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脱皮が失敗!?脱皮不全を防ぐために気をつけたいポイント

ザリガニの死因のトップが脱皮の失敗によるもの。

そんな脱皮不全の症状や原因、飼育において気をつけたいポイントを解説していきます。

栄養などややこしい話の前にもっと単純なモノを見直したほうが良いでしょう。

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脱皮不全について

脱皮不全がおきてしまったザリガニ

脱皮不全」とは名前のとおり”脱皮が失敗”することです。

最も多いのがうまく体が抜けずにそのまま力尽きるてしまったパターンで、脱皮を楽しみにしていたのに死んでしまったショックは大きいもの。

また死ぬまでいかないまでも、形がおかしくなってしまったり、内蔵をうまく収納できなかったパターンもあります。

脱皮不全のアメリカザリガニ甲羅は脱げたものの手足が抜けなかったパターン
脱皮が失敗しエラが外骨格に入らなかったザリガニエラが外骨格に入らなかったパターン

死ななかった脱皮不全は次回の脱皮で元通りになりますが、脱皮失敗=死であることが多いです。

体感ですがザリガニが失敗してしまう理由でダントツで多いのが脱皮不全のように感じます。
(脱走・共食いなど明らかに防げるものを除く)

脱皮不全の原因

弱っている小さなザリガニ弱っている個体ほど脱皮不全になりやすい

脱皮不全にはカルシウム不足やらミネラル不足など色々言われていますが、一番の原因は脱皮前における体力の衰弱です。

脱皮にはザリガニとって成長や体の生理上不可欠の行動ですが、同時に非常に体力を消耗する行動でもあります。

脱皮に入る前に体力が低いと途中で力尽きてしまい死んでしまいやすいというワケです。

栄養不足というのも無くはないのですが市販されているザリガニの人工飼料にはちゃんと栄養が配合されているのでそこまで気にしなくても良いと考えています。
(ただしパンやお米ばかりだと流石に怪しいでしょう(◞‸◟))

脱皮不全にならないポイント

ザリガニ(フロリダハマー)の正面

つまり脱皮不全で最も注意するポイントは普段から万全なコンディションを保つことになります。

特に多いのがエサをあまり食べないようになり、そのまま脱皮を迎えてしまったパターン。
(※脱皮直前の食欲不振は除きます

ザリガニは不衛生だったり十分に呼吸ができないとダメージを受けて食欲不振に繋がりますが、エサを十分食べない場合は体力が衰えてしまいます。

そうした食欲不振の個体は体力が失われているため脱皮不全になりやすくなります。

また栄養不足からしっかりした外骨格を作れず、脱皮後の体がおかしくなってしまうことも。

いびつな外骨格の白ザリガニ食欲不振から脱皮できたものの甲羅がいびつに

食欲不振に限ったことではなく、何となく元気が無い場合は飼育環境を見直さないと脱皮不全のリスクがどんどん高くなると言えるでしょう。

普段からの観察もとても大事

エサを食べる綺麗なオレンジザリガニエサを元気に食べているか?は非常に重要なポイント

しかしながら蓄積したダメージは脱皮をしない限りほぼ回復しないことも確かです。

というと飼育環境を良くしても意味がないように思われますが、これ以上ダメージを悪化させないという意味では対処する必要があります。

普段から良い環境を心がけるというのが前提ですが、不調をいち早く察知できるようしっかり観察しておくことも大事になります。

その他のポイント

ザリガニ(フロリダハマー)の水槽(15cm水槽)

そのほか脱皮不全のリスクを下げるポイントとして

  • 脱皮用の何もない広場を確保
  • ストレス軽減のために隠れられる場所を
  • 水温の変化で体力を消耗させやすい小さな水槽は避ける

などがあります。

入り組んだレイアウトをして無理な体制で脱皮させるよりかは平坦な場所の方が適していますし、土管など隠れる場所があったほうが安心して食欲も高まりやすくなります。

またどの生き物も温度変化にはとても体力を消耗するので、水量を大きくして急激に温度が変わらないようにするのも体力を温存するポイント。

人間でも季節の変わり目は体調を崩しやすいですが、生き物にとってもこれは同様です。

脱皮成功には砂利が必要?

脱皮し終えたザリガニ

あと脱皮には砂利が必須とも言われますがコレに関しては無くてもOKです。

あった方が良いとも言われる場合もありますが、掃除が十分でないと不衛生になりザリガニを弱らせる雑菌も湧きやすいので何も考えずに入れるのは良くありません。

もちろん適切に使えば濾過バクテリアが増えて綺麗な水を保ちやすくなりますので、管理できるなら敷く方がコンディションは保ちやすいですね。

平衡感覚のために砂粒が必要とも言う人もいますが、コレに関しては体内で生成できるので脱皮不全には影響しません。

おわりに

脱皮不全のアメリカザリガニ

脱皮はザリガニにとって成長や生理上の必須行動ではありますが、同時に命がけで非常にリスクのある行動です。

脱皮不全を防ぐ最大のポイントは日頃から良い環境で飼育し、良いコンディションで脱皮に備えておくこと。

ただし良い環境で万全に備えても必ず失敗しないという保証はなく、何らかのアクシデントで失敗してしまうこともあるように思います。

しかしながら経験上脱皮不全になるのは、イマイチ元気がない、食欲がない、といった個体がほとんど。

なんか調子悪いなー・・・」と思ったら飼育環境を改善することが、失敗する確率を(これ以上)上げないポイントになります。

また、いち早く異変を察知するため普段の観察もとても重要なポイントですね。

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犬水ジュン

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