ツノガエルのための滝つき苔テラリウム制作ノート

ツノガエルのための滝つき苔テラリウムを制作しましたので、使う道具や作り方などを解説。
自然の小さな滝(湧き水?)付近をイメージしつつ、今回はメンテナンスのしやすさにも配慮してみました。
水中モーターや接着剤を使ったりするのでやや難易度高めです。
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完成したテラリウムのフォトギャラリー
完成写真はこちらになります。
右側には滝が流れており、水中モーターで水が循環しています。
左側にはツノガエルの隠れ家エリアとなっており、コケや植物を敷き詰めて自然観を演出。
「小川近くのカエルの住み家」をイメージしましたが、いい感じになったのではないでしょうか。
ちなみに入っているカエルは「ホオコケツノガエル」。
大きくならない小型のツノガエルでコロコロして可愛いです。
手入れのしやすさ
ソイルには強力に排泄物の汚れ(毒素)を吸着する作用がありますが、吸着する量は上限があり、ツノガエルには定期的な交換が不可欠。
今回のレイアウトでは前扉がついている「エキゾテラのグラステラリウム」ケージを使用し、かつケージ前面にソイルのエリアを設け、ソイル交換がしやすいようにしてみました。
前扉を開き「レンゲ」などを使えば簡単にソイルを交換することができます。
水の循環
見た目状の滝だけではなく、ケージ全体に水を循環させ綺麗な水を保てるように意識しました。
滝から落ちた水はソイルを通ることで、ソイルの吸着効果と濾過バクテリアの力で水が綺麗に保たれます。
また濾過バクテリアの活性と通気性(通水性)が良いことで病気の元となる悪い菌も抑えられています。
(いわゆる熱帯魚のフィルターのような働き)
カエルは土を掘って下に行くほど水に触れますが、単なる水たまりじゃなく循環している清潔な水なのです。
水中モーターをメンテしやすく
水中モーターを岩で隠すというのもメジャーなテクニックですが、万が一水中モーターにトラブルがあった時に非常に手間。
本レイアウトでは背部をセパレータで区切り、水中モーターの設置スペースを設けました。
こうしておけば水中モーターが壊れた時に、水中モーターだけ取り出せるので何かあった時に便利です。
作成に必要なモノ
本テラリウム作成に当たり、使用したものを以下に示します。
- 飼育ケージ
- ソイル
- 溶岩石と流木
- 各種コケと植物
- 造形君
- 水中モーターとエアーチューブ
- エピウェブ(epiweb)とハイグロロン(Hygrolon)
- グルーガン
順次説明していきますね。
飼育ケージ
今回は飼育ケージとして「グラステラリウム ナノキューブ」を使用しています。
(ガラス自体は20cm✕20cm✕20cm)
グラステラリウムは前面がフルオープンする飼育ケージで、ソイル交換などのメンテナンスが非常にしやすい製品です。
また少量ながら水を張ることができるので、その点も加味してこの製品をチョイスしました。
グラステラリウム以外でも構いませんが「水が一定以上張れること(水中モーターが動く)」と「前面がフルオープンできる」でケージであることは抑えておきましょう。
(片側ずつ横にスライドして開けれるのはメンテナンスがしにくいのでオススメしません)
関連「グラステラリウム ナノキューブ」レビュー!使い勝手など!
ソイル
ツノガエルの床材には「ソイル」を使用します。
制作ではニッソーのカスタムソイルを使っていますが、ソイルであれば何でも良いです。
特殊なものを除き、ソイルであれば排泄物の毒素を吸着する作用があります。
フロッグソイルとか吸着力が強そうで良いんじゃないでしょうか。
(想像です)
溶岩石と流木
滝の造形には「溶岩石」を使います。
熱帯魚ショップなどに売っていますので、小さいものを中心に様々な形を揃えましょう。
隙間などに差し込んでいったりするので、思ったより小さめにかつ多めにそろえておくのがオススメです。
また今回は隠れ家としてアーチ状の「枝流木」を使用しました。
こちらは植木鉢のかけら、バージンコルクなど隠れ家っぽいものであれば何でもOKです。
溶岩石だけで組み上げる事もできますよ。

各種山苔(ヤマゴケ)と植物
水中に使うコケではなくて陸上のコケ(山苔)を使用します。
今回使っているのは「アラハシラガゴケ」ですが、「ホソバオキナゴケ」でもOKです。
その2つはシラガゴケ属で、シラガゴケは芝生状の綺麗なコケで湿度・照度とも育成しやすくテラリウムでは定番。
また、お好みで観葉植物を用意しましょう。
本レイアウトでは「ネフロレピス ダッフィー、通称タマシダ」を使用しています。
(ホムセンの安いやつです)
造形君
「造形君」は水と練ることによりベタベタ貼り付けていくことができる「土」。
造形材と言われるアイテムで、コケ・植物を植える地形や傾斜を作るのに使用します。
ほかにもスドーから発売されている「クリエイトソイル」でも良いと思います。
極床 きわみどこ 造形君 4L
水中モーターとエアーチューブ
今回は滝を再現するために水中モーターである
「GEXのコーナーパワーフィルターF1」「水作のスペースパワーフィットS」を使用しました。
最初はGEXのコーナーパワーフィルターを使って進めていたのですが、水位が思った以上に必要としたので後ほど差し替えました。
スペースパワーフィットはかなり低い水位でも水を回せるので重宝しますね。


後の作成手順ではGEXのコーナーパワーフィルターを使っていますが、読み変えていただけると幸いです・・・_:(´ཀ`」 ∠):モウシワケナイ
あとは水中モーターと接続するためのエアーチューブを別途用意して下さい。
モーターから出た水を任意の位置(滝が吹き出る場所)に設置するために使います。
長いのが1本で大丈夫です。ハサミで切って使えます。
ちなみに黒い方が美観に溶け込むと思いますが、白いのでもうまく隠せばOKです。
エピウェブとハイグロロン
「エピウェブ(epiweb)」はスポンジ状の板です。
通常植物を壁に植える壁や地形作りに使われるアイテムですが、今回は水中モーターのスペースを区切るために使用します。
岩などで水中モーターを完全に埋めてしまうとトラブルがあった時に取り出せなくなり、ほぼリセットする必要があり非常に大変。
ケージの奥側にモーターを置くスペースをスポンジ板で区切って作ることにより、機器トラブルにも簡単に対処できるようにしています。
(実際の制作手順を見ていたほうが分かりやすいと思います)
また「ハイグロロン(Hygrolon)」は保水シートで、しっとり湿った状態を保ちコケやツル性植物を定着させることができる布です。
エピウェブの上に巻いていますが、造形君で塗ればそれで済むので使うかどうかは製作者次第に委ねます。(・∀・`)
(最近色々試してるので私の趣味です)
またどちらもややマイナーなアイテムなので、でかい粗めスポンジや園芸の鉢底ネット(しっかりしたやつ)などを使ったりしても良いと思います。
(エピウェブはアクアフォレストとかアクアテイラーズに売っている?)
グルーガン
今回の滝を作るにあたっての最重要アイテム「グルーガン」です。
ようはホットボンド。
熱で樹脂を溶かしてくっ付ける接着剤です。
溶岩石をくっつけたり、エピウェブをケージに固定するのに使います。
なお樹脂スティックは黒色または茶色のものを強くオススメ。
白いと溶岩石同士をくっつけた際に結構目立つのでダサくなってしまいます。
(本体自体は何でも良いですがあんまりデカいと小回りが効きません)
作成手順
それでは作り方を説明していきますね。
背部パネルを外す
グラステリアには背面パネルが付属してますが、今回は使わないので外しておきます。
セパレータを作る
本体背部の水中モーター用エリアを区切るためのセパレーターをエピウェブで作ります。
そのまま使うと厚いので半分に裂いて薄くしています。
薄くした後は大きなハサミで切れるのでケージに合わせてカット。
ハイグロロンがある場合は巻くことによりツル性植物やコケが貼り付けやすくなります。
(別に無くても可)
巻く際にグルーガンで固定すればガッチリ固定できますよ。

セパレータを本体に接着
出来たセパレータをグルーガンを用いてケージに設置・接着します。
接着位置は水中モーターが入る幅を確保するようにして下さい。
背面を大きく取りすぎると全面のレイアウト部分が少なくなるため、モーターが入るギリギリが良いと思います。

溶岩石を使って滝を作る
溶岩石たちをグルーガンで接着しながら滝を作っていきます。


簡単そうに見えますが、ここが一番大変でした・・・。
グルーガンはすぐ乾くのでそこは良いんですが、うまく噛み合う溶岩石探しがかなり頭を使います。
正直パズルゲームです。
私は半日ぶっ通しでやって頭が痛くなりました・・・。
日を改めながら休み休みやったほうが良いかもしれません(´・ω・`)
水分岐チューブの作成
溶岩石で滝の造形を作っている途中、水が吹き出る場所が決まったらセパレーターにハサミなどで切り込みを入れてエアーチューブを通しておきます。
(上部から引っ張ってきても構いませんが近い位置の方が固定しやすいと思います)


通したエアーチューブは適当な長さを切って、水中モーターに接続。
1本だと「ビシャアッ!」と強力に吹き出し使い勝手が悪くなっちゃうので、3~4本ぐらいチューブを通しておくとほどほどの強さで使い勝手が良くなります。
あとスペースパワーフィットはシャワーパイプとして9本の分岐箇所がありますが、使わない穴はグルーガンでふさいでおきましょう。
9本全部チューブで排出すると、1本の流量が弱過ぎ、微生物が付着して詰まりやすくもなってしまいます。


あとはチューブを適当に隠しつつ滝の造形を再開します。
陸地エリアの作成
滝が大体出来てきたら左側の地形エリアも作っていきます。
とはいえ大部分はソイルで埋めますのでソイルが滝壷(水たまり?)に流れてこないように、溶岩石で適当に囲めば基本的にOKです。
小さな溶岩石があれば隙間を塞ぐのに活躍しますが、ちょうど良いのがなければグルーガンで埋めてしまっても良いですよ。
ただし完全にふさいでしまうと水が流れなくなって溢れてしまうので、ソイルが崩れない程度に抑えるようにします。
右側はしっかりと塞ぐ
ここで少し気をつけて欲しいポイントが「水の流れ」。
右側の滝部分がスカスカだった場合、水は滝から出て左側の陸地に行かず、そのまま裏側へ行くような循環になります。
そうなると左側のソイル部分には水が循環しないので、細菌が溜まりやすく病気に繋がりやすくなってしまいます。
せっかく水中ポンプを設置しているのですから、水を循環させて細菌が溜まりにくくするのが良いでしょう。
イメージ的には上から流れてきた水が左側の溶岩石の隙間からソイルに入り込み、裏側に戻ってくるというというイメージでしょうか(前から後ろへ)。
なので右側はグルーガンと溶岩石でしっかり塞いで、ちゃんと陸地部分も水が循環するように工夫するとよりカエルが快適に過ごせるようになります。
あとは隠れ家となる流木も設置して、グルーガンで部分固定しています。
また、このあと造形君で地形を作っていきますが、造形君は流水だと崩れちゃうと思うのでソイルを入れる箇所を除き、あとは溶岩石で底上げしておくほうが良いでしょう。
そのほかのポイントとしてはツノガエルが潜って欲しくないところ(左の壁際とか)に溶岩石を設置して潜れないようにしています。
造形君の貼り付け
水と混ぜた造形材を適当に貼り付け、地形を作っていきます。
後でコケを植えるので盛りすぎないように考えて盛ると良いでしょう。
本レイアウトでは背部壁面に保水シート(ハイグロロン)を張っていますが、張らない場合は壁にも盛り付けるとシダ性植物を植えれるようになりますよ。
(盛り付けすぎると圧迫するので注意。↓の画像はやや盛りすぎですね。)

ソイルを入れる
コケや植物を植える前に陸地部分にソイルを入れていきます。
植えた後でも良いのですが、コケの上にソイルが散らばってしまうと美観を損ねますので先にソイルを入れておくのがオススメです。
コケ・植物
あとはコケや植物などを植えれば完成です。
コケはギュギュッと押し込む感じでOK.
植物は土を払って適度な大きさにバラし、ピンセットで造形君にブスリと挿していきます。


完成!
あとはモーターが作動するまで水を注ぎ、モーターを通電すれば滝が流れるようになります。
お疲れ様でした!
(結局壁面は何も植えませんでしたが、後日画像の通りウィローモスを挿しました。が、ほぼ増えていません(´・ω・`))

手入れ・メンテナンス
霧吹きと足し水
基本のお手入れは足し水を兼ねた「霧吹き」です。
「1日1~2回ほどシュシュッっと霧吹き」できれば山苔たちに水粒が行き渡り、コケを青々しく成長させることができます。
タイミングは照明前か昼が良いですね。
面倒であればモーターが空回りしだしたら足し水でもOK。
ただし山苔が白っぽくカサカサした見た目になってしまいますので、適度に霧吹きして青々しく育ててみるのが美観を損なわず良いと思います。
あと植物を植えているならば霧吹きなどで重点的に水を与えてあげましょう。
ソイルと水の定期交換
ツノガエルのフンの量に合わせて「定期的なソイルの交換」を行います。
ソイルには汚れを強力に吸着する力がありますが吸着する量には上限があり、使い切ると吸着しなくなってしまうので交換が必要です。
カエルの大きさにもよりますが数ヶ月~半年に一度ほどが目安。
ソイルを交換した際は同時に水も入れ換えて、より綺麗サッパリにしておきましょう。
熱帯魚用の水換えホースでも良いのですが、大きなスポイトを使うと作業しやすいですよ。

なのでカルキ抜きしておくのがベターだヨ!

- 霧吹きでコケと植物に水を与えると良い(できれば毎日数回)
- 水が蒸発したら足し水(霧吹き次第)
- カエルに合わせた定期的なソイルの交換(数ヶ月~半年に一度)

関連苔を綺麗に保つための苔テラリウム管理方法【お手入れ・メンテナンス】
おわりに、個人的な所感
前回「ツノガエルのための苔テラリウム」を作成し、制作内容を公開させていただきました。
関連ツノガエルのための苔テラリウム制作ノート【ベルツノガエル】
とても好評いただいたのですが、育ったツノガエルでは植物とコケの浄化キャパシティを大きく超え、定期的にソイルを交換しなくてはならず「結局管理が大変なのか・・」とガッカリさせてしまいました。
(スマンやで・・・)
※ソイルには排泄の毒素を強力に吸着してくれますが、吸着量には上限があるため定期的な交換が必要です。
「美観」と「管理のしやすさ」は反比例しがちですが、せっかく見た目を気に入って飼育しているのですから魅せ方・飼育レイアウトにもこだわりたいところ。
そこで今回のレイアウトでは「メンテナンス性も良く(ソイル交換しやすく)」、かつ「美観も良いテラリウム」というのを念頭に置きつつ作ってみました。
手入れが大変そうに感じますが前面がフルオープンするケージは手を加えやすいので、思っているよりもメンテナンスはしやすいハズです。
是非チャレンジしてみて下さい!
他のカエルのテラリウム作例:テラリウム制作ノート!
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コメント
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現在クランウェルツノベビーをソイル飼育しています。他にベルツノおたまもいます。
自分はプラケに底面フィルターを設置し、嵩ましもかねてその上にリング濾材ウールマットを敷き、その上に自作の鉢底ネットで作ったボックスにソイルを入れています。正面から見て右端にフィルターの排水口と水中ヒーター、それ以外の上部にソイルboxがある状態です。水深は10㎝ほどありますが、濾材とマットと3リットルほどのソイルで、ソイルの大半は水中にあるような状態ですが、表面はうっすら水がある状態です。個体が自由に動ける表面積は、個体の30倍ほどはあります。また、右側の水深が深い部分に落ちることのないようにしきりはしています。そのような飼育方法ですので、飼育水は一定の温度を保っています。温かい場所を作るために、側面にパネルヒーターも貼っています。
いつまでもこの飼育方法で良いのか悩んでいます。大きくなれば土壌飼育にしようか、テラリウムにしようかと…。
今回のテラリウム、水を循環させるという意味では私の飼育方法に通じるものがありましたので、とても参考になります。保温はどうされていますか?エアコンでしょうか?
自分は大量のソイルを入れることにより、長期的な環境保持を考えていましたが、あなたのように少量のソイルでこまめに交換するというのも参考になりました。これならば前回と違い、メンテも楽で長期的な維持がしやすそうです。
私はアクアリウムの考えが捨てられず、ツノガエルの糞をアクアリウムでいうバクテリアの力で分解することはほぼ無理だとおっしゃる方も見かけますが、土壌と水の循環が有ればウールマット飼育よりももっと簡単に飼育でき、ツノガエルにも負担がかからないような気がしますが、どう思いますか?
生物濾過に頼るためには、バクテリアの棲みかが必要なので、私は今現在は先ほどのべたような飼育方法にいたりました。個体に対して多すぎるソイルと多すぎる水です。
>1
>保温はどうされていますか?エアコンでしょうか?
何個もケージがあるのでエアコンにしています。
>ツノガエルの糞をアクアリウムでいうバクテリアの力で分解することはほぼ無理だとおっしゃる方も見かけますが、土壌と水の循環が有ればウールマット飼育よりももっと簡単に飼育でき、ツノガエルにも負担がかからないような気がしますが、どう思いますか?
可能だと考えています。が、魚の排泄量とツノガエルの排泄量を比べると、後者のほうが比べ物にならないくらい量が多いのでそれに見合ったフィルターは必要です。
同じツノガエル科のマルメタピオカガエルを飼っていますが、外部式フィルターで濾過材はほぼバクテリア定着材に変えて使っています。
「よくある市販の水中フィルター」という意味でバクテリアでは不可能というニュアンスであればあながち間違ってはないかと。
水張りスポンジだとメンテは楽なんですが、すぐ排泄物による毒素が半端ない量になってしまうのでとても小さい個体にしか使ってないですね。(臭い=毒素がヤバい)
個人的には現状ソイルによる吸着(と植物吸収)をメインに飼育しています。
>いつまでもこの飼育方法で良いのか悩んでいます。大きくなれば土壌飼育にしようか、テラリウムにしようかと…。
私はゴメス&東京様の今のやり方が間違っているとは思いません。
補足すると
・バクテリア方式だとどうしても「硝酸塩」という毒は処理できませんから、時折の水換えは不可欠
・フィルターを使っていてもフンの場所に水が循環しないと無意味
ということは注意したほうが良いかなぁと感じました。
(既にお気づきとは思いますが念の為・・・失礼致します・・)
あと水槽が大きいならセパレーター入れて水中ヒーターで温めても良いかなぁとも思います。
(水が循環していますし)
何なら小さなオーバーフロー水槽を使うのも良いかもしれませんね。
返信ありがとうございます‼
最初のコメントにも記入したのですが、水中ヒーターは使用しています。パネルヒーターよりも水中ヒーターで水を循環させた方が温度のムラや床材へのもりが少ないと考えてのことです。今回の記事を応用して自分なりの設備を整えていきたいと思います。
現在考えているのは、大きめのケースで滝部分の岩場を高めにして中央に設置し、右と左に分けて2匹飼育できたらな~と。滝の岩でセパレートしますが、小さい間しか無理だと思います。糞の量を考えると…なので、悩んでいますw
また新しい記事を楽しみにしています。
生体に負担をかけない飼育を自分でも考えています。ウールマット飼育でしょっちゅう水換えはストレスになりそうなので(T-T)
返信ありがとうございます(^^)とても参考になり、励みになりました‼
これからも応援しています‼
>3
水中ヒーター見落としました・・_:(´ཀ`」 ∠):シツレイシマシタ。
生き物に最適解はありませんから個体の様子を見ながら工夫ですよね。
同じテラリウムでも気に入って巣穴から中々出ない良質なテラリウムかと思えば、別の個体を入れると大暴れする場合もあり、こう作れば万人にOKというのは難しく思います。
あとは飼育者の立場によっても変わります。
とれる時間の都合や苦痛に思える作業、目的によりテラリウムよりウール飼育の方が適している場合もあるわけです。
(コレクション目的であればウール飼育やソイルの方が良いハズ)
1つの参考になりまして嬉しく思います(_ _ )ありがとうございます!
はじめまして。
初心者の私にも分かりやすく丁寧な説明で、とても参考になり、頑張って挑戦してみようと思えました。
記事からかなり経ち、質問どうかと思ったのですが、ダメ元で書き込みしました。
初心者なので、的外れや失礼な質問かもしれませんがお許し下さい。
仕切りのスポンジですが、定期的に交換しないとダメですか?
循環しててもスポンジに汚れが溜まらないかなぁと‥
スポンジではなく、ケージに付属している背部パネルで仕切ってみようと思うのですが、その場合何か無理がありそうですか?
アドバイス頂けるとありがたいです。
よろしくお願いします。
>>5
全然OKです。Twitterの通り僕はまだ活動しております。・ワ・
> 仕切りのスポンジですが、定期的に交換しないとダメですか?
ご指摘どおり長期運用していればいずれ詰まる時がきます。
このレイアウトではカエルがデカくなって穴から逃げがちになったので、そこまで確認することは出来ていませんがいずれ詰まるのは確かにそうです。
(長期利用であれば30cmのグラテラをオススメします)
> スポンジではなく、ケージに付属している背部パネルで仕切ってみようと思うのですが、その場合何か無理がありそうですか?
大丈夫だと思います。
ただ1つ考えておきたいのが水の循環です。
カエル付近の土に水が循環しなければばい菌が繁殖しやすく、クソを放置しがちだといわゆるレッドレッグ症と呼ばれる細菌感染症につながる可能性があります。
カエル付近の土は定期的に変えるようにするか、穴あけ場所を工夫して水流の流れを理想的にするかなど試みてみると良いでしょう。
・ワ・
お返事ありがとうございます。
大切なのは1番に水の循環ですね!
その為のスポンジ使用だったんですね。
植物を植える前に水を流し確認するようにします。
完成までには長い道のりになりそうですが、それも楽しみです(^^)
とにかくカエルの気持ちになって、良いお家を用意できるように頑張ります!
これからもご教授下さい。
よろしくお願いします。