アクアハーミット

水棲生物の「飼いたい」を応援するサイト

水替えが嫌な人こそオススメしたい!マリンアクアの実情!

30cm海水水槽

「今、淡水の熱帯魚を飼っているんだけど海水は難しそう」

そのように感じている方が多いのではないでしょうか。私も長年淡水熱帯魚を飼育していましたが、やはり海水は別格という意識があり尻込みしていました。

しかし実際に踏み込んでみると海水だからこそ楽になる部分があります。

水替えや水草のトリミングが嫌な人こそオススメしたいジャンルで、その実情を教えます。

スポンサー

人口海水は面倒臭い?

淡水と比べて換水には人口海水を添加するか天然海水が必要になります。

私は人口海水を使用しておりますが溶けるのに数分かかり、その上で比重計を用いて塩分の比重を合わせた上でやっと水替え用の飼育水が用意できます。
そのため換水自体の手間は残念ながらひと手間増えてしまいます。

しかしここで諦めてしまうのは勿体ありません。

なぜなら淡水と比べて換水頻度が非常に低くなる傾向があります。
私の場合、淡水では毎週水替えしていましたが海水水槽では数か月に1回程度の頻度です。

理由を説明すると「プロテインスキマー」という器具のおかげであります。

プロテインスキマーによって水替え頻度が激減する

プロテインスキマーとは濾過装置のひとつで、簡単に言うとエアーレーションによりゴミ掻き出す濾過形式です。筒状の形状をした装置の下方に強制エアーレーションを行い、泡と共に遺物を筒の上部および水槽外に吐き出す仕組みです。

ここで特筆すべき点は魚の排泄物を生物濾過を介さず、排泄物のまま処理が可能であるということです。

つまりどういうことかというと、淡水では排泄物は生物濾過により最終的に毒素の低い「硝酸」までしか無害化できず蓄積されていくことで換水というプロセスが絶対的に必要でしたが、プロテインスキマーで排泄物のまま除去してしまえば極端な話、水替え自体が必要ありません。

そのようなメンテナンスフリーを目指せる水槽がマリンアクアです。

また仕組みはとても簡単なものですのでべらぼうに高い装置でもありません。安いものなら3000円からのものが出回っています。

プロテインスキマー設置例

左奥の装置がプロテインスキマーです。

海水だけプロテインスキマーを使える理由

これだけ便利な装置なら淡水でも使えないかと思案するもの。ですが淡水では本来のパワーを発揮できません。

それは水の粘度が異なるためです。一言で言うと淡水では微細な泡が作れません。

海水には水に粘度があり微細な泡が作られやすくなっています。プールと海水浴では水の泡立ちが違いますよね。プールで空気と水をかき混ぜてもバシャバシャという感じですが、海だとジュワーという感じで微細な泡を作ることが可能です。

泡が微細であると泡の表面積が大きくなります。

海水と比べて淡水のエアーレーションで出来る泡の表面積は非常に小さいものです。プロテインスキマーは泡に濾過能力を依存していますので、泡の表面積が少ない淡水ではプロテインスキマーのパワーが大幅にダウンして本来の濾過能力で運用することができません。

サンゴは種類を選べば容易に育つ

サンゴを育成するには高い器具による清純な水が必要だというイメージが強いと思います。私もテレビで珊瑚礁の保全特集が度々取り上げられているのを見て飼育・育成することは到底無理だと思っていました。

しかしそれはミドリイシなどの飼育難易度が高い一部のサンゴです。

魚や水草にも育成が簡単な種類と育成が難しい種類がいるのと同様で、サンゴにも育成が簡単な種類、気難しい種類というものが存在します。

私は育成が簡単なサンゴを中心に飼育していますがごく一般的な外部フィルターと簡素なプロテインスキマーの濾過環境で育成し増やすことが出来ています。飼育している一部のサンゴについては増えすぎて困っているものまでもある程です。

サンゴは飼えないイメージがつきがちですが、実際はそんなことはありません。

育成が容易なサンゴ

飼育容易なマメスナギンチャク

カクレクマノミは丈夫な魚種でショップで簡単に手に入る

カクレクマノミ

パイロットフィッシュにも使われる程丈夫です。

私が海水水槽を始めたいと思ったきっかけはカクレクマノミが飼育できないかと思ったことでした。同じようにカクレクマノミを飼育したいと思っているアクアリストは多いと思います。

実はカクレクマノミは最も丈夫な海水魚として多く流通しており、ショップで1000円ぐらいで簡単に入手が可能です。

海水魚飼育の入門種であり、マリンアクアリウムのビギナーに最適と言えます。

ライブロックによりレイアウトが簡単にできる

そのほか淡水と比べて海水のメリットとしてはレイアウト組が楽になりました。

海水水槽ではライブロックと呼ばれる多孔質の自然素材を中心にレイアウトを組みますが、非常に軽くて砕きやすいため容易に見応えのある水景にすることが出来ます。

淡水では満足のいくレイアウトがなかなか出来ない人も、ショップで大きなライブロックと中くらいのものと小さなものを購入して組むだけで水族館の水槽にも負けないようなレイアウトを完成させることができます。

ライブロックレイアウト例

石のようなモノがライブロックです。組みやすく立体的にしやすいので後はサンゴを置けば見応えのある水景になります。

まとめ

私は長年カクレクマノミを飼ってみたいと思っていましたが、人口海水による換水が面倒臭いと二の足を踏んでいました。実のところプロテインスキマーにより水替え頻度が激減するので結果的に淡水より手間はかかっていません。

サンゴについても育成が用意なサンゴを中心に組めば育成することが十分可能でしたし、それに何よりカクレクマノミやヤドカリなどが飼えるのが嬉しい。

まとめると

  • 換水はひと手間増えるが、プロテインスキマーがあるので水替え頻度は減る。
  • サンゴは難しい種類に手を伸ばさなければ十分育成可能。
  • カクレクマノミは入門種として知られており、入手及び飼育も簡単。

サンゴや海水魚が織りなす海水独特の水景に是非チャレンジしていただきたいです。

海水水槽独特の雰囲気

LINEで送る
Pocket

スポンサー

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

記事ランダムピックアップ

ゴールデンカラーのウーパールーパー

ウーパールーパーの餌と与え方。頻度と量。

ABOUT

HN:犬水ジュン

自然派インドア。 趣味:アクアリウム、ネットサーフィン、釣り

サイトについて

リンク、引用歓迎。報告必要ありませんがリンクしてくれた時は「お問い合わせ」から教えてくれると嬉しいです。見てニヤニヤします。
一般的な個人の方に限り引用リンク張っていただけるなら画像もどうぞ。

https://www.aquahermit.com/

お問い合わせ

コチラ

Twitter

https://twitter.com/junwtdg

アクアリウム入門

マジナータス・ペンシルフィッシュ

初心者に教える!熱帯魚の大まかなタイプ分けとその特徴!

海水魚・サンゴの飼育入門

こちらを向いたデバスズメダイ

パイロットフィッシュとは!?メリットと入れた方が良い例【海水】

スポンサー