共生ハゼと共生エビの飼育について。餌や底床、組み合わせなど

共生ハゼはエビと巣穴を共にして共生する性質を持ったハゼたちです。

ヒレナガネジリンボウ、ギンガハゼ、ハタタテシノビ・・etc

そんな共生ハゼたちの基本的な飼い方を解説。

飼育設備や餌などの基本から混泳、エビとの組み合わせなどなど。

目次




飼育難易度

巣穴から頭を出すヒレナガネジリンボウ共生ハゼたちは丈夫で病気知らず。飼育は簡単な部類です。

砂に潜るような魚は病気に強いんですが、共生ハゼも自身で掘らないもののその性質を持ってます。

飼育設備も特別なものは必要無く、殺菌灯やウェーブポンプは必要ありません。

加えてエビが体のクリーニングを行うので寄生虫などの病気も心配無用です。

基本的な飼い方

タツノオトシゴと共生ハゼを飼っている水槽一般的な海水魚を飼える環境があれば十分飼育可能です。

飼育設備

30cm水槽難しい魚ではないので飼育設備は「水槽」、「フィルター」、「水中ヒーター」、「サンゴ砂」、「人工海水(と比重計)」、「カルキ抜き」があればOK。
殺菌灯とかウェーブポンプなどは必要ありません。

20cm以上の水槽サイズがあれば良く、フィルターも簡素な外掛け式や水中式フィルターでも構いません。

ようは海水魚を飼える最低レベルで飼育ができます。

底床、サンゴ砂について

サンゴ砂ただエビが巣穴を掘るため底床であるサンゴ砂だけは少し気を使って欲しいポイント。

基本的には細目のサンゴ砂を使用します。

パウダータイプでも良いのですがサンゴと相性が悪かったり、汚れや病原菌が溜まりやすく他の魚とも相性が悪かったりするのでオススメはしません。

敷く厚さは4cm以上が目安です。
巣を作らせたい箇所のみ盛ってもOK。

水換え

水換えバケツとホースこの辺は設備によりますが、簡素な設備だと目安は1~2週間に1回1/3程度ですね。

例えば30cm水槽で強力なプロテインスキマー(海道達磨とか)を使いつつ、魚も小魚が5匹程度と抑えるのであれば数ヶ月に1回とかになります。

そのほか詳しい設備や水換えについては「安く低コストで始める海水魚の簡単な飼い方! 」に記載してあるものとほぼ同等で大丈夫です。

水槽サイズは20cmぐらいは欲しいかなぁと思うぐらいですね。
水量で言えば6リットルは確保したいところです。

冷凍ブラインシュリンプを共生ハゼに与えている様子基本的には冷凍ブラインシュリンプ、次点で人工飼料を与えます。

床に落ちた餌には反応が悪いので、真っ直ぐに落ちる人工飼料とはやや不向き。

あんまり食べてくれない場合や巣穴に潜ってしまって食いにこない場合は冷凍ブラインシュリンプをスポイトなどで与えましょう。

水流にふわりと舞うため視認されやすく、よく食べてくれます。

というか自然下では流れに乗ってきた甲殻類を待ち構えて食べていますのでこちらの方が本来ですね。

共生させるエビの種類

ギンガハゼと巣を整備するニシキテッポウエビ共生ハゼと共生させるテッポウエビは何種類かあり、種類に対応したものを選ぶ必要があります。

組み合わせを間違うとエビが嫌がって追い出したりします。

ランドールズピストルシュリンプ(コトブキテッポウエビ)

ランドールズピストルシュリンプ赤と白、あと手足などが黄色の派手なエビです。

かなり小型のエビで数cmほどにしか成長しません。

共生するハゼは「ヒレナガネジリンボウ」、「ギンガハゼ」、「ヤノダテハゼ」、「ハタタテシノビハゼ」、「ヤシャハゼ」です。

ニシキテッポウエビ

ニシキテッポウエビ白をベースに赤紋様のエビです。

ランドールピストルと比べ一回り大きい程度の小型エビです。

共生するハゼは「ギンガハゼ」、「ヒレナガネジリンボウ」、「クビアカハゼ」、「ニチリンダテハゼ」です。

コシジロテッポウエビ

うっすら黄色いテッポウエビです。

こちらもランドールピストルより一回り大きい程度の小型エビです。

共生するハゼは「ハタタテシノビハゼ」、「クビアカハゼ」、「ニチリンダテハゼ」です。
ややマイナーな共生ハゼたちと共生します。

共生エビの飼育ポイント

ニシキテッポウエビとギンガハゼエビ類は環境の急変に弱い一面があります。

そのため導入時の水合わせはしっかり行いましょう
点滴法により慎重な水合わせを行いたいところ。

そのほか大きい水槽でない限り水槽には1匹に留めておくこともポイントです。

ケンカしますし脱皮時に鉢合わせるとやられてしまいます。

餌について

ギンガハゼのウンコを食べるニシキテッポウエビエビには別途エサは与える必要はありません

彼らは共生ハゼのウンコも食べています

ただ巣穴の近くに餌を落とすと喜んで拾いに行きますので、たまに餌を与えてみると良いでしょう。

エビの巣穴作りのために

散らばった荒目サンゴエビは巣作りしやすいところに巣を作ります。

ライブロックをサンゴ砂に少し沈めて置くことで巣穴のベースとして巣作りを始めます。

そのほか荒目のサンゴ砂や死んだサンゴの破片を置いておくと良いでしょう。
それらは巣の補強素材となり、置いたサンゴはエビが持ち帰りいつの間に無くなっています。

また複数飼育の場合はライブロックを離して置くことでできるだけ鉢合わせしないようにすることができます。

ただ彼らの巣穴は結構大きいので45cm水槽でギリギリ2匹ってところです。

混泳について

ギンガハゼとニシキテグリ共生ハゼは温和な海水魚のため比較的どの海水魚とも組み合わせることができます

率先して餌を食べにいかない待ち伏せ型のスタイルのため、他の魚を入れると餌を先に食べられてしまいがちなタツノオトシゴやマンダリンフィッシュなどの数少ないタンクメイトになります。

ただし砂を掘る性質のある生物とは避けたほうが良いです。

同種同士、共生ハゼ同士も一応可

威嚇し合う共生ハゼたち共生ハゼ同士もあんまり良くはないですが、距離が近くなった際に威嚇して追い払おうとする程度なのでよほど狭くない限りは問題ありません

彼らは巣穴近くから出ようとしないので・・・。

ハタタテシノビハゼを威嚇するギンガハゼ威嚇度合いも種の組み合わせによって差があるがどれも大事にはならない

おわりに、個人的な所感

ギンガハゼとニシキテッポウエビの共生

エビと共生するという珍しい特徴を持ったハゼたちなのですが、その珍しい生態は家でも簡単に見ることができるのです。

共生する姿は可愛いですよ( ˘ω˘ )。

性格も温和でタンクメイトにもオススメの海水魚です。

共生ハゼ 記事一覧
関連、海水魚の基本的な飼い方や飼育設備などについてはコチラ:安く低コストで始める海水魚の簡単な飼い方

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