コリドラスのアドルフォイとデュプリカレウスの違い

アドルフォイとデュプリカレウスはよく混同されるコリドラス。

そもそも市場に出回っているアドルフォイが本来のアドルフォイではないというトラップもあり、その辺を解説します。

目次




コリドラス・アドルフォイ

まず本来のアドルフォイがコチラ。

コリドラス・アドルフォイ

ショップでは野生採取された「ワイルド」といわれる熱帯魚もお店に並びますが、そのワイルドのアドルフォイになります。

コリドラス・デュプリカレウス

コリドラス・デュプリカレウス

別名ハイバンドアドルフォイとも呼ばれる通り、アドルフォイと比べて背に入る黒いバンドが太いのが大きな特徴です。

そもそもアドルフォイより色素自体が強いみたいで、背部分のオレンジもアドルフォイと比べて強い傾向があり、オスは鼻先にメラニンがより乗りやすいです。
(写真のはオスであり、鼻先に黒がのっていますね)

あとデュプリカレウスの方が大きく、アドルフォイがメス5cmほどに対しこちらはメス7cmに迫るサイズ感。

コリドラスはメスの方が一回り大きく、アドルフォイのメスがデュプリカレウスのオスと同じぐらいになります。

「アドルフォイ」として出回っているコリドラス

コリドラス・デュプリカレウス(ハイバンドアドルフォイ)

さて多くの人がよく目にしている「コリドラスアドルフォイ」がコチラ。

東南アジアで養殖されて流通量が多く、ホームセンターなどでも1000円台前半以下で売られているコリドラスです。

子コリは背バンドが細いのですがこのサイズで既にアドルフォイにしては背バンドが太く、このことからアドルフォイではないということがうかがえます。

ただだからといってデュプリカレウスとは言い切れないのが東南アジア養殖モノ。

養殖モノのコリドラスは別のコリドラスと交雑していると思われるものがチラホラあり、このアドルフォイに関してもデュプリカレウスとアドルフォイとの交雑したものという可能性も考えられます。
(ただかなーりデュプリカレウスに近い)

コリドラス・アドルフォイ

なので養殖モノはデュプリカレウスとかアドルフォイとか明確に分けずに、「養殖モノのアドルフォイ」のとして考えるのが良いかと思います。

こんな感じに。

  • ワイルドのコリドラス・アドルフォイ
  • ワイルドのコリドラス・デュプリカレウス
  • 養殖モノのコリドラスアドルフォイ

あと養殖モノのコリドラスアドルフォイは養殖物の性といいますか、デュプリカレウスほど大きくならず大きくなってもアドルフォイ止まりです。(個体差アリ)

見解補足

コリドラス・アドルフォイとデュプリカレウスの違い

ショップによってはこれはもうデュプリカレウスの養殖モノだとして、「デュプリカレウス」として販売しているところもあります。

通販大手のチャームさんとかはもうアドルフォイではなく「コリドラス・デュプリカレウス(ブリード)」でしか出してないですね。

そもそもコリドラス・アドルフォイではないのに、アドルフォイとして売ってるのおかしくない??っていう話もあるんですが、これはショップの人が嘘ついてるとか間違ってるとかではなく、発注・卸の販売名(インボイス)の時点でアドルフォイって表記されてるのでそれを売ってるのに過ぎません。

偽物だ!!ではなくて、そういった商品名の熱帯魚、という感じで捉えておくと良いかもしれません。
(コリドラス・ジュリーなんかは最たる例ですね)

コリドラス・アドルフォイ(ブリード)とコリドラス・アドルフォイ(ワイルド)

まぁそもそもアドルフォイとデュプリカレウスって同じネグロ川水系の魚でありますし、種として分けられてはいますがグラデーション的な違いなのかな?とも考えたりします。

なお養殖モノの品質が悪いというワケではなく、あれだけ綺麗なコリドラスを安価に大量に入手することができるのは大きなメリット。

ホンモノというか記載種のアドルフォイにこだわるのであれば、コリドラスに強いショップで”ワイルドのアドルフォイ”を入手してみるのも面白いでしょう。

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