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水草水槽に適切なCO2添加量は?水槽別の目安や入れ過ぎた場合など

パレングラス・イージーのバブルカウンター

CO2の添加量の考え方や判断材料について解説。

水槽別の目安や入れすぎの見分け方などを説明しています。

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添加量の目安

CO2拡散器から出るCO2CO2の添加量は水槽の環境によってマチマチです。

光量が多い場合はそれに合わせて二酸化炭素を多く添加する必要があり、逆に抑えめであれば多く添加したところで光合成できないので意味がありません。

また成長の早い水草が多いほど消費される二酸化炭素の量も変わってきますので一概に「この水槽サイズならこれっ!」とは決めることが出来ないのです。

おおまかな目安

パレングラス・イージーのバブルカウンターとはいえ大まかな目安は欲しいところですよね。目安としては以下の通りになります。

30cm水槽:1秒0.5滴~1.5滴
45cm水槽:1秒1滴~2滴
60cm水槽:1秒2滴~3滴

これを元にご自身の環境に合わせて添加量を決定します。
強いライトを使っているのであれば上記の範囲内で多めにしたり、逆に抑えたり・・・。

あくまで目安なのでこれより多くなっても構いません。

添加しすぎるとどうなる?

赤いヤマトヌマエビ多少添加し過ぎた場合では問題は起きませんが、あまりに添加し過ぎると水質に悪影響があり生体にダメージを与えます。

添加のし過ぎの目安となるのがエビです。

エビは水質変化に敏感な生物なので、環境が悪くなるといち早く影響が出ます。

CO2の添加量を増やしてエビがポツポツと死ぬ場合は過剰添加を疑った方が良いです。

酸素と二酸化炭素は別々に溶ける

エアーレーション二酸化炭素を添加しすぎると酸欠になるような感じがしますが、酸素と二酸化炭素は別モノなので二酸化炭素の添加により酸素が逃げてしまうということはありません

むしろ二酸化炭素を多く添加すれば、水草はそれだけ光合成により酸素を作るので水中の酸素量は増えます。

ただし機器のトラブルでCO2がバコバコ添加されてしまった場合はこの限りではありません。

二酸化炭素がバコバコ添加されてしまった場合

ADAのCO2ボンベCO2が馬鹿みたいに添加されてしまうと水中にいる生物は呼吸ができなくなってしまいます。

エラは二酸化炭素を排出して酸素を取り込む器官ですが、水中にある二酸化炭素濃度がかなり高いと体内の二酸化炭素を水中に溶け込ませることができず、エラによる二酸化炭素の排出ができなくなってしまうのです。

そうなってしまった場合は魚のみならずバクテリアも全て死滅してしまうので水槽は崩壊してしまいます。

ただし通常の範囲内で多めに添加する場合は上記のようなことは起こらないので安心して下さい。

エラ呼吸について詳しく:魚のエラ呼吸の仕組み。陸上で呼吸出来ない理由とか。

添加量を増減して調整していくのが正解

身も蓋もないことを言うかもしれませんが、適切な添加量は実際に添加しながら調整していくのが正解です。

そもそも使用しているバブルカウンターによって泡の大きさというのはマチマチ。
そのため1秒何滴という尺度はおおざっぱな目安にしかなりません

先述した目安をベースに添加量を一旦決め、多い方・少ない方をしばらく試してみて成長が早かったか?コケは付かなくなったか?エビに影響はないか?などを観察しながら自分の水槽にあった量を調節していきましょう

水草にとっては使いきれないくらい多い濃度の方が調子が良く、濃度が高いと二酸化炭素を取り込むためのエネルギーも少なくなるため余ったエネルギーで成長が加速します。

ただ多いと二酸化炭素のボンベもそれだけ消費が早くなりますし、そのあたりも含めて自分にあった添加量を、です。

まとめ、個人的な所感

パレングラス・イージーのバブルカウンターCO2の添加量というのは環境によって変わりますが、目安は以下の通り。

30cm水槽:1秒0.5滴~1.5滴
45cm水槽:1秒1滴~2滴
60cm水槽:1秒2滴~3滴

大体上記の量が多いです。
これをベースにして、光量が多め・コケが葉につきがちなら増やしたり、CO2ボンベを節約するために抑えてみたりと自身の環境に合わせて調整し、自分の環境にあった添加量を探していきます。

CO2は多いくらいの方が調子は良いですが、多ければそれだけボンベを消費します。

あまり多すぎると生体に影響が出ますが、バコバコ添加しない限りは基本的に気にする必要はありません。

水質の変化に最も敏感なのはエビなので、エビの様子を見ながら添加していくと良いですね。

こちらもオススメ:水草のカット、トリミング方法。ボリュームを出すコツやハサミ等

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コメント
  1. 匿名 より:

    「滴」ね

    CO2を過剰添加すればO2は逃げますよ。
    飽和度でググって

    • 犬水ジュン より:

      ご指摘ありがとうございます。
      修正致しました!

      確かに理論上溶ける最大量はあるハズなのですが、CO2機器の破損などにより大量に放出した場合はエビや魚などにダメージがあるのも事実です。

      水質の急変のため?pHがガクンと下がるから?ということは多めのCO2添加した場合は機器トラブルで大量放出が起こっても問題が出ない?ぅーん・・・。

      とはいえエアーレーションのごとく大量に添加してもエビなどが増えている環境の人もいますし、過剰添加は考えなくても良いのかも知れませんね。

    • 犬水ジュン より:

      失礼しました。O2ですね。

      ワードを変えたりして検索してみたのですが、イマイチ核心のついたページが見つけられませんでした。

      推測するに水に溶けうる物質の量は総量が決まっているということでしょうか?
      だとしたら各種微量元素も過剰添加で失われそうですね。

      60cm水槽で秒間5滴で運用している人もいますので、問題になるのはそれ以上かと思いますが、どのくらいのラインでしょう・・・(´・ω・` )

    • 犬水ジュン より:

      引き続き調べていましたが、二酸化炭素を添加することで酸素が逃げるということは無いのではないかと思います。

      エラによる呼吸方法に着目してみました。

      エラが酸素を取り込み二酸化炭素を排出しますが、エラによる二酸化炭素の排出は水中に溶け込ませることで体外へ排出します。

      しかし過剰に二酸化炭素が溶け込んでいる状態だと「エラの二酸化炭素濃度<水中の二酸化炭素濃度」になってしまい溶け出すことができない状況になります。

      つまり酸欠に見えるのは酸欠では無くて、体内の二酸化炭素が排出できない、というのが正しいと。
      二酸化炭素機器が壊れて過剰添加となった場合、水面をパクパクするのは酸素を取り込もうとしているのではなく、泡立たせて呼吸ができるCO2濃度にした水を取り込もうとする行動であると推測できます。

      ただ通常の範囲で添加量が多いぐらいでは体内の二酸化炭素濃度を超えることは無いので、通常使用している限りでは上記のような問題は起こらないみたいですね。

      上記内容を簡潔に追記致しました。

      今回のご指摘で非常に理解が深まりました!ありがとうございます!

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