水合わせで大活躍!エアーチューブで作る点滴式水合わせキットの作り方!

新しい熱帯魚を購入してきた場合、水合わせの作業は不可欠でとても重要な作業です。

水合わせの方式としては袋の水を入れ換える方法がありますが、より正確で生体に優しい点滴式の水合わせ方法がオススメ。

点滴式水合わせが簡単にできる水合わせキットの作り方をご紹介します。
簡単に作れ、また簡単に作れるので本記事を読んで是非作ってみて点滴式水合わせを試してみて下さい。

目次




水合わせの重要性

水合わせとは「ショップでキープされていた環境」と「水槽の環境」が異なることにより発生するショックを軽減するための作業です。

ショックが無いように少しずつ魚に新しい環境の水を馴染ませていく作業が水合わせです。

水合わせをしないとどうなるか?

アピストグラマとグリーンネオン

水合わせをしないで魚を導入した場合はショック症状が起こってしまい、数日から一週間以内に死んでしまうことがあります。

人間で例えると急に冷たいプールに飛び込むようなもので、通常は少しずつ水に触れて体温に慣らしていくと思います。
この慣らす行為が水合わせということです。

もし新しく増やした魚が一週間以内に死んでしまう場合は水合わせが原因である可能性が高いでしょう。

一般的な水合わせ方法

一般的な水合わせ方法は購入した生体が入った袋を水槽に浮かべて水温を合わせたのち、少しずつ袋の水と水槽の水を入れ替えていく方法が一般的です。

手順としては以下のようになります。

  1. 袋のまま10~30分水槽に浮かべる
  2. 袋の水を1/4捨てる
  3. 袋に1/4、水槽水を入れる
  4. 10分待つ
  5. 2~4を3~5回繰り返す。

神経質な魚の場合は、手順の2番及び3番の一度に入れ換える量を少なくし、より多い回数で少しずつ環境へ馴染ませる必要があります。

逆に言えば金魚などのタフな魚であれば一度に入れ換える量はもっと多くても構いません。
水温合わせ中の魚

点滴式水合わせのススメ

魚のデリケートさで一度に馴染ませる量と馴染ませにかける時間を調節する必要がありますが、これを通常の水合わせ方法で行うとやや面倒です。

これを簡単に解決できるのが紹介する「点滴式水合わせ」です。

点滴式水合わせ方法では点滴で少しずつ水槽水の水を馴染ませていく方式で、排出(点滴)する水の量を調節することにより簡単に馴染ませにかける時間を調節することが出来ます。

点滴式水合わせキットの作り方

「点滴式と聞くとなんだか難しそう・・・」とお思いかもしれませんが実のところはとてもシンプルで特別な器具が必要がありません。

原理は水換えホースと同じサイホン(水位より下だと勝手に流れる)なので、ようは水換えホースの量を絞るようなものでとても簡単な原理です。

材料

点滴式水合わせキットの材料使用する道具は「エアーチューブ」と「エアーチューブの2分岐コック」の2つだけです。

どちらも熱帯魚用品コーナーで手ごろに入手でき、共に100円~200円程なので合計すると300円程で作成可能です。
余っているエアーチューブがあるなら費用は200円程で更に安く作成できます。

作り方

エアーチューブを切って2本にします。
長さはそれぞれ「水槽ふちから水面に余裕を持って届く短いもの」と「水槽ふちから床のバケツまで届くような長いもの」になるように切ってください。
エアーチューブ、短いものと長いもの2本
7cmぐらいと80cm~1mぐらいになると思います。

あとは分岐コックに差し込むだけです。
コックがある方と無い方にそれぞれ接続して下さい。
2分岐コックとエアーチューブの接続

画像の場合だとT字の横と下にセットしています。
短い方チューブの方を下の方にセットした方が使い勝手が良いと思いますが、使い勝手に合わせて入れ替えてください。

接続しなかった方の分岐コックは流れないように遮断して完成です。

点滴式水合わせキット

使い方

作成した水合わせキットの分岐コック部分を水槽のふちに挟み込み、チューブが短い方を水中に入れます。
水合わせキットの使用例

接続していない方のコックが閉じていることを確認して、接続している方のコックは全開にします。

長い方のチューブを口で吸って、水が流れ出したら吸うのを止めてください。
(吸いすぎると水槽の水が口に入ります)

後はチューブの分岐コックを回して排出する水の量を調節します。

本キットを使った水合わせの方法

まずは購入した魚が入った袋を水槽に10分ほど浮かべて水温を合わせます。
水温合わせ中の魚
袋を空けてバケツに袋の水ごと魚を入れます。

本キットを利用してバケツに点滴をするように水合わせを行います。
水合わせキットのコックを調節することで水合わせにかける時間を調節できますので魚に合わせて調節しましょう。
点滴式水合わせで水合わせ中の魚

本キット使用上の注意点

水が入ったバケツバケツで水合わせを行いますので保温が効いていません。

そのため冬場、水合わせに時間をかけてしまうと水温が下がってしまい生体にダメージを与えてしまいます

冬場など気温が低い場合で且つ時間をかけて水合わせを行う場合は袋を浮かべたまま行う水合わせの方が良いでしょう。

まとめ

点滴式水合わせ方式は馴染ませる時間を簡単に調節できるため、水合わせがとても楽で正確になります。

とても簡単に作れて材料費も数百円なので、是非作ってみて水合わせに利用してみて下さい!

というか、↓売ってました!(=゚ω゚)ノ

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この記事へのコメント

  • 1無脊椎動物が、生かせない、助けて2021年11月26日 16:34

    海水水槽での利用の場合、サビは発生しないのですか?

  • 2犬水ジュン2021年11月29日 14:01

    >>1

    そういえばサビてないですね。
    使用後ちゃんと洗って塩を洗い流せば長持ちすると思います。
    (恐らくステンレス素材かと)

  • 3無脊椎動物が、生かせない、助けて2021年12月1日 17:33

    参考になります。ありがとうございました。

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