「丹頂」金魚。大きさや混泳相性、飼育ポイントなど

丹頂（たんちょう）は頭部が赤くなるのが特徴の金魚。

そんな丹頂について、大きさや特徴、飼育難易度、他の金魚との相性、飼育する上で気をつけるポイントなどを解説しています。

大きさなどの特徴

成長サイズ	30cmほど
飼育難易度	かんたん
入手性	かんたん 300円～1000円ほど。
泳ぎ	おそい

丹頂は頭部にのみ赤が乗り、ほかは全て白い体色の金魚です。

体型は丸みを帯びており、オランダ獅子頭と似ていますが顔全体にコブコブが出る獅子頭と比べ、丹頂は頭部にのみコブコブが乗ります。

よく見てみると頭に入る赤には個体差があり、乗り方、はみ出し方に違いがあったりします。

金魚の中では大型になる金魚であり、30cmほどに成長する素養を持っています。

また丹頂は中国で作出された金魚であります。

入手について

丹頂はド定番の金魚なので、金魚を取り扱っているショップに行けば高確率で会えます。

入手に関してはとても簡単な金魚です。

混泳、他の金魚との相性について

丹頂はどちらかというと泳ぎが下手な金魚のため、泳ぎが早い金魚の中には馴染めません。
エサを取れずに弱ってしまうことでしょう。

相性が良いのは琉金やオランダ獅子頭、東錦などの似たような体型の金魚です。

とはいえ絶対にダメっていうことは無く、食欲および食べる量に問題が無ければ異なるタイプでも特に問題はありません。

例えば泳ぎが早い金魚ばかりの水槽に入れるのはダメだと思いますが、泳ぎの早い金魚が一部いる程度であれば大丈夫の場合が多いですね。
全体のバランスを見て考えてあげて下さい。

飼育のポイント、難しさ

丹頂は丈夫な金魚です。

流石に和金などの強健種には及びませんが、金魚を飼う最低限があれば大丈夫でしょう。

派生、関連金魚

オランダ獅子頭

丹頂は頭部のみに赤を限定していますが、そうじゃないのは「オランダ獅子頭（ししがしら）」。

オランダ獅子頭とはよく似ており、色以外は性質がほぼ同じと言っても良いくらいです。

丹頂は肉瘤が頭にしか乗らない、獅子頭は全体に乗る、など細かな違いはあります。

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東錦

丹頂のカラーを三色模様にしたような金魚が「東錦（あずまにしき）」です。

先述したオランダ獅子頭と三色出目金を掛け合わされて作られた金魚で、オランダ獅子頭に三色出目金のカラーを載せた品種。

丹頂も迫力ある金魚ですが、東錦は更に豪快な印象があります。

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個人的な所感

丹頂は金魚の種類には外せないド定番。ショップに行けばかなりの確率で出会えます。

金魚自体和風なのですが、更に和風、東洋チックなのが丹頂の人気。
真っ白に1点の赤は日本国のシンボルっぽいですね。
（作出は中国なのですが・・・）

個体によっては帽子にも見える子もいてチャーミング。

金魚の種類には外すことが出来ない金魚です。

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