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ザリガニの脱皮について!頻度やタイミング、飼育時の注意点など

飼育におけるザリガニの脱皮についてアレコレ解説します。

頻度や脱皮が始まりそうなタイミングの見分け方、脱皮時に気をつけることなどを紹介。

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脱皮について

ザリガニ、というかエビなどの甲殻類は「脱皮」を繰り返して大きくなっていくイキモノ。

硬い骨格が外にある外骨格のイキモノたちはそのままでは体が大きくなりません。
(ちなみに我々人間は骨が中にある内骨格)

そのため一度骨格を脱ぎ捨て、新しい骨格を形成することにより体を大きくしていきます。

小さなホワイトザリガニ脱皮ナシでは成長しない
ホワイトアメリカザリガニ脱皮を繰り返すことで大きくなる

脱皮にはほかにも、古くなった体のリフレッシュや、無くなった腕の再生、なども行われます。

関連ザリガニのハサミが取れた!?影響と再生方法について!

脱皮の様子

脱皮を開始したホワイトザリガニ横になってポンッ!!

ザリガニが脱皮する際は「横になってグイグイ抜いて、ポンッ!!」って感じで脱皮します。

部分的に脱皮する生き物もありますが、ザリガニは全部スルッと脱ぎ捨てます。

脱皮が始まると横に倒れ込み、通常は1分ほどで完了しますね。

色が変わるものも

またザリガニは脱皮のタイミングで色が変わることも多いのも特徴です。

例えば黒・青紺系は脱皮すると青くなったり、真っ赤だったザリガニが脱皮してオレンジになることもあります。

エサを持つシャドースペクター(アメリカザリガニ)黒いザリガニが・・・
青いシャドースペクター(アメリカザリガニ)脱皮して青くなりました!?

黒系ザリガニが好きで飼っていたのに青くなって残念な思いをすることもありますが、真っ青なザリガニが黒ずむパターンもあり、脱皮後どうなるかは脱皮しないと分かりません。

そこも含めてザリガニの楽しさです(=゚ω゚)ノ。

赤が強いレッドアメリカザリガニ赤いザリガニが・・・
脱皮してオレンジになったレッドザリガニ(アメリカザリガニ)脱皮してオレンジに!?

脱皮のタイミングと兆候

ザリガニが脱皮する頻度は成長具合で大きく変わり、小さいモノほど何度も脱皮を繰り返して大きくなろうとします。

目安としては2週間~半年に一度程度と考えておくと良いでしょう。

大人になれば半年ぐらい脱皮しないケースも。

私は脱皮したタイミングを付箋でメモしていますが、前回前々回の脱皮の日付を書いておくことで、次の脱皮がいつぐらいになるかを予測することができますよ。
(季節や繁殖タイミングによっても変わりますが(◞‸◟)・・)

胃石の生成

また脱皮する前に「胃石」と呼ばれるカルシウム質を体内で生成します。

「胃石」はいわばカルシウムなどの栄養のかたまりで、脱皮後の外骨格を固めるために使用されます。

この胃石、実は小さいザリガニなど甲羅の透明度が高い場合は目の後ろに透けて見ることができるんです。

つまり目の後ろに白いモノが見えたら脱皮が近づいている証拠

胃石が見えるホワイトザリガニココ
白が美しいホワイトザリガニ通常時はナシ

写真のようにしっかりした「胃石」が確認できたら2週間以内には脱皮が起こる可能性が高いでしょう。

ただ成長したザリガニなど全く胃石が見えないケースも多いのであくまで1つの目安です。

白系やクリア系のザリガニは見やすいですね。

食欲不振

エサを残したタイゴースト(アメリカザリガニ)いつもなら食べるのに・・!?

またザリガニは脱皮する直前食欲が落ちます

およそ脱皮が始まる1日前は食欲が落ちて、エサを少ししか、または何も食べなくなります。

エサを与えても「アレ??食わないぞ??」と思ったら翌日脱皮していたということも多いですね。

甲羅の浮き

あと脱皮の直前は甲羅が浮くこともポイント。

以下の写真ではザリガニの脱皮直前とより前で撮った写真ですが、甲羅とシッポの間に隙間ができていますね。

脱皮直前のザリガニの浮いた甲羅隙間がある
脱皮直前で甲羅が浮いているアメリカザリガニ後ろから見ると明確

これが確認できたら1日以内いや半日以内には脱皮を行いますので、待てば脱皮の様子を観察できるチャンスです。

赤いレッドザリガニ(アメリカザリガニ)通常時は隙間ナシ

脱皮前後に気をつけたいこと

土管

脱皮してからしばらくは骨格が柔らかいまま。

この時に攻撃を受けたり、傷を負ってしまうとあっさり死んでしまいます。

ザリガニは1つの水槽に1匹までとするのは飼育の基本ですが、脱皮したら敵から隠れようとするので身を潜める場所を用意してあげましょう。

「土管」や「ココナッツシェルター」など、隠れることができるアイテムであれば何でも構いません。

隠れる場所が無いとストレスを受けてしまい、拒食になってしまうこともありますので是非用意してあげたいトコロです。

抜け殻はそのまま

白いアメリカザリガニが脱皮殻を食べている様子

脱皮した抜け殻は撤去しがちですが、脱皮殻はそのまま放置しておきましょう。

というのも脱皮したザリガニは抜け殻を食べることによりカルシウムなどの栄養を再吸収します。

すぐには食べないことも多いのですが、数日経ってからカジカジする子も多いので一週間ほどは様子を見てあげてください。

砂利は必要ない

脱皮殻を食べるザリガニ砂類は無くても全く問題ない。カジカジ

よくザリガニは「平衡感覚を保つために砂利が必要であり、脱皮時には砂利が必要」という話を聞きますが別に砂利は無くとも大丈夫です。

「平衡感覚を掴むための砂粒」は体内でも生成できるので、砂利は無くとも問題ありません。

ただ砂利は水中に溶け出すことで栄養になったり、ろ過細菌が付着することにより水を綺麗に保ちやすくなるので、敷いておくのもオススメです。

脱皮不全のリスク

脱皮不全がおきてしまったザリガニ途中で止まったみたい・・・

脱走や共食いなど簡単に防げるものを除くと、実は脱皮失敗による死因が一番多いと言ってもいいほど怖いもの。

脱皮を失敗することを「脱皮不全」と呼びます。

脱皮不全にはうまく骨格がハマらず内臓が入らないことや、骨格の一部が変形てしまったものなど、様々なものがありますが大体は脱皮中に力尽きて途中で止まるものが多いです。

このような体力低下による脱皮不全は、窒息、水量が少ない、ストレスを強く感じた、温度変化が大きいなど、体力が低下している最中に脱皮をしていると起こる可能性が高くなります。

脱皮不全にならないためには日頃から健康的に飼育し、常に体力を高い状態に保つことがとても重要なのです。

おわりに、個人的な所感

ザリガニの抜け殻

脱皮はザリガニとって体が大きくなるタイミングなので、脱皮後に大きくなった様子を見ると嬉しいもの

場合によっては色そのものも変わる場合もあるのでワクワクもします!

しかしながら脱皮はザリガニとって命がけの行動でもあることには注意が必要。

脱皮のタイミングで死んでしまうことも多く、大事に飼っていても失敗することもあり怖いところです。(´;ω;`)

脱皮不全にならないためには適切な飼育環境と日頃からの観察が重要です(=゚ω゚)ノ

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