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パイロットフィッシュとは何?オススメの熱帯魚は?

水槽の立ち上げに使われるパイロットフィッシュについて解説。

立ち上げ時におけるパイロットフィッシュの役割や選び方、匹数、オススメのパイロットフィッシュなどを紹介していきます。

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パイロットフィッシュとは?

米軍F-16の勇姿

パイロットフィッシュは「水槽のテスト」と「生物濾過のスタート」という役割を持った一番最初に水槽に入れる魚です。

新開発された戦闘機が実際に使えるかどうかテストするテストパイロットが語源だと言われています。

水槽も同様に新水槽を立ち上げた場合、その水槽に本当に問題が無いかは魚を入れてみないと分かりません。

パイロットフィッシュは「水槽で魚が実際に飼育できるか?」を確認し、本命の魚を入れても問題ないことをチェックするいわば先遣隊なのです。

立ち上げたばかりの水槽は水質が不安定だからいきなり高価な魚は入れにくイ!
ロボうぱ

特にソイルは不安定

ソイルを掃除するミナミヌマエビ特にソイルは商品によって使い始めに毒素を出すものがあり、落ち着くまでには時間が必要です。

落ち着いたと思っても、いきなり高価な魚は入れるのはリスクが非常に高め。

ベストなのは測定を行ってチェックする方法ですが、少なくともアンモニアと亜硝酸の測定が必要なため、それらの測定キットを揃えると結構なコストがかかってしまいます。

測定キットは飼育に役に立つものばかりなので長期的に見るとオススメなんですが、始めたばかりだとどこまでハマるか分からないし低コストで揃えたいと思うもの。

そういう時は安価なパイロットフィッシュを入れて実際に飼育できるかどうか試してみるのが安くて手っ取り早いのです。

生物濾過の始動

パイロットフィッシュは生物濾過を整える役割もあります。

新しく作ったばかりの水槽では当然ながら濾過バクテリアがおらず、生物濾過が動いていません。

濾過バクテリアは空中より少しずつ飛来しますが、増えるまではしばらく時間がかかってしまうもの。

魚が出すフンなどの排泄物はバクテリアにとってはエサであり、増殖スピードが早まります。

つまりパイロットフィッシュによりフンを出してもらい、濾過バクテリアの増殖を早め、生物濾過をスタートさせることができるのです。

バクテリアが増加するイメージ

パイロットフィッシュの選び方

熱帯魚の群れ一番最初に入れるパイロットフィッシュは以下を満たすものを選択しましょう。

  • 水槽に入れたい魚である
  • 温和
  • 安い
  • 丈夫

それぞれ詳しく説明していきます。

水槽に入れたい魚であること

アピストグラマとグリーンネオンパイロットフィッシュとはいえ水槽の一員。

丈夫で安いからといって好きでも無い魚や水槽イメージにそぐわない魚を入れる必要はありません。

パイロットフィッシュだからと別個に選ばず、自分が水槽に入れたい魚から選択するだけで良いのです。

温和であること

気の強い魚を最初に入れた場合テリトリーを陣取って後からきた魚をいじめてしまうことがあります

パイロットフィッシュは後からきた魚をいじめない温和な魚が適しています。

安い魚であること

複数の硬貨

やはり作ったばかりの水槽は問題があるかどうかが魚を入れるまで分からないので、高価な魚はリスクが高め。

言い方は悪いのですが、死んでもダメージが少ない安価な魚を選びます。

丈夫な魚であること

場合によってはパイロットフィッシュを入れた水槽は過酷な状況であるかもしれません。

丈夫な魚であれば過酷な状況でも乗り切り、生物濾過のスタートに大きく貢献することができます。

ややこしく書いちゃったけど、自分が入れたいと思っている魚の中で最も安い魚を選択するぐらいで良いんダ!
ロボうぱ

匹数の目安

ラスボラ・ヘテロモルファ多く入れれば入れるほど死んでしまった際のダメージが高くなりますのでテストという意味であれば1匹で良いでしょう。

とはいえ多ければ多いほど生物濾過のスタートを早めることができるのも事実。

以上を踏まえて以下の匹数がオススメです。

  • 20cm水槽:1匹
  • 30cm水槽:2匹
  • 45cm水槽:3匹

水槽状態に自信があればこれ以上多くても良いですが、失敗した時のリスクは高くなりますのでほどほどに。

オススメのパイロットフィッシュ

「安い」「温和」「丈夫」という条件を満たせば最初に入れるパイロットフィッシュとしては適しています。

ショップで売られている熱帯魚は割りとどの魚も該当すると思いますが、いくつかオススメを紹介しておきます。

プラティ・ソードテール

ミッキーマウスプラティ

グッピーと同じ卵胎生メダカです。

丈夫で安価なのはもちろんのこと、簡単に増えるのが良いですね。

テトラ類

ネオンテトラネオンテトラやカーディナルテトラ、ブラックファントムテトラなど名前にテトラがつく魚は安価で丈夫な魚が多いです。

水槽の主役になるような魚ばかりですが人気の魚は安いのでパイロットフィッシュとしても適している場合が多いです。

ラスボラ・ダニオ類

ラスボラ・ヘテロモルファテトラとくればコイ科のラスボラ、ダニオですね。

ラスボラ・ヘテロモルファ、ラスボラ・エスペイ、ゼブラダニオなどなど。

コイ科の魚は丈夫でよく食べるので生物濾過をスタートするのに向いていますね。

まとめ、個人的な所感

赤みの強いラスボラ・ヘテロモルファパイロットフィッシュと聞くと難しいもののように感じますが、実際のところ自分が水槽に入れたいと思ってるうち最も安価な魚を最初に入れる、それがパイロットフィッシュなのです。

いきなり高価な魚を入れるのは怖いので、先に安い魚を試して様子を見る。

パイロットフィッシュはリスクを減らす導入テクニックの1つです。

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犬水ジュン

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いろんな生き物で培った経験を元にアレコレ書いてます。