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苔とイモリが可愛い!コケを用いたイモリの簡単な飼育!

苔の上を歩くシリケンイモリ

イモリは水陸両用なので水場を作らない飼育ケージでも飼育することができます。

水場を作った場合と比べると陸上だけの飼育設備の方が管理が楽になるメリットがあります。

私が飼育しているコケを用いた飼育ケージおよび飼い方を紹介します。

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飼育セットの作り方

ホソバオキナゴケを用いたイモリ飼育例この飼育セットはとっても簡単で、すぐに作れます。

  1. ほぼ密封できる容器に保水のためキッチンペーパーを敷いて多めに湿らせる。
  2. キッチンペーパーの上からホソバオキナゴケやアカハシラガゴケのシラガゴケ系のコケを敷く。
  3. コケ育成のためケージの上に照明設備を置く

これだけです。

容器は密封容器でもよいのですが空気を定期的に入れ換えないと窒息するリスクがあるので、逃げないようにふたをほんの少し開けておくと安全です。

開けすぎると脱走する以外にも湿度を保てなくなるので注意して下さい。

オススメの飼育ケージ

クリアスライダー私はクリアスライダー(ラージじゃない方)というプラ製の飼育ケージを使っています。

クリアスライダーは主にカブトムシやクワガタを飼育されることが多いケージですが、完全にフタができ保湿が保てるのと微細な空気穴があいて程よい湿度を保ちやすくコケの育成には非常に相性が良いのです。

またパワーのあるカブトムシが逃げないようにしっかりフタが固定できるため脱走の心配もありません。

フタがスライドさせて簡単にケージを開封でき、小さな空気穴により窒息してしまうことも心配無用です。

あとはプラケースなので重ねて保管できるので便利ですネ。

飼育セットでは上部に照明器具を置くため使えませんが上に重ねておけるということなので飼育ケージには何かと便利なアイテムです。

値段も300円ほどとプラケースならではの安さが魅力的です。

クリアスライダーを用いた飼育棚クリアスライダーは多くの生き物のケージとして使えます

置く苔について

アカハシラガゴケホソバオキナゴケやアカハシラガゴケは比較的湿度に対する許容範囲が広い上、乾燥気味だと色が白くなり飼育者に湿度が足りないことを教えてくれます

またブロック状になっているためレイアウトに使いやすく簡単に見栄えあるケージにすることができます。

その上、丈夫でイモリに踏まれて著しく弱ってしまうことも無いためホソバオキナゴケ、アカハシラガゴケなどのシラガゴケ系が最適なのです。

手入れについて

シリケンイモリと苔この飼育ケージを用いた基本的なお世話は霧吹きとエサやりだけです。

霧吹き

数日に一度霧吹きでコケに水分を補給し、同時に空気の換気を行います。

霧吹きに用いるのはカルキ抜きした水を使います。

というのはコケの根元部分には微生物が繁茂しており、フンを分解する力があります。

カルキを含んだ水をかけてしまうと死滅してしまい浄化能力が落ちてしまうのです。

金魚や熱帯魚を飼育している水槽があればそちらから水を組むのが良いでしょう。

エサやり

イモリへのピンセット給餌あとはイモリのエサを1日~数日に一度与えるのみです。

ウチではレプトミンを割って水でふやかしてから与えています。

一度の量は顔半分くらいですかね。

よく慣れるのでピンセットで近づけると食べてくれますが、食べない場合はコオロギのSサイズか、水場を作って冷凍アカムシを与えることになります。

あとはキッチンペーパーがひどく汚れてきたら取り替えるくらいですが、コケの上に排泄してくれればほぼほぼ取り替えることはありません。

この飼育セットのメリット

湿度が高い飼育ケージ高湿度を保ちやすい

コケには保湿能力があり、イモリに必要な湿度を保ちやすいメリットがあります。

加えてシラガゴケ系は湿度が不足すると白く変色するため湿度不足が分かりやすく、白くなった場合は霧吹きの頻度を上げるサインになります。

オキナゴケの色をチェックすることでイモリに合った環境を測ることができるのです。

白くなったホソバオキナゴケ湿度が低いと白くなるので霧吹きの回数か霧吹き量を多くする。
できれば霧吹き回数を多くするのが良い。

苔によるフンの分解

苔に隠れるシリケンイモリイモリの排泄物はコケにとって貴重な栄養源となります。

一面コケで埋め尽くせば地面に落ちずにコケに分解されることになるため、臭いが抑えられるというメリットもあります。

また水場があるケージの場合、水換えを怠った場合は自分のフンが水に溶けて毒素となり、イモリの皮膚から再吸収されることにより中毒が起こってしまうリスクがあります。

本飼育セットでは水場が無くコケによって分解されるためそのような心配がありません。

やはり生き物のフンは植物に吸収させるのが一番ですね。

管理、設置が楽

ホソバオキナゴケを用いたイモリ飼育例水がないので水換えする必要が無く、メンテナンスは楽になります。

加えて設置もコケを置くだけなんで非常に簡単です。
水場と陸上を用意する必要もないため、砂や岩で陸地を作る必要がありません。

水場がないんで軽くケージも取り出しやすくなります

見た目がキレイ

苔の上を歩くシリケンイモリなによりコケが可愛い

さらにコケの上にイモリが闊歩する姿がたまらんです。

ホソバオキナゴケやアカハシラガゴケはブロック状になっているため、適度に割って置くだけで簡単に見栄えが良くなります。

ライトアップ効果によりふわふわっの芝生をかっぽしているような幻想的な雰囲気があります。

この飼育セットのデメリット

シリケンイモリを飼育している環境一見良いことづくめと思いきやデメリットもあることも紹介しておきます。

照明が必要

薄型のLED照明熱帯魚や観賞植物に向けた照明が受けれるのであれば良いのですが、基本的にはケージの上に照明を設置する形になります。

そのため別途照明器具の購入が必要です。

コケとケージは安価なのですが照明器具だけはややハードルがありますね。

一番良いのは熱帯魚、金魚用の薄型LEDのものが十分な光量でお洒落で収まりが良いのですが、格安照明でもアリかなとは思います。

水場が無いので霧吹き管理が大切

湿度が高い飼育ケージ水場がないので霧吹きが非常に大切です。

ほぼ密封しているとはいえ空気の入れ換えをしたほうが良いでしょうし、コケは常にほんのり湿った状態であるのが望ましいでしょう。

密封しているので定期的にやれば良いのですが、もし切らしてしまった場合の保険が無いと認識しておきましょう。

旅行などで数日間お世話ができない場合は水場を設置しておくのがベターです。

夏場は温度に注意

青空と黄色い向日葵密封かつ照明器具による発熱によりケージ内の温度が上昇します

特に夏場は蒸されてしまうことがあり、注意が必要です。

夏場だけは照明をリフトアップしたり少し入り口を開けて通気するか、涼しい部屋に置くなどの対処が必要です。

熱くなってきたらケージに手を入れて熱くなっていないか確認しましょう。
温度計を設置するのも良いですね。

まとめ、所感

苔の間から顔を出すマダライモリイモリって水場が必ず必要なイメージがありますが、無くても飼育はできるんですよね。

もちろんイモリにとっては水場があって選べるほうが良いんですが、適切に管理されていない汚い水は中毒が起こってしまうリスクがありそれならば陸上で飼育したほうが良いです。

また今回紹介したものは簡易ビバリウムとも呼べ、これに土を盛ってコケを敷き詰め自然の比率を多くなれば立派なビバリウムになります。

ビバリウムって意外と簡単ですよね。その第一歩にもなります。

ビバリウムは今回飼育した飼育セットよりフンの浄化能力が高く、隠れ家も作ればイモリにとっても過ごしやすくなりますヨ!

是非ステップアップしてみて下さい!

蛇足ですが写真のイモリの種類はアマミシリケンイモリ(と最後はマダライモリ)でした。

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