ヒレナガネジリンボウの飼育情報。大きさ、混泳、飼育ポイントなど

ヒレナガネジリンボウはハタタテネジリンボウとも呼ばれる小型の共生ハゼです。

そんなヒレナガネジリンボウの飼育にまつわる各種情報を記載。

大きさや性格、混泳について、飼育難易度と飼育のポイント、共生するエビなどを解説します。

大きさ、性格などの特徴

ヒレナガネジリンボウの最大サイズは6cmほど、非常に小型の共生ハゼです。

エビが作った巣穴に入り込んで共生するタイプのハゼで水槽内でも簡単に共生を見ることができます。

海水魚らしい白に黒バンド、頭が黄色のカラーをしており、アンテナのようなヒレが特徴的ですね。

性格、遊泳

エビが作った巣穴から出ようとせず、巣穴近くで様子を伺っています。

水槽上部に来ることはありませんが、個体によっては来る子もいるようです。

値段

1000円～2000円ほどで取引されています。

混泳：他の海水魚、サンゴとの相性

温和な性格なのでどの海水魚とも組み合わせることができます。

同種同士、共生ハゼ同士もOK。
距離が近づけば威嚇しますが、巣穴から離れれば収まるため大事にはなりません。

ギンガハゼと一緒の巣穴に入ることがありましたが、触れそうになってやっと口で威嚇するようなレベルです。

ハタタテシノビハゼは5cmほどの距離で威嚇したので種類や個体差にもよると思います。

サンゴとの相性

サンゴを食べたり乗っかったりしないため全く問題ありません。

飼育の難しさ

病気に強く丈夫な海水魚です。

カクレクマノミより飼育が簡単です。

共生するエビ

一番良いのは「ランドールズピストルシュリンプ」ですが、「ニシキテッポウエビ」もOKです。

飼育ポイント

巣穴から離れようとせず、流れてきた餌を待ち伏せするタイプです。

そのため真っ直ぐ落ちる人工飼料は相性が悪いところがあり、うまく巣穴近くに落とすようにスポイトを使って巣穴近くに落ちるよう餌を与えると良いでしょう。

一番良いのは冷凍ブラインシュリンプです。
フワフワ流れるので本来の食性に近く、人工飼料を食べない時は試してみて下さい。

ずっと底にいる海水魚ですが、個体によっては水面近くに餌を食べにくる子もいてその場合は飛び出しに注意すべきです。
基本的には水槽底にいて驚いたら巣穴に飛び込むため、飛び出しの心配はあまり無いです。

エビの巣作りのため底床は細目のサンゴ砂が適しています。

まとめ、個人的な所感

ヒレナガネジリンボウは白に黒バンドという海水魚らしいカラーをしており一定の人気がある海水魚です。
お店によってはハタタテネジリンボウとも表記されることがありますが同じヤツです。

共生ハゼは共生という特殊な生態を持ったハゼですが、水槽内でも簡単にエビとの共生を見られます。

加えて病気に強く丈夫であり、最も人気の海水魚であるカクレクマノミとかハタタテハゼより飼育が簡単なので非常にオススメの海水魚。

エビとの共生はカワイイ！。癒されます( ˘ω˘ )。

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