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海水水槽で砂を掃除してくれる生物一覧

底床を掃除するマガキガイ

海水水槽では砂の掃除が必要です。

美観を損ねるコケはもちろんのこと貯まった汚れは病原菌の温床となり、海水魚が病気にかかりやすくなってしまうリスクがあります。

砂を掃除してくれる生物を入れると簡単に砂を清潔に保つことができます。

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砂を掃除しないとどうなるの?

水槽底のサンゴ砂には汚れが溜まりますが、砂中は水がほぼ動いていないため病原菌の温床になります。

海水魚の多くは病気に弱い

軽度の白点病のカクレクマノミ病原菌の温床ができれば白点病などの病気にかかりやすい環境になります。

病気にかかりにくい海水魚しか飼わないという選択肢もありますが、カクレクマノミなど耐性を持っていない海水魚も多く海水魚の楽しみが狭まってしまいます。

そのため定期的に掃除を行って砂を撹拌して病原菌の温床とならないよう散らす必要があるのです。

砂を掃除する生物を入れて撹拌する

砂利の掃除しかし定期的な清掃・撹拌が必要となり手間がかかりますです。

そこで有効なのが砂を撹拌する性質をもった生物を入れることです。

砂を撹拌する生物を入れれば、砂が撹拌して病原菌の温床が解消される効果があります。
また生物の種類によってはコケなども食べてくれるため美観上でも砂を綺麗に保てることができます。

特にパウダータイプの砂を使っている場合はとても通気性が悪く病原菌の温床となりやすい一方、手で掃除することが非常に困難なため砂を掃除する生物を入れることが必要です。

マガキガイ

マガキガイマガキガイは藻やコケなどを食べる貝の仲間です。

砂表面のコケに効果絶大

茶ゴケだらけの砂の上に降り立ったマガキガイ砂についたコケ類にはとても効果があり、ゾウの長い鼻のような口で砂を綺麗に掃除してくれます。

砂がコケで覆われてしまった場合はかなりオススメの掃除屋さんです。

厚めに敷いている場合は能力不足

砂に潜るマガキガイ撹拌できるのは潜る深さまで

砂を掃除してくれる生物の中で最も入れやすいと思います。

ただし表層の砂しか掃除しないため、撹拌できるのは上の方だけになり、砂を厚めに敷いている場合はマガキガイだけでカバーするのは不可能です。

ですが薄め(2cm)に敷いている場合はマガキガイだけで十分撹拌できるのでオススメです。

ベントス食性のハゼ

アカハチハゼアカハチハゼ

ベントス食性という砂ごと口に含んで微生物や虫、藻などを食べ分ける食性をもったハゼの仲間も砂を掃除してくれる生物です。

例えば「アカハチハゼ」、「ミズタマハゼ」などがベントス食性を持っています。

仕事量が多い

アカハチハゼ持ち前の大きな口で砂を含み、口を咀嚼して砂についた餌を食べて、綺麗になった砂をエラから排出します。

魚ということもありバフンバフンと常に餌を食べて活発に活動しているため、1匹でも多くのエリアを掃除することができます。

レイアウトが崩れてしまうのがネック

砂を掘るアカハチハゼただし砂を持って巣を作ったり、自分の住みよい地形に変えてしまう性質があるため作ったレイアウトが損なわれてしまう場合があります。

知らない間にこんもり砂山ができていたり、窪みができていたりします

特に不安定なライブロックを組んでいる場合は足場が崩れ、崩壊する場合があるため注意が必要です。

また種類によっては大きくなるのもいるため、導入にはややハードルが高いのがネックです。

サンゴの置き場所にも注意

サンゴ砂が乗ったミズタマサンゴまたエラからバラバラ砂を撒き散らす特性があるため、サンゴの置き場所にも注意が必要です。

底に近い場所に置いているサンゴはベントスハゼにより砂がかかり、サンゴにダメージを与えてしまいます。

砂がかかったサンゴは取り除こうと粘液を出したり縮んだりしますが、これがかなり体力を消費するためサンゴは高い場所に置くか、タフなサンゴしか下には置かないようにしましょう。

ナマコ

マナマコ砂を掃除してくれる生物で最強なのがナマコたちです。

砂ごと体内に入れて綺麗になった砂をケツから出します。

深く敷いた砂でも対応可能

巨大なクロナマコ先述した2つはあくまで表面近くの砂を掃除する程度に限られます。

特にチンアナゴなど砂に潜る生物を飼育する場合は細かい砂を深めに敷く必要があり、そうした場合マガキガイやベントスハゼでは力不足です。

ナマコであれば砂に潜ることができるため厚めに敷いた砂でも掃除・撹拌することができるメリットがあり、砂中の掃除をする生物ではナマコが最強です。

細かいパウダー状の砂をある程度の厚みで敷いている場合は是非ナマコを入れたいところです。

オニヒメブンブク

オニヒメブンブクオニヒメブンブクは砂に潜るウニの仲間で、砂中のゴカイや微生物を食べて過ごしています。

ナマコがダメな人向け

ライブロックに乗り上げるオニヒメブンブクオニヒメブンブクはナマコと同じく砂に潜って生活していますので、深い砂でも対応できるメリットがあります。

特にナマコは見た目が受け付けないと感じる人も多く、その場合はオニヒメブンブクがオススメできます。

ナマコと比べ綺麗にする能力は落ちますが結構動くので撹拌能力があります。
動き回りますが砂の中限定なのでマガキガイのようにライブロックによじ登ってレイアウトを壊したりしません。

何よりウニの仲間なので可愛いと感じるくらい愛嬌がありますね。

ウミケムシにも効果がある?

オニヒメブンブク加えてオニヒメブンブクは海水で忌み嫌われるウミケムシを食べると言われています

もし砂の中がウミケムシで溢れかえっているなら導入してみるのも良いでしょう。

まとめ、個人的な所感

水流ポンプで淀みない水流を作ったり、殺菌灯を設置するのも病気の予防策としては有効ですが、砂の中までは忘れがちです。

水換えやライブロックの配置換えなど砂を巻き上げる要因の後に病気になるのは砂の中に病原菌が溜まっている可能性が高く、砂を撹拌する生物を入れることで病気を予防する効果があります。

砂の深さ

細目のサンゴ砂また砂を掃除する生物たちをご紹介ましたが「砂表層を掃除するもの」、「潜って深い所も掃除できるもの」の2通りに分けられます。

浅め:マガキガイ、ベントスハゼ
潜る:ナマコ、オニヒメブンブク

砂を浅めに敷いている場合はマガキガイやベントスハゼでも撹拌できますが、砂を深め(3~4cm以上)に敷いている場合はナマコまたはオニヒメブンブクが必要です。

ご参考に慣れば幸いです。

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