サテライトでリフジウムを作ってみた!メリットやオススメの海藻など!

立ち上げて数か月はなかなか硝酸塩が下がらない・・・。

しかし魚を増やしたい気持もあり、立ち上げは我慢との闘いです。

何とか立ち上がるまでのスピードを短縮できないかと思い、そこでサテライトを利用した簡易リフジウムを作ってみました!

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リフジウムとは?

簡易オーバーフロー、スレンダー450を利用したリフジウムリフジウムとは「本水槽と接続された隔離水槽のひとつであり、海藻が繁茂した隔離水槽」のことです。

海藻が茂った水槽はリフジウムと呼ばず、隔離水槽であることもリフジウムの要素です。

リフジウムのメリット

繁茂した海藻リフジウムは海藻が繁茂しているため、魚のフンやコケのもとになってしまうリン酸やケイ素などの養分を海藻に吸収してもらうことができます

また隔離水槽でもあるため、ケンカした時の隔離としても使用することができるメリットもあります。

リフジウムに関しては他にも様々なメリットがありますが、説明を割愛します。
興味がございましたら以下をお読みください。

関連リフジウムとは!?メリットとオススメの海藻、作り方について!

リフジウムを設置する理由について

30cmハイ水槽設置する予定の水槽には小さなスズメダイが2匹入っていますが、硝酸塩濃度はしばらく20ppmで安定して上がりも下がりもしていません
ちなみに立ち上げて1ヶ月半ぐらいです。

魚を増やすと硝酸塩が増加傾向になって水換えする必要が出てくるため放置しています。
水換えすれば魚を増やしても良いんでしょうが面倒くさがりなので・・・。

リフジウムを設置すれば硝酸塩が下がり始めるんじゃないか?と期待しています。

サテライトを使った簡易リフジウム

リフジウムは大掛かりな水槽を用意せずとも作ることが可能です。

スドーから発売されているサテライトを利用して簡易リフジウムを作ります。

スドーのサテライト

スドーのサテライトのパッケージサテライトは外掛け式の隔離水槽でアクアリウムではもう定番のアイテムですね。

隔離水槽としてだけでなくスペースを利用して水草のストックや濾過フィルターとしても使えるので汎用性が高いです。

サテライトを駆動するためにはエアーポンプが必要なのですが「水作の水心SSPP-3S」を使用しています。

使用した海藻

ウミブドウリフジウムで使われる海藻は「ジュズモ」と「ウミブドウ」のどちらかになります。
他にもあるのですが大体先述した海藻が使われます。

どちらも成長が早くて丈夫なのでリフジウムに適した海藻になっています。

今回はメイン水槽で余ったウミブドウを使用することにしました。

ウミブドウは入手も簡単で海藻の中では最も安価なのでオススメの海藻です。

完成した簡易リフジウム

サテライトを利用したリフジウムサテライトをセットしてウミブドウを入れるだけの簡単なリフジウムです。

30cm水槽ですが照明はグラッシーレディオのRX122リーフ24Wと十分な光量があるため、あえてリフジウムに照明は設置しませんでした。

光が当たりやすいような位置に設置しています。

・・・

が、写真で見るとやっぱり弱めですね。
専用の照明を置いたほうが良いと思います。

気になる効果は!?

簡易リフジウムを設置した後の経過報告です。

コケが減った

30cmハイタイプ水槽のレイアウト設置して一週間たちましたがコケ、特に茶ゴケが生成される量は明らかに減っています

今までは数日に1回掃除しなくては綺麗なガラス面を維持できませんでしたが、リフジウムを設置してからはあまり汚れなくなり一週間に一度のガラス掃除に抑えられています。

苔の主な栄養は硝酸塩やらケイ素、リン酸ですが、海藻が吸収するのは硝酸塩だけでなくそれらも吸収するためコケの発生が抑えられているようです。

更にかたーいコケが生えなくなっており手でなでただけで綺麗になるようになりました。

リフジウムスゴイ(¬з¬)

硝酸塩濃度

悩んでも解決しない黒子社員一週間後に計測を行いましたが20ppmと変わらず・・。

まだ海藻が十分成長していないのでエンジンがかかっていないかと思って更に二週間後に測定しました。

結果としては20ppmとまた変わらず・・・。

コケの勢いが激減したので硝酸塩もかなり減ったのではと期待しましたが残念・・・。

硝酸塩が減らない理由

プロテインスキマーはベンチュリー式の外掛けを使っているのですが、水流ポンプをつけていないためパワーを引き出していないのでは?と考えています。

いくら強力なプロテインスキマーをつけたところでゴミがスキマーに行かなければ意味がありません。

リフジウムの海藻たちは頑張ってくれているのですが、スキマーの取りこぼしが大きいため効果が見えてこないという感じです。

結果の振り返り

サテライトのウミブドウウミブドウは設置時の2~3倍くらいに増えました

簡易リフジウムを設置したことでコケの発生が大幅に抑えられました

数日に1回ガラス面を綺麗にしないと鑑賞にはとても耐えれませんでしたが、今では2週間ぐらいでもまぁ見れるレベルです。

しかしながら硝酸塩濃度の低下には効果が見られませんでした。

おそらく効果は発揮しているものの±0で効果が見えなくなっているものと思います。

というより先に水流ポンプをつけるべきですね。
水流を作ればプロテインスキマーにしっかりゴミがいくことになりますので、硝酸塩の量をグググッっと減らせるハズです。

硝酸塩の生成量が減ればリフジウムの効果が目に見えて現れてくれるのではないかと思います。

硝酸塩を減らすためには以下の順で実施するのがオススメです!

1、プロテインスキマー
2、水流ポンプの設置
3、リフジウム

  • 簡易リフジウムを設置することでコケが格段に減った
  • 硝酸塩を低下する効果を発揮させるためにはまずプロテインスキマーと水流ポンプの設置がオススメ

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