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短くフサフサしたコケの除去・対策方法。食べる生物とか。

フサフサしたコケに覆われた水草たち

成長の遅い水草や底に生える短い糸状で、黒や緑のフサフサした毛布のようなコケ。

除去しにくく美観を損ねてしまう厄介な存在です。

黒いものは黒髭状コケと似ているのですが別物。

そんなフサフサしたコケについて除去および食べる生物などの対策方法を解説。

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フサフサしたコケについて

ヘアーグラスに生える黒いフサフサ(短い糸状)したコケ黒いタイプ

汚れ・栄養が溜まりやすい箇所に発生しやすく、ようは流れの無い箇所、底床や前景草に生えることの多いコケです。

糸状コケと比べて長くならない点で区別できます。

手ではとれず、特定のコケ取り生物しか効果がないので人によっては非常に憎たらしい存在。
リセットを余儀なくされることも。

色や薄い緑や黒のタイプがありますが、生える条件や対処方法は同じです。
よく見るのはうす緑のタイプですね。

ヘアーグラスに付くフサフサしたコケうす緑のタイプが多い

黒髭状のコケによく似ているが異なる

黒髭状のコケ黒髭ゴケ

黒いものは黒髭状のコケによく似ていますが、こちらは球状にならない点が異なっています。

黒髭状は1点を中心に放射線状に生えますが、こちらは1本1本バラバラで生えてきます

対処方法はそれぞれ違うので注意しましょう。

黒髭状ゴケについてはコチラ:水槽に生える厄介な黒ヒゲ状のコケについて。対処や食べる生物など

食べる生物、コケ取り

流木の上にいるミナミヌマエビ手では取れないので生物に食べてもらうのが最も楽です。

このコケに効果があるのは「ミナミヌマエビ」などの小型エビになります。

投入の際は「コケが生える速度 < コケを食べる速度」になるようにするように十分な量投入するのもポイント。

ミナミヌマエビは小さいので少し入れただけではコケが生えるスピードのほうが勝ってしまい効果がありません。

効果を実感できる匹数の目安は以下のようになります。

60cm水槽:20匹~40匹
30cm水槽:10匹~20匹

水槽に生えるコケの量に合わせて量を調節しましょう。

黒いフサフサしたコケが生えた水草たちミナミヌマエビ投入前
ヘアーグラスとソイルに付いてしまったコケが・・・
ミナミヌマエビによって綺麗になった水草たちミナミヌマエビたちによってサッパリ綺麗になりました

関連:ミナミヌマエビの飼育情報。食べるコケや飼育のポイントとか

ヤマトヌマエビは食べない・・・こともないけど

ヤマトヌマエビ「ミナミヌマエビが食べるんだからヤマトヌマエビの方が効果がありそう」と思いがちですが、ヤマトヌマエビでは適していないことが多いです。

確かにヤマトヌマエビも食べるんですが、柔らかく美味しい水草があるとそちらを先に食べてしまうのです。

ロタラやブリクサなどの水草がある場合、このコケをそっちのけでそれらの水草を食べます。

このため水草を食べてしまうことの無い小さなエビのほうが向いているのです。

ただしアヌビアスやミクロソリウムなどの硬い水草ばかりの水槽の場合はヤマトヌマエビのほうが効果があるでしょう。

ヤマトヌマエビが入っているのにコケが減らない水槽ヤマトが多く入った水槽なのにコケが減らず、後ろのロタラばかりが食われてしまいました
エビに食われたグリーンロタラ葉の一部が黒くなってきたら要注意。
食われています。

サイアミーズフライングフォックスは食べない

サイアミーズフライングフォックス見た目が黒髭ゴケと言われるコケに似ていますが、別物です。

サイアミーズフライングフォックスは食べませんでした。

藍藻と複合して生えた場合はブラックモーリーも

ブラックモーリーこのコケが生える条件は汚れが溜まりやすい場所。

同じ条件である藍藻(シアノバクテリア)と呼ばれるべっとりしたコケが同時に生えることがあります。

藍藻が同時に生えて覆いかぶさった形になるとミナミヌマエビが食べれなくなってしまいます

その場合は手でとるか、ミナミヌマエビと共にブラックモーリーを投入して先に藍藻を除去してもらう必要があります

黒いフサフサしたコケと藍藻の複合コケ藍藻(シアノバクテリア)と共に生えたフサフサしたコケ
こうなったら先に藍藻の駆除が必要

関連:べったりしたコケ(藍藻・シアノバクテリア)の除去と対策

遮光を行う

真っ暗複数の新聞紙やダンボールなどで完全遮光してしまうのも効果があります。

コケは体力が少ないため数日もすれば体を維持できなくなり、どんどん少なくなっていきます。

水草にも影響がありますがこちらは体力が高くすぐには枯れませんし、ダメージを受けた場合でもすぐに健康な葉が伸びてきます。

またミナミヌマエビを投入した匹数が少なく、「コケが増えるスピード > コケを食べるスピード」となってしまった場合も効果的

スピードを抑えることにより、「増えるスピード < 食べるスピード」にしやすいです。

照明を切り単純に暗い状態では成長を弱める程度しか効果がありませんが、コケ取り生物が入っているなら効果がある場合も。

特にエンゼルフィッシュなどのシクリッドがいる場合は小さなエビが食べられやすいので、その場合は完全遮光を行うのがオススメです。

まとめ、個人的な所感

ヘアーグラスに付くフサフサしたコケ短いフサフサしたコケは水槽底に生えやすく、折角植えたヘアーグラスなどを覆って汚らしい水槽にしてしまう存在。

水流ナシ + コケの養分(ソイルまたはフン)+ 照明 で生育条件が揃うので結構メジャーなコケです。

逆に砂利系で魚も少ないと栄養分が無いのでほぼ出ません。

ショップでよくオススメされるヤマトヌマエビやオトシンクルスでは効果がないことも非常に厄介者たらしめています。

  • フサフサした短いコケにはミナミヌマエビに食べてもらおう
  • ヤマトヌマエビは美味しい水草があると先にそちらを食べるので注意
  • 完全遮光も効果的(これはどのコケでもそう)

関連記事:水槽に生えるコケ一覧とその除去・対策方法【総集編】
関連カテゴリー:藻・コケ、害虫駆除 記事一覧

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