイント。

特に渓流に棲む「カジカガエル」や、「マンテラ(アデガエル)」は涼しいトコロに生息していて高温に弱いです。

よほど高く無い限りはいきなり死ぬという感じはしませんが、体感的に少しずつ弱っていく印象を受けます。

温度計を設置してチェックすることにより、そのカエルにとって高すぎない温度か?を確認しましょう。

照明も熱源になりますので少し離してみたり、通気性の良いケージにして熱がこもらないように。
(部屋自体が暑い場合はクーラーを・・・)

カジカガエルの飼育ケージ(狭い渓流のカエルは特に暑さに注意

おわりに

死んだシュレーゲルアオガエル

エサはまぁ用意さえすればいいんですけど、不衛生な水場による感染病は特に要注意

僕は今回相当凹んだので、色々ノートや写真見返すと、過去も水場を交換しないことで死なせてるっぽいんですよね・・。

はじめての時は突然死んで「なんでだろ??」と思ったものの、今記録見ればあぁ水場の不衛生だったんだろうなぁと。
そして僕はこの死因が一番多いようでした・・・ホント学ばない・・。

水場で休むシュレーゲルアオガエルいきなり突然死が来るからホント気をつけて・・・

ケージの病原体潜み具合にもよっても違うんで、一週間放置でも発症しない場合もあるんですが、いきなり突然死が来るので水場は毎日交換が基本だと思ったほうがマスト。
(高い勉強代でした(泣))

あとやや蛇足ですが、ケージサイズが大きければ「病原体の増加」「蒸れ」「アンモニア気化」が割合的に小さくなるんで、落ちにくいです。

が、余裕があるだけで問題はあるワケなので生体の状態・ケージ内の臭いを嗅ぐ習慣もつけておきたいですね。

特に毎日の水場交換は日頃のルーチンでやりましょう・・。ホント・・。

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